
ネット銀行住宅ローンはいくら得するか
昨日お客様から言われました。なんと言われたのかといえば『なぜみんな0.5%台の住宅ローンがあるのに0.9%なんでしょうね』でした。
普通に考えて金利が高いローンと低いローンでどちらを選ぶかというと低いローンを選ぶと思うのですが熊本ではそうではない現象があちこちで起こっています。
なぜこんなことが起こるのか?その理由は3つです。
1、ネット銀行を知らない 2、ハウスメーカーの言われるがまま住宅ローンを契約している。 3、知っているがどうやればいいのかわからない
問題は3で申し込んでみたのはいいが仮審査は簡単なのですが本審査以降がわかりづらくしかもめんどくさくいので結局0.9%のローンになったりしているのです。
それでも決して悪くはないのですが同じマイホームを購入するならコストは低い方がいいと思うのが普通の考え方ではないでしょうか。
そんなFP永野の考え方を反映してか当オフィスのお客様の住宅ローン金利は大半が0.6%台かそれ以下となっています。
そう住宅ローンの選択で金利を優先しているのです。(フラット35希望の方を除く)では金利差は月の支払額にどのくらい影響を及ぼしているのか。
実際のお客様の数値を使って計算して見ます。
ローン金額 4200万円 支払い年数35年
金利 0.517% 月109,341円
0.9% 月116,612円 差額月7271円
月7000円としてざっと計算すると294万円の差が生まれることになります。厳密にいえば団体信用保険で違いがありますので保険の見直しをすればもっと差は小さいですが金利ではこうなります。
では住宅ローンでネット銀行を使って生み出した?月7000円の差を貯蓄では294万円になりますがそれをiDeCoにしたらどうなるでしょうか。
iDeCoで運用益+節税
平成29年11月現在世界株高現象が続いております。いつまで続くかわかりませんが日本の大企業の業績発表を見ていると好景気と言えるのではないでしょうか。
例えばソニーの株価の推移を見てみると業績発表後に急騰。それが数日続いていました。もしかしてソニー復活?と思わせるような動きでした。
それに伴い日経平均株価も上昇の一途となっており久しぶりに23000円台に載せる動きでありiDeCoで運用している方は株高による恩恵を受けているかと思います。
ではiDeCoでの運用とはどのようなものなのでしょうか。実際に確定拠出年金暦10年以上の私の数字を恥ずかしながら見せてわかりやすくします。
私の場合は対して大きな金額の運用ではないので小回りを効かせて年7%の運用を目指しています。そう、たいしたことない運用を目指しています。年間14万円殖やせばいいのでさほど難しくはないし、リスクもとってないです。
月7000円を35年間貯蓄すると290万円貯まると書きましたが、運用がうまくいき7%で運用できたとすると1049万円になります。
そこまで行かなくても4%でに569万円になるのでこれまた馬鹿にできない金額になります。そう、月7000円はすごい差でありこれを元に人生を変えることも可能なのです。
ですが実際には運用をやったことのない人には7%どころか4%でも大変かもしれません。今は驚くように株価上昇を描いていますがかつてはリーマンショックの時のように大暴落だってあります。
ただしiDeCo(確定拠出年金)は運用益はどうなるかわかりませんが所得税や住民税には間違いなく効果があります。
住宅ローン控除がある10年間は所得税には効果はないかもしれませんが住民税には効果がありますので所得税より高い住民税が少なくなるだけでも十分と言えます。
今月もネット銀行の申し込みが多くなってきます。相談料も1本化したのでお客様だけでなく当オフィスも説明しやすくなりました。
今週も頑張ります