
0.93%!フラットへの借り換え条件が揃った?
変動金利で借りている方は金利が上がりそうになったら固定金利(フラット35)に借り換えしようと考えているのではないでしょうか。
ですが実際は金利上昇というのは雑誌などで聞きますが日本銀行の政策を見る限りその気配は微塵も見えないのが実情です。ですが、昨日フラット35の金利を見てびっくりしました。
一時期の10年固定並みに下がってきました。20年以下なら0.85%(平成28年7月現在)です。これを見ていると現在の住宅ローンの条件次第では既に長期固定のフラット35に借り換えてもいいのではないか。
その条件とは 1、変動金利で0.975%以上 2、ローンの残年数が20年 3、当初の住宅ローンの諸費用を頭金で支払った方
シミュレーション
10年前に3000万円の住宅ローンで35年払い金利0.975%で購入していたとします。月の支払いは84,337円です。10年経過している場合の残高は約2245万円です。
これをフラット35で25年払い、金利0.93%で借り換えたとしましょう。
10年前に3000万円 0.975%で借りた場合
変動金利 0.975% 月 84337円 残高 2245万円
フラット35に借換えた場合 0.93%
フラット35 0.93% 月 83898円 その差 439円
このほかに手数料(2.16%)や団体信用保険を加えると変動金利より多く支払うことになりますが、固定金利に変えるタイミングを計っていた方にとっては絶好の時期と言えるのではないでしょうか。
ただ、借り換えメリットがお金のみという方にとってはあまりメリットはありません。
実際にフラット35に借り換えをする場合は最初の購入時の住宅ローンで諸費用もローンで借りた場合対象外になるなど制約が幾つかありますのでケースバイケースでご相談ください。
何れにしても『金利が上がったら固定金利に借り換え』と不動産屋さんに言われて購入したのですがネットなどを見ているとそれはマーケット的に無理ということが書かれています。
しかし金利が下がってこれが現実になってきました。もしいつの日か長期固定金利に借り換えたいと思っていた方にとってはフラット35の金利が条件次第でできるレベルになったと言えるかと思います。
デメリットも考慮の上、検討してみたらいかがでしょうか。弊社ではフラットに変えた時の借り換えメリットをシミュレーションしています。ご興味のある方はお問い合わせください。
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