
敷居が高そうに見えるネット銀行の利用
最近は当オフィスのお客様ではネット銀行を利用する方が増えています。魅力はなんといっても低い金利。変動金利で0.5%は月々の支払いが安くなり家計に優しいですね。
月の支払いが5000円程度違うとそれこそトータルでは200万円以上の違いがでることもざらにあるのが住宅ローンです。しっかり自分に合うローンを選びたいところですね。。
では低金利で利点も大きいネット銀行ですが欠点はなんでしょうか。
実際に利用したお客様のアンケートから見ると『自分でやるのにはハードルが高い』ということです。では当オフィスに来て私と一緒にネット銀行を利用したお客様がどうだったか
今回はそのあたりをお客様へのインタビューの経験より説明します。
申し込みの必要書類
ネット銀行にかかわらず住宅ローんはまずは仮申し込みをします。だいたい3営業日くらいで返事が来ます。次に本申し込みをして承認が出ると金銭消費貸借契約となり決済という順序になります。
お客様が面倒くさいと感じているどこか。
それは本申し込みのときの必要書類です。必要書類とは例えばこんな感じです。
1、土地・建物の登記簿謄本 ・・・ 法務局 2、公図 ・・・ 同 3、所得証明書 ・・・ 役 所 3、住民票 ・・・ 同 4、印鑑証明 ・・・ 同 5、不動産売買契約書 6、重要事項説明書 7、工事請負契約書
いかがでしょうか。
初めてマイホームを建てる方や不動産に馴染みがない方には何の書類かわからないですよね。そしてどこでどうやって取得すればいいのか不安ではないですか。
実施に当オフィスのお客様も法務局や役所から私に電話をして確認しながら取得しています。それはそうですよね。法務局なんて行ったことない人も多いですからね。
でも安心してください。今や不動産謄本もネットで取得できる時代です。私も使っていますが慣れると簡単ですよ。
登記情報提供サービスを利用する
メリット 1、自宅にPCとプリンターがあれば取得可能 2、手数料が安い 3、21時までできる
ネット銀行の借り換えで使う場合は少し注意が必要です。
1、必ず共同担保目録の要にチェックをすること
2、全部事項にチェックをすること
借り換えでは重要な売買契約書のチェック
最近、借り換えで困った問題を数件抱えております。それはお客様の信用情報、収入などには全く問題はないのですが当時の住宅ローン契約に問題があり借り換えができないというケースが頻発しています。
まずは住宅を購入した時の売買契約書・重要事項説明書もしくは工事請負契約書をご確認ください。当初住宅ローンを契約した時の住宅ローン金額と売買契約書の金額が同じもしくは少なければ問題はありません。
○ 当初の住宅ローン金額 < 売買契約書 (土地・建物の金額
しかし当初の住宅ローン金額の方が売買契約書の金額より多い場合があるのです。簡単に言えば住宅ローンに諸費用などを入れた時の話です。その場合は売買契約書に記載がある金額以外の明細書が必要になります。もっともこのケースではフラット35への借り換えはできません。
当初の住宅ローン金額 > 売買契約
その場合は購入した住宅メーカーに聞いてください。大手ハウスメーカーではないと思いますが注意が必要です。フラット35で住宅ローンを組んでいる方は特に注意が必要です。
めんどくさい方は一緒にやります!
ネット銀行の低い金利で借り換えをしたいのですが敷居が高いと考えている方が多いのも事実です。ですが少しでも家計に優しくしたい場合はネット銀行の住宅ローンは有効です。
ネット銀行に電話で相談できますが質問したくても何をどう話していいのかわからないのが当たり前です。もし不安なのですが金利の低さに魅力を感じている方はご相談ください。
当オフィスでは仮申し込みから借り換え終了まで一緒にやります。
月5000円、合計で200万円も違いと老後資金に大きな影響をもたらします。賢く住宅ローンを選びたい方はお電話ください。
永野FPオフィス 0120−929−943 担当 FP 永野 修