
家計改善にウルトラCはない
先日お客様とお話をしていたときに格安スマホの話になった。そのお客様は頻繁にチェンジしている様で使い心地はと聞くと問題ないということでした。
私も2つのスマホのうち1台は格安スマホでパーフェクトとは言わないけどまあいいかなというレベルです。3000円くらいなのでいいかと思っています。
そんなあるときお客様から家計の相談を受けた。スマホ代の高さが目に着いたので前出のお客様の話を出してスマホ見直しを提案したら出て来た言葉が『めんどくさい』でした。
そう、この『めんどくさい』がこのお客様の家計が苦しい原因なのです。
他に何かないでしょうかとまるで簡単に支出が現象するウルトラCが存在していてそれを探している様なのです。残念ながらそんなものは存在しません。
『めんどくさい』提案をいくつかしましたが反応はイマイチでした。
めんどくさいを乗り越える見返りとは
収入が支出以上に増えれば『めんどくさい』で済むのですが今はなんと言ってもコロナ禍の緊急事態中です。そう簡単に収入は増えないどころか減ることさえ考えなければならないのが大変なところです。
この『めんどくさい』を乗り越えて支出の見直しをしないといけない状況下でも自分の心にある『めんどくさい』を消化することができない様です。
ではこのめんどくさいを乗り越えた場合に実際どのくらいの効果があるのでしょうか。提案できることは本当に10から20はあるのではないでしょうか。
私はFPなので再三に渡ってお話ししているのはこの3つです。
1、住宅ローンの見直し 2、上記の団信を利用した保険見直し 3、カードのポイント投資
例えばいまだに住宅ローンの金利が高い方がいます。1番効果があるのはフラット35からネット銀行への借り換えなのはすぐにわかります。
でも1度もこの相談を受けたことはありません。なぜなら『めんどくさい』に並ぶ言葉がもう1つあるからです。それは何かといえば『心配』です。
もし金利が上がったらどうする?
こう考えたら不安で仕方がない様なのです。でもそれが実現する前に家計が破綻したり大学などの進学のための教育資金が出せなかったらそんなこと言っている場合ではないのです。
まずは生き残ることであり、生活することです。ではフラット35の固定金利をどうすればいいのでしょうか。それはフラット35からフラット35への借り換えで効果があるかの検証です。
こういうとまた『めんどくさい』が出て来そうですがそれはFPに任せればいいだけの話です。任せたついでに保険の見直しもやってしまいましょう。
楽天カードのポイント投資の意味
私は法人の税金や購入から個人の買い物まで楽天カードで決済しています。なのでポイントが結構たまります。多くのお客様はそのポイントで買い物をしている様ですが私はそのポイントで投資をしています。
毎月3万円将来のために積立で投資信託を購入していますが投資信託もカードで購入しています。様々な買い物で貯まったカードのポイントを上記の様に投資信託を購入しているのです。
3万円のうち3956円はポイントからの投資です。つまり毎月ポイント分節約になっているのです。26004円の支払いで3万円分の投資信託を購入できているです。
仮に毎月3500円分のポイントなら年間42000円の節約です。この年間42000円のポイントに利益が乗ればそれこそもっとお得と言えますね。
もし生活が大変になった場合この投資信託を解約すれば現金化できます。つまりカードのポイントの現金化にも使えます。
『住宅ローンの借り換え+生命保険の見直し+楽天カードポイント投資』の3つで月に2万円程度楽になれば年間24万円、5年で120万円、10年で240万円です。
これでもまだ『めんどくさい』といいますか?
効果はわかったがめんどくさい場合
このめんどくさいをFPである私が代わりにやるならどうでしょうか。もちろんできることには限りがありますがそれでも効果を享受できることでしょう。
最も『めんどくさい』といつまでいってられる状況なのか?健康状態が悪くなれば住宅ローンと保険の見直しはもうできなくなります。
またコロナでもし年収が大幅に下がっている場合は住宅ローンの借り換えがうまく行かない可能性が高いです。だからこの3つを効率的にやるには年末までのあと2ヶ月しかないのです。
そう考えるとこの2ヶ月間があなたの家計を決めることになるのです。これでもまだ『めんどくさい』をいい続けますか?それは自由です。
この大変な状況を乗り越えるには辛抱も必要です。たった2ヶ月間だけでも『めんどくさい』を封印してみてはいかがでしょうか。
今しかないのですから
通話無料 0120−929−943 担当FP 永野 修