
下がり続ける住宅ローン金利
日本銀行が1月にいわゆるマイナス金利を発表してから金利に関するニュースが増えてきました。住宅ローンの指標となる新発10年国債利回りは2月26日現在ついにマイナスに突入しました。
すでに預金金利も0.02%から0.001%へと変更になっていますので金利なしと言っても過言ではない時代の到来です。普通預金にお金を眠らせる方にとっては受難の時代とも言えます。もう金融の知識がないということはお金が増えないことを意味しており金融のプロであるファイナンシャルプランナーにとっては腕の見せ所と言えます。
この低金利を通り越してマイナス金利の中どうすれば賢く生きていけるのでしょうか。今日は住宅ローン金利のお話をしたいと思います。
0.975%はランキング外
住宅ローンの変動金利は1%を切れば低金利と言えれていたのはそんなに昔のことではありません。それが0.775%になっていたのですが現在ではもう0.6%台です。ネット銀行に至っては0.5%台も存在します。
ソニー銀行、住信SBIネット銀行などのネット銀行が0.5%台となっていますが0、6%台に東京三菱UFJ、みずほ、りそななどのいわゆるメガバンクが続いています。
熊本で見る0.975%はこの表には出てきません。熊本でも低金利である0、5%から0.8%の変動金利を選べるようになってきました。
ただしもちろん誰でも使えるわけではありません。この表には出てきませんがイオン銀行などは年収400万円以上となっていますし、その他給料口座の変更など条件がありますので注意して使って欲しいものです。
次に気になるのは変動金利0.975%と0.625%の月の支払いにどのくらい差があるのかでしょう。
0.975%と0.625%の差はどのくらいあるの?
例 3000万円 420回で比較しています。
変動金利 0.975% 月 84,337円 総額 35,421,384円 0,625% 79,544円 33,408,564円 (その差201万円)
月4793円の違いはいかがでしょうか。総額の違いは約200万円です。公務員の方や上場企業の方、年収の高い方は保証料なしと言われることがあります。保証料は200万円以上にならないかと思います。
仮に保証料なしと言われても金利0.35%の差は大きいと言えるのではないでしょうか。ですがもちろん住宅ローンは金利だけで選ぶものではありません。長期固定金利で安心したいのであればフラット35を選択した方がいいですし、変動金利でも低金利がいいと言っても審査に通らないと意味がありません。
まずは自分にあった住宅ローンを考えるためにも、マイホーム購入や住宅ローンを見直すこの機会にでも自分の家計を見直しためにもライフプランを作成してみるといいです。
住宅だけでなく生命保険も教育資金も一緒に見直すことによりいっそうマイホーム購入や住宅ローン見直しが効果的に行えます。
1度作成してみてください。もし作成がわからない、もしくは自分では面倒くさいという方はプロに依頼してみてはいかがでしょうか。弊社でよければご連絡いただければお作りいたします。