
住宅購入時の自動車保険の見直し
今月に入ってから震災での住宅建て直しや従来よりマイホームを購入しようとしていたがこの震災を機に本格的に購入しようと決断。相談に見える方からの相談が相次いでいます。もちろん住宅を買うことのみを推奨しているわけでもなく売る話もあります。
マイホーム購入相談ではまず最初に予算の策定をいたします。それにはお客様の家計に関する情報をいただかなければならずに収入と支出の資料を頂いたりしています。それにより住宅ローンのことだけでなく教育費や老後資金も一緒に考えることができますし、貯蓄計画もできるというものです。
先日マイホーム購入相談でお客様のご自宅に伺い住宅資金計画作成に必要なことをヒアリングしたり資料をもらっていた時のことです。『自動車保険の証券を見せてください』といったところやはり大事な保障や特約が抜けていたので追加してもらいました。
マイホームを購入した後に知らないという名の『エラー』は許されません。例えば自動車事故により自動車保険がしっかりしていなかったばかりに支出するということがあると家計に圧迫感を感じるようになってしまい、それが教育費や老後資金へと影響が出てしまいます。
では本日は自動車保険ではどこをチェックすればいいのかと解説します。
住宅購入後の自動車保険
お客様に自動車保険を見せてもらう時に注意しているところがあります。知っていれば簡単にできることです。それはこんなことです。
1、通販は使わない 2、人身傷害特約は5000万円にする 3、弁護士特約・個人賠償責任保険をつけること
1、通販は使わない
自動車事故の相手は選べません。いい人もいればそうでない人もいます。また相手は自動車保険に入っていないなど様々なケースが存在します。通販のいい点は保険料が安いことですがその分事故処理に欠点を抱えていることが多いです。
住宅購入後はとにかく無駄なエラーは避けなければなりません。プロの代理店から加入し事故処理をしっかりしてもらうことで自分と自分の家族、家計を守っていただきたい。そこはお金を惜しむところではない!そう思うのです。
2、人身傷害特約は5000万円にする。
お客様の自動車保険の証券を見ていると3000万円になっている方が多いのですが実は3000万円と5000万円での保険料の違いは本当にわずかです。自動車事故は死亡は減っていますがけがは増えています。特に後ろからぶつけられて脳を揺すぶられれると障害が出ることだってあります。
そんな時にはできるだけ多くの資金が必要になります。歩行ができなくなって勤務ができなくなっても住宅ローンの支払いは止まりません。3000万円から5000万円にしておいてください。
3、弁護士特約・個人賠償責任保険は忘れずに
先ほども書きましたが事故は相手を選べません。最近では高齢者の事故が増えています。そして保険に入っていない人との事故も増えていると感じています。なぜ保険に入っていないのか。考えればわかるとおもいます。そんな方と事故をした時に何よりもお金をもらうのに苦労するのです。
特に自分は止まっているのに相手の車に乗った高齢者にぶつけられた場合に自分の保険会社は責任がないので入ることはできません。こんな時にもし相手からお金がもらえないのであれば弁護士に依頼するという手があります。ですが弁護士特約がなければ自腹です。エラーしないようにしましょう
個人賠償責任保険はもはや一家に1つ必需と言えます。保険金額が無制限である自動車保険につけるのがお得です。示談交渉サービスもついています。
保険料を気にしすぎてエラー発生
今回熊本では震災があり地震保険の必要性がクローズアップされています。中には保険料が上がるのを嫌がり加入しなかったばかりに苦境に追い込まれている家庭もあります。
それは自動車保険にも同じことが言えます。必要な保険に適切な人から適切な補償だけ入る。保険料を見て必要な補償を取り除くのは危険であることをこの震災は私達に教えてくれています。どうせ削るなら生命保険でを考えた方がかなり効果があります。
自動車保険、火災保険でのエラーは家計に直結するエラーであり、この失敗の影響はダイレクトに教育費や老後資金に大きな影響を残すことになります。
この記事を読んだ方は自分の自動車保険の証券を見て是非参考にしてください。
野球も家計もエラーしたら負け!!