
本年も宜しくお願いします
あけましておめでとうございます。
昨年は多くの方より住宅購入や住宅ローンのご相談をいただきました。日本銀行が導入したいわゆるマイナス金利の影響によりさらに低金利が進んだ年でした。
ネット銀行の変動金利は0.5%前後と空前絶後の金利。フラット35も1%を切るところまで低下しましたので5年前前後にフラット35で住宅購入した方からの借り換えをしていきました。
10月くらいからは土地、建物を購入する方と一緒にネット銀行の低金利でローンを契約していきました。はっきり言ってかなり苦労してお客様と一緒に低金利を追っかけていきました。
特に楽天銀行を多く使いましたのでどうすればスムーズに使えるかもわかってきました。今年はこのノウハウを生かして多くの方にネット銀行を案内できればと思っています。
ネット銀行をお勧めする方とは
ネット銀行を案内しているとその『くせ』がだんだんわかってきます。そして誰なら使いやすいのかもわかってきました。ネット銀行は以下の方にはお勧めできます。
1、建売 2、マンション 3、中古住宅 4、中古マンション 5、借り換え
これらを購入してネット銀行を使いたい方は比較的簡単に使えるのではないでしょうか。お客様自身も同じ感想を持っているようでした。
その反対に難しいと感じる方もいます。
土地と建物を別に購入する方
では土地と建物を別に購入する方にとってネット銀行は何が難しいのか。どのようにすればいいのかを説明していきます。
ハードルが高いネット銀行
昨年何人ものお客様と一緒にネット銀行を使ってきましたがほとんどの方が自分だけでは無理だったと言っていました。そうなのです。とにかくめんどくさくなるのです。
何がめんどくさいのか。初めて住宅購入する方にとってのネット銀行はわからないことだらけなのです。ハウスメーカーがネット銀行に慣れていれば問題はないのかもしれません。
ですが熊本ではほとんどのハウスメーカーは肥後銀行を勧めてくるお国柄なのでお客様はネット銀行を使いたいと思ったら自力でやらないとならないのです。
はっきり言います。無理です。
土地と建物を別に購入する方で住宅に精通していないお客様ではあまりにもハードルが高いのです。何がは^ドルを感じさせるのか。
1、必要書類 2、ハウスメーカーとの交渉 3、ネット操作
住宅ローンの審査はまずは仮審査の申し込みをします。ネット操作に自信のない方はここで面倒くさいと感じることでしょう。仮審査の結果は2、3日で判明します。
仮審査が承認となったからといって油断する方が多いのですがここからが本番だと思ってください。次に本審査を申し込みます。仮審査が承認されたからといって本審査も大丈夫かといえば決してそうではありません。
仮審査が承認されても本審査でNGやローン金額を減額されるケースもよくあります。なので必ず住宅ローンは油断せずに2、3行申し込みが必要なのです。
ここで注意が必要です。
本申し込みの必要書類がたくさんあるように感じてしまうのです。私自身もわからないことがあるとよく楽天銀行に電話をして聞いていました。かなり親切に教えてくれます。
ですが素人のお客様の場合きっと聞きたくても聞けないのではないか。どう話していいのかがわからないのではないかと思うのです。よく言う何をどう聞いていいのかがわからないと思うのです。
本審査が承認されるといよいよ『つなぎ融資』の申し込みとなります。ここではハウスメーカーとの協力関係が必要になります。
このように土地先行購入して建物を建てる場合はどうしてもハードルが高いと感じてしまうのです。
FPがネット銀行の水先案内人
お客様と一緒に苦労したおかげでようやくどうすればスムーズにネット銀行が使えるかがわかってきました。ポイントは土地にあったりするのですがそれには最低限の知識が必要になります。
建築基準法の基本的事項がわかることが求められますが通常の方はわからないと思います。だからこそ私のようなFPによる低金利住宅ローンへの水先案内人が必要になると思っています。
今年も多くの方にネット銀行の低い金利を利用して欲しい。その水先案内人となる。そんな1年にしていきますので今年1年よろしくお願いします。