
競争が激しい住宅ローン
『永野さん、通りました!』嬉しそうに電話がかかってきたのは2つの住宅ローンに断られたお客様からでした。その日は別のお客様からも同様の連絡がありました。
2件とも住宅ローンの承認が下りなくて困っていたのですが両方とも無事に通ったようで何よりかと思います。今回お話するのはお断りの内容に関してです。
今まで審査が断らてひっくり返してきたのは知識があれば誰でもできるものでした。ですがこの2件は違います。1件は銀行を変えたら満額通りました。
問題はもう1件の方です。
それは団信に加入できないので通らなかったのです。数年前に癌になり半年に1度通院中です。それはそうですよね。私も無理だと思っていました。
団信に加入できない場合でマイホームを購入したい時には方法が2つあります。その1つがフラット35を使う方法です。今回も本審査の承認まで出ていました。
ですが今回はフラット35ではありませんし、もう1つの方法でもありません。単純に不加入でも承認になったのです。そりゃ驚きました。
ついに住宅ローン競争は審査にまで及んだのでしょうか。ともかく団信不加入で承認されたのです。
本当に買いたいなら諦めない
確かに私も諦めなくていいとは言いました。その証拠にフラット35で申し込みをしていました。ですがまさか団信不加入で審査がおりるなんて。
公務員のお客様でしたが団信の代わりに現在の保険と退職金の予定がくを聞かされたらしいです。それで不加入の書面を提出したら承認されたということでした。
団信に加入できずにマイホームを購入することは基本的に家族にリスクをもたらします。ですが生命保険の確認をしてみたら十分な額の保険でしたので私もフラットで申し込みにOKを出しました。
個人情報で審査が通らない場合は今でもダメですが、方法はいくらでもあることと住宅ローンを扱っている金融機関はたくさんあることを今回は思い知りました。