
あけましておめでとうございます
平成も終わりいよいよ新しい年の幕開けとなります。当オフィスにも様々な仕事の依頼がありますが1番多いのがマイホーム購入と住宅ローン相談です。
今年はどんな相談が多くなるのか楽しみです。年明けにフラット35の金利が下がってましたが私FP永野のマイホームは12月引き渡しだったので多少がっかりしていますがそれでもお客様にとっては良い知らせには違いありません。
熊本の住宅ローン事情はかなり特殊な状況です。それはこのHPやブログをお読みの方はもうお分かりかと思いますがお客様第一主義とはお世辞にも言えない住宅ローンをオススメされています。
お客様も立場から言えば住宅ローンを選ぶときに求めることは当然審査が通るということが前提であれば2つであると言えます。
1、金利が低い 2、金利がずっと変わらない(フラット35など)
金利の高い低いはダイレクトに家計に響くので奥様は特に敏感です。もし変動金利でいいので低金利の住宅ローンを望んだ場合、今の金利の状況はこのようになっています。
見ての通り0.4%台から0.6%台の時代になっていることがわかります。以前は1%切っていれば低金利と言っていたのが嘘のような状況です。
ちなみに長期固定金利のフラット35の金利はこのようになっています。
昨年10月に団体信用保険込みに金利表示に変わりましたがそれでも長期固定金利で1%前半というのは数年前から比べるとかなり安いと言えます。
色々な銀行から住宅ローンが出ていますがまずは金利で選ぶか、金利が変動するのはちょっとというもであれば長期固定金利であるフラット35を選択するのが王道かと考えています
熊本は10年固定王国? 何かが違う?
なぜお客様が住宅ローンで悩むのか?それは簡単です。今やスマホをもっていない人の方が少ないこの時代です。みんなしっかりと調べてから住宅ローンを選んでいます。
たとえば『住宅ローン金利 熊本』で検索すれば簡単に変動金利0.4%台からの住宅ローンを見つけることができます。
ですが実際にハウスメーカーに行くと出てくる住宅ローン金利は0.4%よりはるかに高い金利の住宅ローンが出てきます。
不思議なことにハウスメーカーや設計士、工務店を何件回っても0.4%台はどころか0.6%台も出てきません。ここでお客様が疑問になってセールスに聞きます。
『金利の低いネット銀行は使えないのですか?』
すると待ってましたとばかりに答えが用意されています。まるでその質問は都合が悪いかのごとく次の答えが帰ってきます。
『金利は低いですが手数料は高いですよ』
『金利は低いけどいよいよと条件が付いてきますよ』
『金利は低いけどめんどくさいのでこちらのローンの方が楽ですよ』
このネット時代(スマホ時代)に笑うしかないのですがこれが熊本の実情なのです。もっと言えば金利の低いネット銀行を使ったことのあるセールスなんて本当にいるかいないかっていうくらい少ないです。
何度セールスにネット銀行の使い方を教えてと言われたことか!住宅セールスのプロはこのレベルです。それを詳しい人と思って信じるお客様も悪いのですが知らないので仕方がないですよね。
そう、住宅ローンは自分で選ぶ時代となっているのです。セールスに選んでもらう時代なんてとっくに終わっているのです。
『住宅ローンの支払いは誰がするの?』
もちろんセールスではなくあなたです。だったら自分のローンくらい自分で選ぶのが当たり前と思うのですが残念ながらこの考え方は今だに少数派です。
それを1%でも2%でも本当の話を知る機会を増やしたい。今年もそう考えています。
建物+住宅ローンを知れば500万は変わる
そういう私FP永野も熊本地震で解体になった家の再建が平成30年12月にようやく終わりました。自分で家を建てる上で本当に多くのことを学びました。
1番実感したのはこれです。
『できないことはない、ないものはない』
家を建てる時には様々なものを選ぶということをします。間取りにキッチンにライトに壁紙。私たちも色々注文を出しましたが何度か『できない』と言われました。
私の場合は仕事でたくさんのプロとアクセスを取れますので色々なことを聞けます。こういうことはできないですか?と聞くとそのプロたちは簡単にこう言います。『できるよ』
『こういう風にしたいのですがこんなものはないのですか?』とないと言われたことを尋ねると簡単に『あるよ』とその商品をネットで教えてくれます。
こんなことを尋ねながらやっていると気がつきます。マイホームはもっと安く購入できるのではないか?と。もっとかっこよくオシャレにできるのではないか?と。
それを自分でやってみたところゆうに200万では効かないくらい値段を下げることができました。また住宅ローンも合わせれば知っていると知らないでは500万くらい変わると思います。
自分の経験をお客様に伝えて老後資金をも考えたマイホーム購入のお手伝いができると確信しました。
今年もこんなことをお客様と話しながら一年頑張って行きます。よろしくお願いします。
平成31年1月15日
株式会社FPフェアトレード・ジャパン
代表取締役 永野 修