
通らない理由は夫の個人信用情報
当オフィスはFP永野がクレジット会社で勤務をしていた17年間毎日CICを見てきた経験を活かして設立した住宅ローン専門のFPオフィスです。
お客様の7、8割が公務員のお客様となっており後を看護師と医師となっています。そんな安定職業の方でも住宅ローンの審査は不安であり問題が起こることがあります。
特に夫婦共有名義にする際住宅ローンを連帯債務にしても申し込みでは身に覚えのない『否決』を銀行に言われることがあります。
『なんで?』
双方身に覚えがない時は奥さまは旦那様に向かって『内緒の借金があるんじゃないの?』と疑ったり、旦那様は責められて不快な思いをしたりと楽しいはずのマイホーム購入が一転して地獄のような状況になったりします。
お互いに身の潔白を晴らすべく個人信用情報CICを取り寄せてみると『異動』の文字があったりします。何?この異動って、と思って調べてみるとどうやら支払いに問題があったためローンが通らない模様。
こうなるともう夫婦では住宅ローンは組めないのでどちらか片方でとなってしまいます。旦那様で単独の場合は年収と借入の割合である返済比率がおさまっていればいいのですが奥さまの場合は年収によっては厳しいことも。
今回のお客様はCICをとった結果旦那様に異動情報があり。その理由を調べたところクレジットカードを親に貸したことから端を発したものでした。
奥さまが強烈にマイホームが欲しいということだったのでがっかりしたようですがなんとかしたいと相談に来たものです。
夫は?と言われるのですが
否決となった金融機関から『奥さまで申し込みをしてみましょう。大丈夫だと思います』と言われましたが申し込みの結果は同じく否決でした。
ここでハウスメーカーのセールスに相談したそうですが別の銀行に申し込みをしてみましょうというばかりで奥さまで断られたこともあり信用できないという結果になりネットで同じような経験談を探すことに。
その過程で当オフィスのHPを見つけて相談することにしたそうです。来店時に奥さまの源泉徴収票とハウスメーカーの見積もりを持参をお願いしました。
ここで奥さま単独で住宅ローンを申し込むわけですが条件が揃わないと通りません。その条件とは以下になります。
1、返済比率が合う銀行を選ぶ 2、否決された保証会社以外を使う銀行 3、申込が奥さま単独でできる銀行
1は銀行というか保証会社によって返済比率と審査金利が違いますのでその2つを確認する必要があります。当オフィスは一覧表を持ってますのでそれで計算します。
2は1度否決されると同じ保証会社の場合同じ結果になる可能性が高いです。結果を変えるには何か一工夫しなければいけないのですが今回はそれができないので避けることになります。
ここでは3が1番のポイントになります。
銀行では担当者によく『旦那様は?』と言われます。金融機関によっては夫がいる場合は夫婦で申し込まないといけないところもあります。反対に旦那様単独はOKなのはどうかですね。
無事にマイホーム購入できた
ヒアリングの段階で上記の3つの条件を満たす金融機関がありそうだったので依頼をお受けしましたが奥様はかなり心配だったようです。それはそうですよね、否決という結果は精神的に重いストレスと残します。
『大丈夫ですから』
そう私は言っていたのですが結果的に住宅ローンの審査が通るまでは不安を隠せなかった感じです。無事に引き渡しが終わり引っ越した後にお話を聞きました。
『自分だけでは無理でした。みんな家を買っているので自分たちが住宅ローンの審査に通らないとは思ってもみなかったのでパニック状態でした』
よく住宅ローンは金利で選ぶとか言っていますがこういったアクシデントがよくあります。住宅ローン金利は審査に通ってこそ選べるものです。
旦那様が、もしくは奥さまが住宅ローンが通らないという相談は結構ありますのでパニックになることなく相談ください。条件がそろえば大事です。最も条件すら分かってないセールスが多いのでお気をつけください。
永野FPオフィスの住宅ローン相談 通話無料 0120−929−943 担当FP 永野 修