毎年11月は通称『保険月』
当オフィスは主に公務員の方からのマイホームの相談が多いのですが次に多い相談が生命保険に関してとなっています。
とりわけ9月末から10月にかけては生命保険の相談が急増します。それには理由があります。そう、いわゆる『保険月』と言われる日本の大手保険会社のキャンペーン月となっているからです。
当然目的は保険の乗り換え。つまり今の保険を新しく発売されたと言って新規に変えさせることで成績をあげるというやつです。
当オフィスは別にキャンペーンなんて存在しないのですが、その提案に疑問を持った方が相談の連絡をするので『今年もそんな季節か』と毎年思うわけです。
さてもしあなたのところにも保険を見直しませんかと電話があったらどうしますか?ましてやそれが親戚や友人だったらどうしましょうか。
今回はそんな時にどうするかという話です。『保険の断り方』です。
インターネット時代に逆行してないか?
よく考えれば保険会社のキャンペーンなんてお客様にはなんの関係もないものです。保険内容がよくなるならまだいいです。ですが実際はその反対が多いように思われます。
今やスマホを片手に保険に関して検索すれば自分の保険がどうなのか分かる時代です。不要な乗り換え提案なんてダメだとお客様も思っているのです。
ですがお客様は苦悩するのです。
その理由は『親戚』や『友人』から加入している場合に発生します。そうなのです。むげに断れないのです。内容がよくないとわかっていてもこた割れないという苦悩を抱えるのです。
おかしな話ですがこれもまた現実です。それがこの10月に起こる現実なのです。
ではそれは本当に断れないのか?どうやって断ればいいのか。そんな相談が多くなるのですがその時にいう言葉はこんな感じです。
『友人』の場合 ・今までありがとうございました。親戚が保険代理店に入ったのでお付き合いで入らないといけなくなったので申し訳ありません。 ・息子(娘)の友人が保険代理店に入ったので今度はそっちに入らないといけないみたい。
『親戚』の場合 ・今までありがとうございました。大親友が保険屋さんになったのでお付き合いで加入しないといけなくなったので申し訳ありません。 ・夫の親戚が保険会社に入ったみたいでそちらに入らないといけないようなのでごめんなさい
こんな感じです。ここで問題です。この言い訳で許してくれるのか、と言う問題です。その時はどうしましょうか。
医療保険だけで・・・
本来自分のもしもの大事な支えとなる保険をこんなことで考えるのは本末転倒と言えます。自分たちの家計にあった保険を選ぶことで今後の人生が変わることだってあるからです。
ですがどうしても断る勇気がでない、断りきれない場合も存在するでしょう。その場合は部分のみ新しくできないものでしょうか。
例えば医療保障だけとかです。
でもここでも大きな問題にぶち当たります。年齢が50歳、60歳、70歳となった時に保険料が10年ごとにアップして行くので支払えるか、と言う問題です。
いかがでしょうか。
正直書いていていやになってきたのですから直面している方はもっといやな気分でしょうね。いっそ辞められたらどんなに楽でしょうね。
そうしてまでお付き合いする価値のある人なのか。結局はそれが考える基本のようです。保険の時だけしか声をかけない友人や親戚なら・・・。