住宅ローンでは失敗はしてはダメ！
今でこそほぼ失敗はしなくなりましたが過去はいつか失敗したことがあります。その度ごとに知識や知恵が増えていき２度と同じ失敗をしないことでFPとしての能力を高めてきました。あなたには私のように住宅ローンで失敗しないでほしい。その３つの失敗例とは何か、その傾向と対策をお話しします
住宅ローン相談での失敗とは何か？
熊本で住宅ローン相談専門のFPとして１０年以上経ちますが想い返すとうまくいった相談もたくさんあるのですが思い出すのは失敗した相談ばかり。後から考えると『もっと気を配ればよかった』や『もっと知識があればよかった』と思うばかりです。総じて失敗というのは知識不足からくるものばかりです。
しかし失敗をしているからこそ今のように住宅ローン相談が熊本の他のFPよりも上手にできるようになっているので誰もが通る道なのかもしれません。
今でも想い返すと『なんで？』という失敗の３つを共有して私もお客様も注意していただければ幸いです。
１、奥様がまさかの死亡
まず最初に思い出すのはある女性からの相談です。「マイホームを購入しようと思っているのでどんな準備をしたらいいのか』という相談でした。
夫婦の年収を確認してライフプランを作成。住宅の予算を決めてから家を探し始めました。予算的に中古住宅を探しておいて無事に住宅ローンも通り引き渡しも終わりました。
次に生命保険の見直しをしたいということで夫婦の保険証券をお出しされたのですが、内容的には夫の保障ばかりで妻の保障はない状態。
夫の保障を決めながら次に奥様に『死亡などがあったらたいへんなので住宅ローンを一括できる程度の死亡保障をつけませんか？』と提案したのですが私のはいいの１点張り
理由を聞くとお子様の教育資金を貯めたいということで折衷案として終身保険を提案。これならOKということで申込をして保険の見直しを終えた。
それから２年後に突然電話がありました。『奥様が亡くなった』葬儀に参列している最中にハッと気がつきました。
『もしあの時に生命保険の必要性をもっと強く言っておけば住宅ローンは一括できたのに』
この後の記憶が全くありません。後悔と失敗とです。後日、遺族の方からは保険を加入させてくれてありがとうとお礼を言われましたが複雑な気持ちでした。
住宅ローンがなければこの家族はこの後の生活はもっと楽だったに違いない。必要性を話していたが内心『ありえないけどね』と思いながら話していたのは事実だ
実際にこういうことが起こってから必ずと言っていいほど妻の団信代わりの生命保険の重要性の話をしている。もう２度と繰り返さないようにと。
２、ネット銀行が使えなかった
今のようにネット銀行という名前がここまで普及してない時期のこと、金利が低い住宅ローンがあるがそれは東京の人だけが使えるのかとい言われていた頃の話です。
お客様の状況的にネット銀行でも審査が通りそうだったので楽天銀行と熊本銀行を提案しました。お客様も少々してくれて両方に審査を出して仮審査の承認も出ました。
本審査の必要書類を揃えて欲しく一覧表を作成して渡して連絡を待ってました。しかしなかなか連絡がないのでどうしたのかと思い連絡したらわからないことがあり止まっていると。
そんなに難しい書類ではなかったのですぐに工務店に言って準備してもらったのですが、時すでに遅し。楽天銀行はとにかく時間がかかるので本審査が承認になった頃にはもう土地の決済間際でした。
お客様に楽天銀行に電話を電話をしてもらいましたが『無理です』とだけ言われました。今なら絶対に失敗しないのにお客様からの連絡を待ってしまった。
『もっと早く電話をくれればよかったのに』と言われましたが気配りが足りませんでした。今では自分から積極的に連絡して必要書類を揃えるようにして間に合わせています
３、工務店から嫌われた
元々かなかな連絡が取れない工務店だったのですが工事が完了が近づいたので書類の提出をお願いしました。しかしなかなかいただけなく決済が出来ない状況
仕方がないので書類のお願いを何度かしたのですが『どんな書類かわからない』と。建築の書類なので私もほとんどわからず、ネットから拾って『これです』とアンダーラインを引いたりしてできるのをまった。
でもそれから全然連絡はない。決済できないで困るのは工務店のはずですがお客様も困ることになるので再度電話すると『書き方がわからない』と。アンダーラインを引いたのに見ようともしない。
最後は電話すら出てくれなくなりどうしようもなくなりました。お客様からは謝られる始末。今なら速攻で工務店に言ってすぐに作ってくるのにそれをしなかった。
書類作成が苦手な人がいるのでもっと早く動けばなんの問題も起こらなかったのですが待ってしまったから起こったことです。その前に今ならこの工務店は選ばない。
失敗は未来の糧になる
FPとして住宅ローン相談をして１０年以上になりますがいろんなことがありました。多分これ以外にも失敗はたくさんあるはずです。
しかしその度に改善、改善、また改善をしていき今のような形になりました。FPに相談することでお客様がわからない、困ったという住宅ローンをお客様の価値観に沿って選ぶことでマイホーム購入後の未来を安定させます。
住宅ローンは３５年の支払いになっています。３５年間何も起こらないわけがありません。確率の高いこと、予想できることを確実に提案して支払いの安全性を図り、マイホームのある暮らしでお金に困らない状態を作り上げるのが仕事tなっています。
昨日より今日、今日より明日のお金に困らない暮らし、心の安定がもたらす健康での長生きをサポートするためにFPに依頼して欲しいと思っています。
永野FPオフィスの住宅ローン相談
通話無料 ０１２０−９２９ー９４３
メール fpnagano@myhome-fpft.com
永野FPオフィス 永野 修
『審査の通らない住宅ローンに価値はない』
クレジット会社で１７年間毎日CICを見てきたのでどうしたら審査が通るのかがわかるという職業病を武器に他社ではできない住宅ローン選びをメインとしています。ローン業界に３０年以上の豊富な経験と年間１００件以上のマイホーム購入のお手伝いをしています。お客様の８０％は公務員であとの２０％は医師と看護師になっています
