目次
結論
住宅ローンは、年収やCICがきれいでも、土地で止まります。
理由は担保評価です。
土地の種類や接道がグレーだと、仮審査が通っても本審査で止まることがあります。
土地が原因の否決は「銀行選び」より先に、土地の論点を潰す方が早いです。
今日やることは3つ
1 土地の種類を確認する(市街化区域/調整区域/農地)
2 接道を確認する(道路の種類・幅・権利)
3 出口を3つから決める(金融機関変更/土地条件の修正/フラットの使い方)
まずは審査を通しましょう。話はそれからです。
土地で止まる地図(ここだけ見ればOK)
| 論点 | よくある詰みポイント | まずやること |
|---|---|---|
| 市街化調整区域 | 建築許可・再建築・担保評価が出ない | 許可条件と金融機関の姿勢を先に確認 |
| 農地 | 農地転用が通らない/転用前だと担保が弱い | 転用の段取りとタイミングを固める |
| 接道(道路) | 位置指定/42条但書/私道持分なしで止まる | 道路種別と持分・通行掘削を確認 |
| 造成・擁壁 | 検査済証・擁壁の適法性で止まる | 検査済証・図面・写真を揃える |
| ハウスメーカー変更 | 仮審査やり直しでスケジュールが壊れる | 申込の順番とタイミングを管理 |
1 市街化調整区域は銀行の土俵が変わる
調整区域は、建てられるかどうか以前に「担保として評価できるか」で止まります。
許可の見通し、再建築性、インフラ。ここを先に確認しないと審査が無駄になります。
市街化調整区域の実例(担保評価で何が起こるか)→ 市街化調整区域に家を建てるメリットもある
2 農地は転用のタイミングで詰む
農地転用が通らないと家は建ちません。
転用が通る前提で仮審査を進めると、後で止まります。順番が命です。
関連記事:【農地転用での住宅ローン】選んではいけない審査が通らない銀行2選とは
農地の確認手順(都市計画図・謄本・字図まで)→ 親の土地が農地だった時の住宅ローン審査
3 道路は42条但書と私道で止まりやすい
「道路に見えるのに道路じゃない」パターンは危険です。
持分がない、通行掘削承諾がない、但書許可が必要。ここで担保評価が崩れます。
道路で止まる人が先に見る話 → ネット銀行で仮審査OK 本審査NG(道路・土地の落とし穴)
4 造成・擁壁は「確認済証」と図面がないと止まる
造成や擁壁は、見た目より「適法性」です。
確認済証・検査済証・図面が揃わないと、銀行は担保として評価しにくくなります。
書類で勝負になります。
5 ハウスメーカー変更は「仮審査やり直し」でスケジュールが壊れる
変更そのものが悪いのではありません。
問題は、審査のやり直しで申込が増えたり、決済に間に合わなくなることです。
順番とタイミングを管理します。
土地で止まった時の出口3つ
出口1 金融機関を変える
土地の見方は金融機関で違います。土地の論点があるなら、そこに慣れている所へ出すのが早いです。
出口2 土地条件を修正する
通行掘削、持分、転用、許可。足りない条件を整えると通るケースがあります。
出口3 フラットを使う
土地の論点によってはフラットが出口になることがあります。ただし万能ではありません。順番を間違えると詰みます。
審査の全体像
住宅ローン審査はこの5つで決まります。全体地図はこちら → 住宅ローン審査はこの5つで決まる
相談したい方へ
土地が絡む審査は、一般論では決まりません。
土地の種類と道路と書類で出口が変わるからです。
申込を増やす前に、順番を作りましょう。
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土地で審査が不安 相談(親記事)
・土地:市街化/調整区域/農地/不明
・道路:公道/私道/但書/不明
・資料:重要事項説明/公図/測量図/なし
・物件:建売/注文(概算:)
・年収/勤続:

FPは『人生のゲームチェンジャー』
私が専門としているのは 住宅ローンの「入口」と「出口」 を支えることです。 入口(審査):「果たして自分は住宅ローンに通るのか?」という最初の関門。
CICなどの信用情報、年収、勤務形態などで不安を抱える方が多いですが、正しい知識と金融機関の選び方で逆転できることも少なくありません。
出口(支払い):「35年間、本当に払っていけるのか?」という長い道のり。返済比率やライフプラン、団信や固定金利の選び方を踏まえて、無理のない資金計画を一緒に作り上げていきます。
住宅ローンは「入口」と「出口」がそろって初めて“安心できるマイホーム購入”が叶います。 審査に不安がある方も、将来の返済が心配な方も、まずはお気軽にご相談ください


