マイホームのムダとは利息のこと
当オフィスは初めてマイホームを購入する方でお客様の7割以上は公務員となっており、あとは医師や一部上場企業に勤務の方が多くなっています。
マイホーム購入も生命保険のようにすでにFP(ファイナンシャルプランナー)に相談する時代になっています。その理由はなんと言っても金融の目利きとしての知識と経験です。
資金計画を考えるためのライフプラン作成、住宅ローン・銀行選びから生命保険設計や確定拠出年金などまでワンストップでご相談に対応しているのです。
毎月多くの相談を受けていますが当オフィスのお客様が実際に使っている住宅ローンはどんなものだか知っていますか?
熊本では地元の雄、肥後銀行の住宅ローンが一番使われていますが当オフィスではこのような順序になっています。
1、熊本銀行0.625%・・・変動金利 2、楽天銀行0.507%・・・変動金利 3、 ? 0.5% ・・・変動金利
1位の熊本銀行の変動金利0.625%で充実した団体信用保険を考えれば間違いなく1番いいと言えます。ですがこのローンはあくまでの熊本地震対応であり期間限定商品。
とすれば通常の住宅ローンはやはり楽天銀行の変動金利を1番使っていることになります。本日は実際に楽天銀行の変動金利0.507%を使ってマイホームを建てたお客様の感想と注意点を説明していきます。
その差は250万円!は大きかった
ネット銀行である楽天銀行の住宅ローンを使ったお客様に感想を聞いてみた。その第一声はこれです。『自分たちだけでは使えなかった』です。
ネット申し込みから必要書類の準備など実は何度も挫折しかかったそうです。その度に電話で大丈夫ですかと私から連絡が入るので奮い立たせてなんとか終われせたと笑いながら言ってました。
そして月の支払いが安く済んだので教育資金がこれからかから家計には嬉しいことだったようです。いくらくらいだったかというとこうなります。
ローン金額4200万円 35年 楽天銀行0.507% 月109,156円 返済総額45,845,451円
では熊本で一般的な金利である0.9%で計算するどのくらい違うでしょうか。
ローン金額4200万円 35年 0.9% 月 116,613円 返済総額 48,977,333円
2つのローン金利(0.507% 0.9%)の差はこうなります。
月 7457円 返済総額 313万円
つまり銀行を選ぶだけでこれだけの差を生んでいるということです。実際は保証料と手数料の差額約32万円ありますのでトータルでは280万円程度の差と言えます。
この支払額の少なさはマイホームを購入する方にしてみれば大変魅力的と言えます。ではこのローンは誰でも使えるのでしょうか。
もちろん審査に通る方なら誰でも使えます。ですが使うにはちょっとした注意点があるのもまた事実です。当オフィスでも何人も審査でダメだった方もいます。
今では何件も使っていますのでようやくコツがわかってきたので審査以外でやむなく使えなかったということはほぼなくなりました。
ではその注意点はなんでしょうか。実は3点あります。
楽天銀行を使う際の注意点
建売やマンションなどの場合は簡単に使うことができますのでぜひ使って欲しいのですが土地購入してから家を建てる場合は難易度が高いです。
今でこそようやく使うことができるようになってきましたが、正直に言えば何度も失敗しましたし使うのをやめようと思ったことも1度や2度ではありません。
ですが私が覚えれば住宅ローンの金利が高い熊本のお客様にとっては安く家が買えることになりますし何よりも喜ばれると思ったのでその後も何度も使いました。
その経験より注意点は3つと言えます。
1、ネット申し込み 2、土地の売買契約書 3、ハウスメーカーの協力
1、まずはネットより仮審査の申込をします。出てくる通りに画面に入力すればいいのですがどのお客様の1箇所同じところで引っかかって電話がきます。画面をよく見て数字を打ち込んでください。
2、楽天銀行を使う予定がある時は土地の契約時から売買契約書や重要事項説明書の内容にまで気を配っていきます。なので契約前に不動産屋さんより契約書の雛形をもらっています。
3、楽天銀行の必要書類をみると熊本の地元の銀行では徴求しない書類が含まれています。いつもは私がセールスにお会いしてこのみつ葉書類を作成していただいております。
この3点に注意しないと仮審査は2日くらいで連絡がありますが、なかなか本審査が進まずに土地の決済日に間に合わないなんてこともあります。実際に3日間に合わずに使えなかったこともあるくらいです。
それでも通らないお客様がいる
こうしてようやくなんとか使うことができるようになったのですが不思議と他の銀行では審査が通るのですが楽天銀行では通らない方がいます。
それは・・・独身の女性です。
きっと4件くらいありましたが全部ダメでした。ですが他の銀行で通ったのでお客様も『なんで?』と首をひねってたくらいです。
その他クレジットやカードなどを使ったことがない方も気をつけたほうがいいです。
こうしてうまくいかないこともあるので当オフィスでは必ず2つ住宅ローンの審査をします。そして本審査で承認になってからどちらの銀行にするか考えるようにしています。
よくそんなことできるのと言われますが普通にやってます。なぜなら1つしか申し込まなかったら審査がダメな時に時間がもったいないですからね。
ネット銀行を使ったマイホームを購入したい方で自分で申し込みをする自身のない方はご連絡ください。
永野FPオフィスの住宅ローン相談 通話無料 0120−929−943 担当 FP永野 修