土地の決済って何するの?
当オフィスは熊本で唯一の住宅ローン専門のFPオフィスです。ライフプランや金利、団体信用保険 の話だけではなく審査の書類や銀行との段取りまで住宅ローン手続きの全てをお手伝いしています。
お客様から1番よく質問されるのがこの土地の決済に関してです。マイホーム購入においては人生で1番高い買い物につきよくわかってないのに言われるがままはとても危険です。
お客様によっては不安が多いので同行することさえあるこの土地の決済。マイホームを購入する上で自分だけでやるのはとてもリスクはありますがどんなものなのかを知っていただければ。
土地の購入も決まり、住宅ローンの本審査が終わると次に行われるのが土地の決済とマリます。現金の方は別ですが通常はつなぎ融資を金融機関に申し込みをして土地の決済(支払い)をします。
土地の購入での注意事項は過去のブログを参考にしてみてください
私、FP永野と不動産屋さんではこんな会話になっています。私が不動産屋さんと銀行での決済日の日時の打ち合わせをします。
『〇〇社長(不動産屋さん)、お客様は21日か22日が都合がいいと言っていますがいかがでしょうか』
『わかりました。売主(現在の土地所有者)に聞いてみます。』
『売主さん21日なら大丈夫です。』
『では21日10時に〇〇銀行〇〇支店の会議室に集合しましょう。銀行には私が連絡しておきます。』
そして決めた日時にお客様、元土地所有者、司法書士、不動産屋さんの4人が銀行に集まって土地の所有者をお客様に移転させる手続きをします。これが土地決済です。
土地決済と何をするの?
マイホーム購入は多くのお客様にとって今までで1番の高額な商品かと思います。にもかかわらずあまりにも無防備かつ無知な状態で不動産屋さんやハウスメーカーに突撃しています。
マイホーム購入は以下の業者さんにまたがるお買い物になり、無知ということはそれだけで損する可能性が高いことを意味しています。
1、土地 ・・・不動産仲介 2、建物 ・・・ハウスメーカー、1級建築士、工務店 3、住宅ローン・・・銀行 4、登記 ・・・家屋調査士(表題登記)、司法書士 5、火災保険 ・・・損害保険代理店
当オフィスではお客様がわからない上記の取引をFPである私の目と人脈でこの全てにおいてアドバイスとしておりお客様にリーズナブルかつ安全にマイホームを購入して欲しいと考えています。
さて土地の購入を決めたらお金を払うことになります。通常は現金か住宅ローンのつなぎ融資のどちらかになります。そのあとどうするか知っていますか?
今回は土地決済で何をどうするのかの説明をします。
土地購入に関する費用
正直に言って私も最初に立ち会った時は何が何だかわかりませんでした。ただ言われるがままに振込用紙を銀行員に渡すのとコピー係をしていました。
そのあとで説明してもらいました。その経験が役になっています。今では普通にお客様が望めば同席しています。やはりお客様も不安ですよね。やったことないことですからね。
でも特別難しいことはありません。簡単にいえば土地購入にかかる費用の支払いと所有権移転作業です。
土地を契約するときに不動産屋さんで2つの書類にサインしたはずです。1つは売買契約書、もう2つは重要事項説明書です。
売買契約書をみると2つか3つの日付が入っているはずです。1つは土地の決済日、あとは住宅ローン条項です。そのうち決済日はその日までに土地の引き渡しができるようにしてくださいということです。
住宅ローンの審査やつなぎ融資の準備、司法書士の手配も終わらせておきます。当オフィスでは全てこちらで手配していますのでお客様がすることはローンの申込、必要書類の徴求です。
必要書類 1、印鑑証明書2、3通 2、住民票 3、実印 4、銀行の通帳と印鑑
そして決済の日に指定した銀行に行くと大抵以下の方々がいます。
1、不動産仲介 2、売主(土地の所有者) 3、司法書士
あなたを含めた4人で銀行に集まるのです。そして何をするのか。もちろん支払いです。銀行から融資されたお金があなたの口座に入金されます。そしてそのお金が以下の方々へ支払れます。
1、土地代 ・・・売主 2、不動産仲介・・・不動産仲介料 3、登記費用 ・・・司法書士
あっという間に数百万円、数千万円あったあなたの口座のお金が分配されていきます。悲しくなる瞬間間もしれません。
支払ったからには得るものが当然あります。もちろん土地です。司法書士から出される書類に署名・捺印をしていきます。マンションであればここで部屋の鍵が渡されます。
なお、費用に関しては司法書士代金は司法書士によって値段が違うようです。この辺りもコスト管理になりますので注意が必要です。
このような作業を経て無事にあなたは土地の購入が終わったことになります。わからないからなんとなく任せているとただ訳もわからずお金を払うだけになります。
マイホーム購入はかなり大きな資金が出て行きます。しっかりと支出管理していかないと『あの費用は高かった?』など家計エラーになります。
いかがでしたか。当オフィスでは以下の事をしております。わからないままで進むのは嫌だという方はご相談ください。
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