なぜ有料にも関わら住宅ローン相談をするのか?
当オフィスのマイホーム相談にはなぜか面白い傾向があります。それは熊本にはかなりの数のハウスメーカーがあるのですが相談にみえるお客様は主に4社に偏っているのです。
これは何を意味しているのか。
お客様がマイホーム購入するにあたってこれはかなり重要な情報だと思っています。それはなぜ当オフィスに相談にきたのかを考えれば簡単に理解できます。
実は当オフィスのHPやブログの読者にはいくつか共通した特徴があります。その1つはハウスメーカーのセールスへの不信感です。セールスと話していて『このセールス、おかしくない?』と思った時に検索される傾向にあります。
つまり『あるハウスメーカー3、4社』のセールスの質や企業体質ってどうなんだろうか?と考えることができます。
実際にお客様が相談にきた後、そのハウスメーカーで購入する率はどうかといえば極めて低いことからそれは証明されてるかと思います。こういった生の情報は貴重ですよね。
そんな情報と合わせて銀行や下請け企業さん、会計会社などとの情報をすり合わせて保有しておりお客様に提供しています。
なぜそんなことをするのか?なぜならマイホーム購入に失敗は許されないからです。
ネット銀行の中からのローンの選び方
当オフィスの住宅ローン相談の特徴はネット銀行にあります。私自身がクレジット会社に勤務していた経験を生かして審査を一緒に考えたり、必要書類を揃えたりして申込のアシストをしています。
この結果お客様はめんどくさいネット銀行の申込が容易になりその時間を間取りやデザインに当てることができます。いい家を建てるというのは考えたり調べたりする時間が必要です。
こと住宅ローンのことに関しては当オフィスが担当するのです。
ネット銀行の申し込みで何が大変かというと申込だからです。通常であればハウスメーカーのセールスが手伝ってくれたりするのですが彼らはネット銀行を使ったことがない人が本当に多いです。
だからお客様は自分でやるしかないのですがセールスができないものをお客様ができるわけありません。ということで当オフィスがお客様にアドバイスして揃えています。
当オフィスではお客様のお支払いに関することは老後資金などを考えるととても大事なことからFPでやるべきだと思っています。なぜ無知なセールスにやらせるのか意味がわかりません。
それは今や最低金利0.38%になったネット銀行の選択にも言えます。今回は熊本でネット銀行を使って効率よくマイホームを建てようという方にその選び方を教えます。
まずは熊本で利用できる住宅ローン金利の状況です。本当にやすくなりました。0.6%以下でマイホームを買える時代になったのです。
でもですね、実は魅力あるネット銀行の低金利住宅ローンなのですがこれ以上下がってもあまり支払い金額に影響がなかったりするのです。
例えば楽天銀行の変動金利は0.527%なのですが手数料が固定の33万円になっています。それに対してジャパンネット銀行は0.38%と楽天銀行より0.147%も違うのですが手数料がローン金額に対して2.2%です。
0.527% 月104312円 トータル 4281万円 手数料33万円
0.38% 月101726円 トータル 4272万円 手数料88万円
これらを計算した結果35年でトータルで53万円のしか差が出ません。つまりこれだけの金利差があっても53万円なのですから0.4%なら差して変わらないといえます。
ネット銀行の住宅ローンの選び方は金利ではないのです。
では金利でないから何を重視してネット銀行の住宅ローンを選べばいいのでしょうか。もちろん審査が通ることが大前提です。手続きもスムーズにできて本審査承認まで行けることが前提です。
ネット銀行は付加給付で決まる
審査と金利で決まらない場合何を元に決めればいいのか?残りの1つは『団体信用保険』です。そうなのです。お客様にネット銀行を案内すればするほどこの団体信用保険で決まるのです。
その根底にあるのが健康保険組合の付加給付にあります。だからネット銀行を使いたいけどどこの銀行にしようかと考えた場合自分の健康保険組合の付加給付を確認する必要があるのです。
これは熊本県市町村職員組合の付加給付です。熊本市役所などの公務員の健康保険組合の付加給付の表になります。
簡単にいえばどんな病気、怪我で治療するために入院しても月の自己負担は25000円だということになります。
例えばがんになってしまった場合どうかというと病院代は月に25000円+α(食事代やテレビレンタルなど)です。住宅ローンはどうなるかといえば楽天銀行だとがんになったら残高が50%になります。そう、半分です。
これに対してジャパンネット銀行でも同くがんになったら残高が50%なるものがあるのですが金利が+0.1%です。また楽天銀行では就業不能状態でも保障が金利上乗せすることなくついていることからもしもの時に安心と思う方には帰って楽天銀行の方が優位性があるといえます。
このようにネット銀行はもはや金利で選ぶのではなく付加給付や傷病手当金などに加えて団体信用保険を組み合わせてライフプラン上でどうかを比較して決める時代なのです。
とは言ってもこれを比較検討するのには多少なりとも知識が必要になります。だから住宅ローン相談にはFPが必要なのです。ハウスメーカーのセールスにできるわけがないのです。
FPによる住宅ローン相談が早く一般的になりお客様によるお客様のためのマイホーム購入となるように私も情報発信していきます
住宅ローン相談 通話無料 0120−929−943 担当 FP永野 修