通らないローンでライフプランをつくらない
当オフィスは初めてマイホームを購入する方が失敗したり迷ったりしないようにライフプラン作成から引き渡しまで一緒に伴奏することによってスムーズなマイホーム購入のお手伝いをしています。
お客様の7割くらいが公務員の方となっておりあとは看護師と医師になっています。慎重で失敗したくないという方が多くなっています。
私ごとではありますが最近2人のうち1人の子どもが大学を卒業したので教育資金も『あと2年』『あと少し』と思いながら暮らしています。
この教育資金は子どもがどんな進路を通るかによって親の人生では大きな影響を与えるのでそれが半分終わったと思うとホッとひといきです。
その影響度はライフプランを作成すると一目瞭然なのですがもう1つ影響が大きいものにマイホーム購入があります。特にどこの銀行の住宅ローンを利用するかで大きな違いがあります。
ではマイホーム購入でのライフプラン作成で注意することは何か。それは住宅ローンの審査を無視しないことです。今日はそんなことをブログにしてみます。
ライフプランの精度を落とすどこか
マイホーム購入ではどんな家にするかに大きな影響を与えるのが予算です。いくらまでマイホームにお金をかけても老後資金がキープできるか。
それを視覚化するのがライフプランの1つの役割です。そのライフプランですがせっかく作成するのですからできる限り精度にこだわりたいものです。
FPだけではなく不動産屋さんでも保険屋さんでも最近では作成していますが1つ注意して欲しいのがローン金利をどのくらいで作るのか、ということです。
当たり前のことですが誰が作るかでその目的が変わるのがライフプランとも言えます。例えばハウスメーカーが作成するのであれば低い金利で作ればマイホームの予算がより取れるプランができてきます。
また保険屋さんが作ればマイホーム購入の話をしていますが住宅ローンのことは金利と団信のことしかわからない方も多くいますので審査が通らない住宅ローンの金利を持ってくることだってあります。
誰が作ろうがやはり人生に大きな影響があるマイホーム購入ですからローン金利にまつわるライフプランは審査が通るローンで作成したいものです。
精度の落ちるライフプランでは作成する意味が落ちてしまいがちです。
マンションと注文住宅の違い
実は住宅ローン相談と言ってもマンションと注文住宅では難易度にかなり違いがありこの2つではマンションの方がはるかに難易度が低いと言えます。
なぜなら注文住宅では建築基準法から場合によっては農地法、住宅ローンではつなぎ融資などがありその複雑さが審査や手続きに大きな違いをもたらしています。
当オフィスの住宅ローン相談はほとんどが注文住宅の相談となっていますがそれでも多岐に渡っています。ある人はローンが通らないという悩み、ある人はネット銀行が使えないといった相談です。
有料相談なのでそれは仕方がないことではありますが注文住宅が中心が故に比較的に難易度が高い、特に実家の土地に家を建てるとなると複雑な相談になることもしばしばです。
それでもライププランを作成するときは実際に審査が通るであろう金利を使ってライフプランを作成すること、もう1つは金利上昇も見込んで作成することをしています。
それを数パターン、夫死亡時、妻死亡時、夫就業不能時、妻就業不能時などお客様には全部を見せるわけではありませんがあらゆる角度でマイホーム購入リスクと注意点を考えるようにしています。
今や誰でも作成可能になったライフプランだからこそ住宅ローンの審査というものをしっかりと加味してライフプランを作成、リスクにも精度を求めていきたいものです。
いかがでしょうか。
永野F Pオフィス 住宅ローン相談 通話無料 0120ー929−943 担当FP 永野 修