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肥後銀行と熊本銀行を比べてわかった本当の違い
住宅ローンの相談をしていると、よくこう聞かれます。
「結局、金利が低い銀行がいいんですよね?」
たしかに、そう思うのは自然です。
住宅ローンは借入額が大きいので、少しの金利差でも気になります。
ですが、私はこの仕事をしていて何度も思います。
熊本の住宅ローンは、金利だけで選ぶと失敗することがあります。
今回も、まさにそういうケースでした。
今回の仮審査条件では、肥後銀行の方が金利は低く、どちらもがん団信付き、事務手数料も同じくローン金額の2.2%でした。
これだけ見ると、
「それなら肥後銀行でいいのでは?」となりそうです。
ですが、実際にはそう単純ではありません。
住宅ローンは、金利だけでなく、保証会社、団信の中身、融資の実行方法まで見ないと、本当の比較にならないからです。
「では自分はどう見ればいいのか」を先に整理したい方は、無料シミュレーターもご活用ください。
今回の比較で見えた3つの違い
今回の仮審査条件では、単に金利差があるだけではありませんでした。
違いは大きく3つです。
1つ目は、融資の組み方。
2つ目は、がん団信の中身。
3つ目は、連生がん団信が付けられるかどうか。
この3つを見ないで金利だけ比較すると、判断を間違えやすくなります。
違い1 融資の組み方
今回の条件では、肥後銀行は留保金対応、熊本銀行はつなぎ融資方式でした。
この違いはかなり大きいです。
肥後銀行のように留保金対応だと、つなぎ融資を使わないため、つなぎ融資の手数料や経過利息がかからないという見方ができます。
その一方で、土地決済時に登記が入るため、登記費用がその分多くなることがあります。
また、本審査の後に比較的早く金消に進むため、団信の効き始めの考え方にも影響してきます。
ただし、今回の条件ではがん団信に90日間の免責がありました。
一方、熊本銀行のようにつなぎ融資方式だと、つなぎ融資の手数料と経過利息が発生します。
さらに、団信の効き始めも決済後からの考え方になるため、建築中の万一への備え方は大きな論点になります。
つまりここで言いたいのは、
金利が少し低いかどうかだけではなく、融資の実行方法によって、お金の出方もリスクの持ち方も変わる
ということです。
違い2 がん団信の中身
ここはかなり大事です。
お客様から見ると、どちらも「がん団信付き」です。
ですが、同じ「がん団信」でも中身はかなり違います。
今回の比較では、肥後銀行は
がんになったときに住宅ローンの支払いが終わる
という、シンプルでわかりやすいタイプでした。
一方、熊本銀行は、がん団信に加えて、
入院一時金
がん一時金
夫婦それぞれへの備え
まで含めて見られる、かなり手厚い内容でした。
つまり、今回の比較で見ると、
肥後銀行は「住宅ローンを消す力」が強い
熊本銀行は「住宅ローンを消す+生活費側の備えも厚い」
という見方ができます。
ここを金利だけで比べると、かなり危険です。
違い3 連生がん団信
これも共働きのご家庭ではかなり大きいです。
今回の条件では、肥後銀行はこの案件では連生がん団信を付けられない整理でした。
一方、熊本銀行は連生がん団信を付けることができる整理でした。
この差は大きいです。
なぜなら、夫婦で住宅ローンを組む場合、
夫だけ守られるのか
妻も含めて守られるのか
で、安心感が全く違うからです。
特に、ペアローンや連帯債務を考えているご家庭では、ここはかなり大事です。
ここで注意したいのは、
「その銀行に商品があるかどうか」と「今回の仮審査条件で付けられるかどうか」は別の話
だということです。
つまり、同じ銀行でも、
保証会社の違い
借り方の違い
案件の組み方の違い
で、付けられる団信が変わることがあります。
金利だけで比べると失敗する
住宅ローンは、金利だけでなく返済比率や、変動金利と固定金利の損益分岐点まで見ておくと判断しやすくなります。
今回の比較を見ていただくとわかる通り、
金利
手数料
がん団信付き
という表面だけを見れば、肥後銀行が良さそうに見えるかもしれません。
ですが、実際にはその裏に、
留保金対応か、つなぎ融資か
団信がいつから効くのか
がん団信の中身は何か
生活費側の保障はあるか
連生がん団信が付けられるか
保証会社はどこか
という違いがあります。
ここまで見て、初めて比較になります。
だから私はいつも言っています。
住宅ローンは、金利を見てから選ぶものではありません。
どの保証会社で、どの団信で、どの借り方になるのかを見てから選ぶものです。
仮審査の条件表まで見てください
ネットで金利を見る。
店頭で説明を聞く。
ここまでは、多くの方がやります。
ですが、本当に大事なのはその先です。
仮審査で何が付いてきたのか。
保証会社はどこか。
団信は何が選べるのか。
その借り方は、あなたの家庭に本当に合っているのか。
ここまで見ないと、住宅ローンは正しく選べません。
特に、
共働きで組む方
注文住宅で建築中リスクが気になる方
がん団信を重視したい方
連生がん団信を付けたい方
ワイド団信まで含めて比較したい方
こういう方は、金利だけで判断すると危険です。
FPからのアドバイス
熊本の住宅ローンは、金利だけで選んではいけません。
なぜなら、同じ住宅ローンでも、
保証会社が違う
団信の中身が違う
つなぎ融資かどうかが違う
連生がん団信が付けられるかが違う
からです。
表面の金利差だけで選ぶと、
思っていた保障と違った
こっちの方が我が家に合っていた
実は団信の中身がかなり違っていた
ということが起こります。
住宅ローンは、金利比較ではなく条件比較です。
そしてその条件は、仮審査の条件表まで見ないと本当のところはわかりません。
熊本で住宅ローンを比較中の方へ
まずはご自身で数字を確認したい方は、こちらをご利用ください。
そのうえで、仮審査の条件表・保証会社・団信の違いまで含めて整理したい方は、下記よりご相談ください。
金利だけ見て、銀行を決めようとしていませんか。
住宅ローンは、
保証会社
団信の中身
つなぎ融資の有無
連生がん団信が付けられるか
まで見て、初めて比較できます。
永野FPオフィスでは、熊本の住宅ローンについて、仮審査の条件表を見ながら、どこを見るべきかを整理しています。
この条件ならどちらがいいのか。
我が家は金利より団信を重視すべきか。
連生がん団信まで含めてどう考えるべきか。
こうしたご相談は、金利表だけでは答えが出ません。
仮審査の条件表、銀行名、保証会社名、団信の種類。
この3つが分かると、かなり整理しやすくなります。
熊本で住宅ローンを検討中の方は、一人で判断する前にご相談ください。
永野FPオフィス 担当FP 永野 修
電話 0120−929−943
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相談のご案内
結論だけ先に言います。
住宅ローンは、入口と出口の両方が整ってはじめて安心できます。
入口だけ通っても、出口で家計が崩れたら意味がありません。
出口だけ考えても、入口で落ちたら家は買えません。
私は住宅ローンの相談の中でも、特に「入口」と「出口」を支えることを専門にしています。
入口(審査)
果たして自分は住宅ローンに通るのか。
CICなどの信用情報、年収、勤続、借入の状況。
原因が分からないまま申込を増やすと選択肢が減ります。
だから先に整理して、通る順番を作ります。
出口(支払い)
35年間、本当に払っていけるのか。
金利の予想ではなく、返済比率と家計の耐久力で決まります。
団信や固定変動の選び方も含めて、最悪でも家計が壊れないラインを先に決めます。
必要なのは、順番と設計です。匿名でも構いません。今の情報で、勝てる順番を作ります。



