ネット銀行の低金利を利用したい
マイホームを購入するにあたり必ず必要なのは住宅ローンです。もちろん現金で購入する方には不要ですが実際にそんな方はいないのが現実です。
販売するハウスメーカーから見ても同じです。住宅ローンが通らなければ事実上販売は不可能です。そういう意味では売り手と買い手の双方住宅ローンを必要としています。
マイホーム購入を考えているお客様はスマホでマイホームや住宅ローン情報を見ており、例えば住宅の見積もりをネットで一括で頼むとマイホームの値段がかなり高くなる可能性があることや住宅ローン金利も知っています。
そんな住宅ローンですがお客様がハウスメーカーに行き見積もりのときに『ネット銀行の低金利を使いたい』というとハウスメーカーのセールスはどんな反応をするのでしょうか。
他の地域はどうかわかりませんが熊本ではかなりネガティブな反応が返ってきますしこんなことを言われているようです。
1、めんどくさいですよ(本当はセールスがめんどくさい) 2、手数料が高いですよ(トータルでは100万円以上安い) 3、審査が通りづらいですよ(事実)
ではそれは本当なのか?具体的な例(多少変えている)でわかりやすく書いてみます。本日はネット銀行の使い方の実例です。
まずはライフプラン作成から始まる
当オフィスのマイホーム・住宅ローン相談の初日はヒアリングです。ここではお客様がマイホーム購入にあたりどんなことをお望みなのか?どんなことが心配なのか?などを聞いていきます。
そしてマイホームの予算がいくらくらいまでならお客様が望むこと、例えば教育資金や老後資金が実現できるのかを尋ねていきます。
今回のお客様の要望を聞いた限りではこんな感じです。
・住宅の予算はいくらまでがいいのか知りたい ・住宅はメーカーにこだわらない ・間取りをじっくり決めたい ・住宅ローンは金利を重視 ・生命保険の見直しもこの機会にしたい
ライフプラン作成では予算と住宅ローン、保険設計までをやりました。なぜ保険までやるのか?それは住宅ローンには団体信用保険がついており保険設計とは切り離せないからです。
住宅ローンコスト+保険コストをできる限り最小化させつつ必要な保障はできる限り入れてマイホーム購入を経済的安全を図りたいからです。
このうち住宅ローンは変動金利でも大丈夫なのでネット銀行を申し込みことにしました。ではネット銀行の申し込みに当たってどこの銀行にするかを次回決めて行きます。
まず最初に住宅ローンの金利をお見せしました。支払いは住宅が完成してからがいいということでつなぎ融資が使える銀行ということで2つ選びました。
それは楽天銀行と住信SBIネット銀行です。ネット銀行の選び方は金利ではなく『付加給付+団信』で選んでいきます。昨日のブログを参考にしてください
ここでソニーの健康保険組合のHPから付加給付を見てみます。高額療養費や傷病手当金にプラスされるものと思ってください。
ソニーーの付加給付では治療での入院時には自己負担額は2万円となっています。実際に入院するとこれに食事代やらテレビのレンタル料などが加えられます。それでも現金で支払えるレベルと言えます。こういう付加給付がついていると本当に生命保険料が安くすみます。
そして傷病手当金にも付加給付があります。計算すると1日あたりの給料の8割以上が支給される計算です。最長は1年半ですがこれなら病気などの不足の事態で収入が大きく減少するリスクは少ない。
ネット銀行の団体信用保険も充実している
これをベースにしてネット銀行を選んでいきます。次はネット銀行の団体信用保険を見ます。お客様と話しながらこれなら入院での経済的損失は大きくないと判断したので収入減少リスクに重きをおくことにしました。
そこで楽天銀行の団体信用保険を見てみます。
就業不能リスクにかなり対応できるのがわかると思います。もし入院や就業不能が1年を超えたら団信適用になり住宅ローンの支払いなしに家族がこの家の住むことができます。
そこまでいかないまでも15日を超えて入院など就業不能な状況であればその月の住宅ローン金額は保障されるというのです。
楽天銀行はガン(悪性新生物)になったらローン残高が50%になるのですが金利が0.525%と低いので50%から100%にグレードアップしてもいいのではと提案しました。
いかがでしょうか。こうすることにより結果としてマイホームコストが低金利のローンを使ったことで実現でき、団体信用保険と健康保険組合の付加給付を組み合わせたことで保険コストも減少しました。
そしてこの資金を教育資金や老後資金に活かせば経済的には豊かな暮らしが実現していくのではと考えています。
マイホームプランニングには様ざまなパターンがあります。当オフィスではあなたにあったプランをオーダーメイドかつワンストップで作成します。
釣りをする人にとって釣竿がないとできないのと同様にマイホーム購入には住宅ローンの知識が必需です。もしご興味のある方はご相談ください。
住宅ローン相談 通話無料 0120−929−943 担当FP 永野 修
*当オフィスは無料相談や電話相談は一切行っておりません。ご了承ください