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結論から言います
住宅ローン審査で最も取り返しのつかないミスは、金利選びでも銀行選びでもありません。
「申込む順番」を間違えることです。
金利を間違えても、借り換えという手段があります。 銀行を間違えても、別の銀行で挽回できることがあります。
しかし審査の順番を間違えると、選択肢そのものが消えます。
この記事では、順番を間違えた時に実際に何を失うのかを、3つの数字で示します。
失うもの1|対応できる銀行の数が、0になる
住宅ローンの審査を申込むと、その記録はCICという個人信用情報機関に残ります。
これを「申込履歴」と言います。
銀行はこの申込履歴を審査の判断材料にします。 否決後に複数の銀行へ次々と申込んだ記録は、審査担当から見ると「どこにも通らない人物」という信号として映ります。
私がJaccsで審査担当をしていた17年間、申込履歴が多い案件は、それだけで審査のハードルが上がりました。明確なルールではありません。しかし現場では確実に影響します。
具体的に何が起きるか。
たとえばCICにスマホ延滞で異動がある方の場合、初回であれば対応できる銀行・ローン商品は一定数あります。しかし否決後に3〜4行追加で申込んだ後では、受け皿として機能する選択肢が0になるケースがあります。
これは「審査が厳しくなった」のではありません。 「あなたが使える銀行を、自分で消してしまった」状態です。
失うもの2|金利選択のミスは、35年で最大300万円以上の差になる
順番の問題とは別に、金利タイプの選択ミスも深刻です。
ただしこれは「変動か固定か」という話ではありません。 「あなたの状況に合った金利タイプを、正しい順序で選んでいるか」という話です。
たとえば審査が不安な方が、金利の低さだけを見てネット銀行の変動金利を選ぶとします。ネット銀行は審査基準が機械的で厳しく、CICの状況によっては否決になりやすい。
否決後にフラット35へ切り替えると、金利差は現時点で年0.5〜1.0%前後になることがあります。
4,000万円・35年のローンで試算すると:
- 金利差0.5%:総返済額の差 約370万円
- 金利差1.0%:総返済額の差 約740万円
最初から自分の状況に合った金利タイプを選んでいれば、この差は生まれませんでした。
「審査が通ることを最優先に銀行を選ぶ」という順序を守るだけで、数百万円単位の損失を防げます。
失うもの3|「今動く」と「1年待つ」の差は、物件そのものを失うリスクになる
「CICをきれいにしてから申込もう」 「1年後に改善してから動こう」
この判断が正しいケースもあります。ただし、待つことにもコストがあります。
1年待った場合に起きうること:
- 希望の物件が売れる
- 金利が上昇する(2025年以降、変動金利の基準金利はすでに動いています)
- 年齢が上がり、完済年齢の制限に引っかかる
- 審査条件が変わる(金融機関の審査基準は毎年見直されます)
1年後に必ず通る保証はどこにもありません。 むしろ今の状況で動けるのに、情報が足りないために待ち続けているケースが、相談の中で最も多いパターンです。
「今すぐ動けるか、待つべきか」は、待てばわかるものではありません。今の状況を整理することでしか、答えは出ません。
では「正しい順番」とは何か
審査の正しい順番は、あなたの状況によって変わります。
一般論として言えることは3つです。
1. 申込む前に、自分の信用状態を整理する CICの内容・返済比率・勤務状況・団信の告知事項。この4つを把握してから動きます。把握せずに申込むのは、地図なしで山に入るようなものです。
2. 「審査が通りやすい銀行」から順番に出す 金利が低い銀行・条件が良い銀行から出したくなるのは自然です。しかしそれは「通ってから選ぶ」話です。まず通る銀行で家を確保することが最優先です。
3. 否決後は、必ず原因を特定してから次に動く 原因が分からないまま次の銀行に出すことが、選択肢を消す最大の原因です。否決後に焦って動くほど、状況は悪化します。
ここまで読んで、「自分の場合はどうか」が気になった方へ
この記事で書いたことは一般論です。
- 申込履歴がどの程度影響するか
- あなたの状況で対応できる銀行がいくつあるか
- 今動くべきか、何をしてから動くべきか
これらはあなたの数字を見なければ、答えが出ません。
17年間、審査を落とす側にいました。 だから今、通す順番を設計することができます。
まず状況を教えてください。 最初の返信で「今動けるか、何をすべきか」をお伝えします。
この記事を読んだあなたへ
あなたの「正しい順番」を、今の状況から設計します。
まず3つを教えてください。
順番は一般論では決まりません。あなたの信用状態・借入状況・今の申込履歴によって、どこから出すべきかが変わります。状況を送っていただければ、最初の返信で整理します。
- ✓ 今すぐ申込んでいいのか、先に整えることがあるのか
- ✓ どの銀行から、どの順番で出すべきか
- ✓ すでに否決がある場合、選択肢はまだ残っているか
LINEにこの3つを送るだけでOKです
01 信用情報と履歴
CICの状況(AやP・異動の有無)・これまでに審査に出した銀行数
02 借入と年収
車・カード等の月返済額合計・年収・勤続年数・雇用形態
03 今いちばん知りたいこと
例:「今すぐ動いていいか」「否決後の次の一手」「どの銀行から出すべきか」
↓ 上の3つをLINEに貼って送るだけです
LINEで送って、正しい順番を確認する メール・フォームで問い合わせる
匿名OK・売り込みなし
元Jaccs審査担当17年が直接返信します(営業時間 9:00〜22:00)



