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CIC「A」で審査落ちの方へ
当オフィスではFPとして住宅ローンの審査相談をしています。クレジット会社で17年間CICを見てきた経験からお客様に住宅ローン審査のアドバイスをしています
住宅ローンの審査落ちになった方はネットで情報を集めようとしますが、残念ながらネット上はアフリエイトばかりでなかなか正しい情報がないのが実情です
そこで「住宅ローン審査専門チャネル」を作ってみようというのがこのブログになっています。
今回はCICのAで審査落ちした方のリカバリー例を取り上げます
よく公式LINEより「CICにAが3つ以上あると審査が通らないという聞いたのですが、本当ですか?」という相談があります
その答えは「本当です」
しかし「マイホームは購入できます」
それはどういうことでしょうか。審査が通ってマイホームを購入できた方の成功例とはどんなものでしょうか
まずはやってはいけないことを知っておく
残念なことに住宅ローンで否決になったAさんは35歳のサラリーマンで年収は620万円、配偶者とお子様1人の家族です
今回、近所に建売が建つのでこの機会にマイホームを購入しようと内見して気に入ったので購入を決断。仮審査をしてみました
しかし、結果は否決
「なんでオレが通らないの?」と怒りが湧いてきましたがセールスの勧めによりCICを取得したら入金状況にAの文字が。
セールスがこれを指差して「これが原因ですね」といい「別の銀行で審査しましょう」というが自分で調べたかったのでひとまず帰宅した
後にこれが大正解となります
なぜなら審査落ちで絶対にやってはいけないことが状況を正確に把握することなく、審査を2つ3つとやってはいけないからです
その前に相談に来ていただければ解決できることがたくさんあります。
住宅ローンを選ぶ手順
最初にセールスの人が間違ったのはこの住宅ローンを選ぶ手順通りにやらなかったことと言えます。住宅ローンは手順を1つ間違えると最悪マイホームが購入できないということにつながります
多くの人は住宅ローン選びを金利比較からスタートさせて次に団信をみて決めています。そもそもこれが大間違いなのです
なぜか?
それはマイホームは住宅ローンの審査に通らないと購入できないのでまずは審査が通る住宅ローンを選ぶことが最初にきます。
そして審査が通る住宅ローンの中から金利や団信を比較させていきます。
なぜそうしないのか?
本当にAが原因なのか確認する
実は住宅ローンの現場にいるとよくわかりますが、セールスの方は販売のプロであって住宅ローンのプロではないです。それどころか審査に関しては全く詳しくないのが現実です
住宅ローンを選ぶ基準が審査ではなく、セールスの都合がいい銀行や会社の取引銀行となります。お客様はお客様で金利で決める。
これでは審査落ちが起こってもおかしくはないと思いませんか?ルール通りにやればいいのです。
ではルール通りに審査を考えると最初にすることは今の自分の住宅ローン的状況になります。
現在の住宅ローンの審査事情
現在の住宅ローン仮審査はAIによる自動審査となっています。つまり審査項目で少しでもNGがあると否決となりやすいのです。
本審査は人間の目でやっていると思われます。まずはAI判定の仮審査を通過させたいところです。仮審査のポイントは主に3つあります
だからその項目に関して最低限押さえておき、審査落ちしたらリカバリーしていきます。
仮審査でに主要項目の3つは以下のものです
1、返済比率の問題
2、個人信用情報(CIC・KSC)
3、勤務形態の問題
4、土地の問題
1、返済比率
これは収入と借入のバランスといえばいいのでしょうか。電卓で計算式通りに入れていくと問題ないかがわかります。
要素はこの3つになります
1、年収(自営業者は所得)
2、今のローンの月支払額(1回払い除く)
3、今回の住宅ローンの金額
ご自分で計算してもいいのですが、今は計算ソフトがある時代です。私も自分で作っていますのでそれで計算してみてください
2、個人信用情報
AさんはすでにCICを取得していましたが、もう1つKSCも取得してみてください。
そこに他の情報で「異動」や「A」がないか確認してみてください。ちなみにCICの見方も書いておきます。
A・・・未入金
P・・・請求額の一部が入金
$・・・正常支払い
Pは支払いが1ヶ月ずれている時に多くなります。異動は3ヶ月以上入金がないと異動情報が付いてしまい、この場合は住宅ローンの審査は困難になります
→ https://myhome-fpft.jp/archives/5259
3、勤務の問題
これも重要ですが、勤務年数が1年以上(自営業者は2期もしくは3期経過)であり、正社員ならいいのですが中には派遣社員や契約社員の方もいます
またパート勤務の方もいますがその場合は厳しくみられたり、銀行によっては取り扱いできないと言われることはあります
どこに勤務しているかも重要です。大手や公務員などは信用もありますが、自営業者には住宅ローン審査は冷たいといってもおかしくないくらいに厳しいです
4、土地の問題
土地の問題とは担保評価のことです。その指標は都市計画図で市街化区域かそれ以外かでわかります。ネットで『お住まいの住所+都市計画図』で検索してみてください
Aさんの問題は返済比率の問題?
Aさんの情報を精査してなぜ審査落ちだったのか?改善の余地はあるのか?そして改善後に審査して通る住宅ローンはあるかを調べていきます
すると際どい項目がありました。
それは返済比率です。つまり今回のAさんの審査落ちはCICによる問題と返済比率がギリギリという結果が見えてきました
Aさんに自動車ローンは一括できるか聞くと大丈夫ということでしたのでこれがクリアできそうです。ただしすぐに一括しなくてもいいです
仮審査では一括する前提で仮審査してその後に返済することになります。返済のタイミングは住宅ローンによって違います。
Aさんの状況を踏まえて仮審査
ここまでくるとどの住宅ローンが審査が通りそうで、どこが落ちそうかが見えてきます。通しそうな住宅ローンでシミュレーションして仮審査をすればいいのです
1、1年に3つ以上のAがあっても審査が通ること
2、返済比率がクリアされること
3、土地の問題がクリアできること
この3つに注意して仮審査する住宅ローンを選んで審査。するとしっかりと仮審査承認となりました。
Aさんの勝因は
ここで大事なことは審査落ちしたら闇雲に審査しないということです。Aさんはすぐにネットで情報を確認して審査することなくFPに相談
正しく自分の情報を把握して、状況にあった住宅ローンを選んだ結果審査落ちからのリカバリーができたという話kです
正しいルール通りに行動することが大事ということがわかっていただけるかと思います
その後、本審査も無事に終わり晴れてマイホームオーナーになったというわけです。その後、家族でバーベキューを楽しんでいるそうです
いかがでしたか?Aさんのように行動してくれれば審査落ちからのリカバリーの確率は格段と上がりますのでぜひ参考にしてください
それでも住宅ローンの審査が不安な方はAIによる住宅ローン審査判定を作っていますのできてみてください
永野FPオフィス 代表FP永野 修
電話 0120−929ー943
相談のご案内
結論だけ先に言います。
住宅ローンは、入口と出口の両方が整ってはじめて安心できます。
入口だけ通っても、出口で家計が崩れたら意味がありません。
出口だけ考えても、入口で落ちたら家は買えません。
私は住宅ローンの相談の中でも、特に「入口」と「出口」を支えることを専門にしています。
入口(審査)
果たして自分は住宅ローンに通るのか。
CICなどの信用情報、年収、勤続、借入の状況。
原因が分からないまま申込を増やすと選択肢が減ります。
だから先に整理して、通る順番を作ります。
出口(支払い)
35年間、本当に払っていけるのか。
金利の予想ではなく、返済比率と家計の耐久力で決まります。
団信や固定変動の選び方も含めて、最悪でも家計が壊れないラインを先に決めます。
必要なのは、順番と設計です。匿名でも構いません。今の情報で、勝てる順番を作ります。



