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住宅ローン審査『A』の専門家相談
マイホームが欲しい方へ
初めまして永野FPオフィスの代表FP永野です
当オフィスの使命は住宅ローン相談を通してお客様のマイホーム購入を強力にバックアップすることです。それには住宅ローン審査が通ることが初めの一歩となります。
クレジット会社でローン審査に17年携わってきた経験をもとにお客様の住宅ローン審査をアドバイスしているFPオフィスでマイホームの住宅ローン相談に携わって10年以上になります。
過去7年間、住宅ローンの審査が通らないという方の相談を受けてきましたが合計75件中審査が通ってマイホームを購入した方は72人でローン通過率96%でした。
『A』で住宅ローンが否決される理由
Aさんは奥さまと2人で住宅展示場に行きました。マイホームが夢だったという奥さまはこの日を楽しみにしていた模様。
家の間取りなどが決まり見積もりも出てきたタイミングでセールスに方から『仮審査をしましょう』ということで住宅ローンの仮審査を申し込んだ。
そして1週間後に連絡がありました。『否決でした』とセールスに言われて奥さまは旦那様に疑いの目を。私に言ってない借金でもなるのではということを言われた。
セールスに言われてCICを取得するとセールスから『これが原因ですね』と言われた。これとは何か?そう入金状況に『A』がいくつかあった。奥さまはお怒りで旦那様は立場がなく恐ろしいことになってしまった。
『A』を甘く見てはいけない
このブログを読んでいるということは住宅ローンの仮審査をしたけど通らなかったのでCICを取得したら『A』や『P』があったという方も多いと思われます。
今回のブログは住宅ローンが通らない理由が『Aマーク』だったとわかった時にどうすればいいのかになります。もっといえばどうしたら審査が通って家が買えるのかです。
ところで『A』があるとなぜ住宅ローンは通らないのか。それは金融機関からすれば住宅ローンの支払いよりも小さな金額で支払いがされなかった履歴があるということは支払いがきちんと履行されない恐れがあると見るからです。
ということは『A』があっても住宅ローンの審査が通るにはきちんと支払い可能と証明できなければ住宅ローンは通らずマイホームが買えないわけです。
『A』はいますぐ対応が必要
『A』で審査が通らなかった場合、住宅ローン審査が通り家を買うには支払いができることを証明することが必要になると言いました。ではどうすれば支払えると証明とはなんでしょうか
ここが『A』で住宅ローンを通すポイントになります。このブログを読むと『A』で審査を通すにはどうしたらいいかがわかります。まず最初はこれになります。
『A』のあとに『$』を付けることです。
つまり遅れている支払いを正常にすることです。『A』の後にきちんと支払っている証拠である『$』の連続が多ければ多いほど審査が通り安くなります。
マイホーム購入をどうしても今でなくてもいいという方は1年間(12回)『$』をつけてからの住宅ローンの仮申込をするのがベストとなります。
しかしこぼブログを読んでいる方は今すぐにでもマイホームが欲しいという方でしょう。マイホームが欲しくて欲しくてやっと買うことが決まって仮審査をしてみたら否決になってしまったのでは
1年も待てない!
という方はこの先をお読みください。マイホームが購入できる方法がわかります。
『A』とはなんだ?
そもそもCICを見ながら『A』ってなんですか?と聞れることがあります。Aとは簡単にいうと支払いが遅れたということです。
CICの支払い状況記号の欄には正常な支払いを表す$マークから『P』や『A』などさまざまな記号があります。
やはり住宅ローンは人生で1番大きな買い物であり、人生で1番大きな月の支払額になります。それより小さな金額で遅れたというのは重たい事実と受け取られます。
しかし今それを言ったところで過去に起こったことはどうにもありません。このAやPは承知の上で今後の支払いは大丈夫という前提で住宅ローン審査を通してマイホームを買うことになります。
どの『A』で否決されたのか
ただしAマークと言ってもさまざまな種類があります。どれに該当するかで対策は大きな違いが出てきますのでまずはご自身のCICをご確認ください。
1、どのくらい前の『A』なのか 2、どのくらい『A』が続いているのか 3、契約全部かそれとも特定の一部の契約か
例えばAさんは直近までPやAが並んでいました。1番下のようなケースです。1番相談が多いAマークの問題ですがこういうケースも含めて審査が通る『A』とそうでない『A』が存在します。
そう、『A』には救われる『A』と救われない『A』があるのです。では救われる『A』とはなんでしょうか
救われる『A』と救われない『A』
住宅ローンの審査では35年間(50年かもしれません)支払いができるかどうかの審査をします。住宅ローンの審査の要素とはなんでしょうか
1、収入の安定性 2、支払い懸念 3、過去の取引からの信用状況
1は勤務先が安定していればいるほど審査が通りやすいし、勤務年数が長ければ長い方がいいのがわかります。この2つは住宅ローン審査に関しては大きなプラス材料です。
個人信用情報CICからの情報で『A』や『P』の数が少なければ少ないほど審査は通りやすいし、過去で直近は『$』になっていればいるほど審査は通りやすい
また複数あるローン契約で全部の契約で『A』があるよりもたまたま1つの契約で『A』があるほうが通りやすい。
救える『A』、住宅ローン審査が通るであろう『A』とは上記1・2・3が該当するような偶発的な『A』となります。
救われない『A』とは
その反対に救われない『A』とは勤務年数も短く恒常的かつ今のローン全部に『A』があるようなケースとなります。
特に自営業者はただでさえ住宅ローン審査では厳しいのですが恒常的に『A』があると審査は通らなくなります。『A』があって住宅ローンが通る条件は偶発的な『A』、たまたま支払いをミスした場合と言えます。
ただしこのような救われない『A』でも例外と言うべきものがあります。もし例外に当てはまるのでしたらマイホーム購入に大きく近づきます。
例外で『A』でも救われる人とは
基本的に『A』が1年以内についていると審査は通らないのですが何にでも例外というものがあります。『A』もそうです。実際に何度も審査が通るのを見てきました
それはこんなケースになります。
・夫が一部上場企業の妻の『A』 ・本人は一部上場企業勤務で3ヶ月前の『A』 ・夫妻ともに公務員で妻の恒常的な『A』で連帯債務
つまり勤務先が公務員、上場企業などの安定企業にお勤めの場合の連帯債務での住宅ローンあれば審査が通る場合があります。当てはまらないかもしれないけどどうしても家が欲しいんだ、きちんと支払えるのに、という方もいるでしょう
そんな方はどうしたらいいのでしょうか
今、マイホームが欲しい方の対応方法
CICを見て『A』が原因で否決になった方と話していると『どこの銀行なら通るんだ』が知りたいようですがその前に『どうしたらいいのか』を知っておく必要があります。
『どうすればいいか』の手始めは今のローンの支払い正常化です。そして少なくとも直近の『A』から『$』に変てください。これがマイホーム購入の第一歩です。
もし入金状況の直近が$ならあとは金融機関選びです。
『どこの金融機関にすればいいのか』は直近に『$』があればいい金融機関、2ヶ月の金融機関、または1年以上ないとダメな金融機関、それ以上『$』が続いてないと審査が通らない金融機関(保証会社)があります。
直近を『$』にしたら次の手順に入ります。そのほかにも知っておくべきことがありますのでそれを説明していきます。ここからは実例をもとに話しししたほうがわかりやすいのでそちらを参照してください。
大体わかったから早く相談したいと言う方は下のボタンから公式LINEを登録してチャットから相談ください。もしメールのほうがよければ fpnagano@myhome-fpft.com よりメールをください。
実例 審査が通って家が買えた人とは
では住宅ローン審査が通るようになるにはどのような対策をすればいいのでしょうか。当オフィスでは過去の相談では以下のような方にマイホーム購入をしてもらっています。
1、数あるローンにうち2つの直近に『A』がある場合 2、半年前に『A』になり2つの銀行に否決となっていた 3、8ヶ月前のAで地方銀行やフラット35で否決だった
言い方を変えると上記に当てはまる方であればマイホーム購入可能といえます。もちろん救われる『A 』であること、その他の審査条件も問題がないことが前提といえます。
救える『A』の審査対策とは
本気でマイホームが欲しい方がすべき対策とは何か?CICのAがあるけど住宅ローンを通してマイホームをなんとか購入したいは以下の手順で進めていきます。ポイントは大きく分けて3つあります。
1、支払いをして『$』をつけること 2、CICを確認してほかに問題がないかを確認 3、審査が通る確率が高い金融機関3つを選ぶこと
ではもっとわかりやすいように過去『A』や『P』で相談に来たお客様の実例で解説していきます。
CICの『A』マークの実例
話をわかりやすくするために実際の『A』の成功例をお話しします。建売を購入しようとしたが住宅ローン審査が通らなかったという奥様からの相談です。
夫のCICの支払履歴に『A』や『P』が現在進行形で並んでいました。不動産会社からは『また違う銀行で審査しましょう』と言われましたがこの内容ではまた否決されるのでは?と思い相談することにしたようです。
『またローン審査が通らなかったらどうしよう』と恐怖だったそうです。
ここに大事なポイントの1つがあります。それは対策もせずにやたらと審査をしないことです。審査が通らないとメンタルがやられます。それは避けましょう
CICにはPが多くAもあるが
夫婦で来店していただき取得したCICを見せていただきました。FPである私が見ても仮審査が通らなかった理由は1つのローンにだけ直近の支払い履歴に『P』や『A』がついていることです。
イメージはこんな感じです
まずは全体的なことのヒアリングをしました。収入や家族状況、勤務先や返済比率。そして本気で家が欲しい理由などです。ライフプランを作成した上で今後は大丈夫と考えてご依頼を引き受けました。もちろんやめたほうがいいという内容であればお断りしています。
1、夫婦ともに収入がり返済比率に問題ないこと 2、支払い遅れは支払いに安易だったこと 3、お子様の教育資金の目処が立っていたこと
次に住宅ローン審査が通るように対策ですが直近に『$』が付くようにローン会社に電話して確認してもらいました。もし未納分があれば全て払うようにします。一括はしなくていいです。
そして翌月に再度CICを取得して直近が『A』から『$』に変わったことを確認しました。それを2ヶ月続けて『$』が2つ並んだことを確認しました
このタイミングで住宅ローン審査が通る確率が高い金融機関を3つ選んで仮審査しました。その結果、仮審査・本審査も無事に通りマイホームを購入できました。
このお客様は確実にマイホームは欲しい事情がありましたので当オフィスにマイホーム引き渡しまでの住宅ローン相談の依頼をしました。
それが1番確実なのですが、無料を望む方、FPでも難易度が高いこのケースですが自分でやりたいと言う方はCICの知識が必要になりますのでそれを説明します。
1、CIC で他に問題がないかを確認
まず個人信用情報とは何か?それは以下のことが記載されているローンの利用履歴に関する個人信用情報になります。
1、ローン契約内容 2、お支払い状況 3、入金情報 4、利用金融機関
もうざっくりいうとお客様が過去に利用した割賦(分割払い・リボ)の履歴といえばいいでしょうか。完済してから5年以内と支払中のデータが記載してあります。
ローンでの審査の場合では上記のDの欄に異動情報という文字がないかどうか、Eの欄の支払履歴が遅れなく履行されているかなどおおよそ5項目程度をみます。
今回の審査が通らなかった原因はEの支払履歴の欄は『$』が正常に支払われているマークですがPとAが多く直近の支払はPでした。これが原因で審査が通らなかったと思われます。
この場合には早急に手を打てば審査が通る可能性が出てきます。ただし基本的に多くの金融機関では住宅ローン審査は否決になるのでどうしてもマイホームが欲しいという方以外は1年間待つ方がいい場合もあります
他に原因がないかのチェック
住宅ローンの仮審査が通らなかった結果をCICのAマークと思った時でも同時に他に原因はないのかを探してください。中でも必ずするのが『返済比率オーバー』になっていないかです。
返済比率の簡易的な計算式は上記の図を参考にしてください。ここでオーバーしているのであれば改善してから再度審査することになります。
また審査で使う金利(審査金利)は銀行によって変わりますのでここでは簡易的にフラット35の基準でおおよその目安を計算することをしてください
『A』マークの対策をする
その1 『A』から『$』へ
住宅ローンの審査を通すためには最低でも直近は『$』でないと無理です。だからまずは『$』をつけるようにしなければなりません
ただし住宅ローン審査はCICだけでするものではないので他の要因もないかの検討は必ずしたいものです。今回は他には原因がなかったので『A』の改善で進んでいきます
考えてみれば現在進行形で支払いに遅れているお客様に住宅ローンのような高額のお金を貸す銀行はないです。個人だって返済見込みのない人には貸さないですよね。
だからまずは支払い履歴の直近データを『A』から『$』へ変えます。具体的には金融機関に連絡して1ヶ月分支払って正常に戻すことからスタートです。
その2 審査が通る金融機関選び
支払の遅れを解消したら次の月は当然CICの履歴には『$』マークがついているはずです。翌月になったら再度CICを確認して直近が『$』マークに変わったかを確認してください
問題はここからになります。1番難しいのはどこの銀行で次に仮審査をするのか、です。実は金融機関によって『A』に対する審査の基準が違います。
1、1年以上$が並んでないと通らない
2、2ヶ月以上$が並んでいること
3、直近は$になっていること
例えばある銀行は最低1年は『$』になっていないと審査は通りません。しかしある金融機関はそれが2ヶ月だったりします。またある金融期間は1ヶ月でもOKだったりします。
その金融機関はどうすればわかるかといえばもし金融機関を自分で探すのであれば全金融機関に電話して聞くしかないです。
その3 銀行をたらい回しされないこと
AやPで住宅ローンを否決されるとショックのあまりにやってはいけないことをする方がいます。ではこの時にやってはいけないこととはなんでしょうか
それが原因もわからずに、問題を解決していないのに別の銀行で仮審査をすることです。これだけは絶対にやってはいけないのです。
しかし現実はセールスも売りたくて売りたくて仕方がないのでお客様が銀行たらい回しにして、そのたびに否決となりを繰り返します。
注意事項 審査が通らない金融機関
『A』や『P』では審査が通らない金融機関では審査をしないことです。その代表例がネット銀行です。ネット銀行で審査をしても通らないと思ってください
基本的にメガバンクも厳しいです。審査が通らない確率が高い金融機関でも否決されるとショックは大きいものです。
せっかくの楽しいマイホーム購入でこうしたショックで疲弊しないようにして欲しいものです
本当は先送りしてはいけない理由
1年間『$』にしてから申し込むのが本当はいいと言いましたが本音をいえば先送りしない方がいいと考えています。
その理由は1年後に確実に審査が通る保証がないからですがもう1つあります。それは審査が通らなかったことのショックがトラウマになることで審査が怖くてできなくなることがあるからです
1年後でもいいかと思ったとしても、まずは審査が通ることを確認してから1年後に再アタックするなら『大丈夫』と言う自信もあるものです
何事も先送りは失敗の元です。今できることは今やる。これをすることで人生が切り開かれていきます。
まとめ Aマークでの審査の通し方
住宅ローンが通らなかった場合は確かにショックですがすぐに原因を把握してください。それには個人信用情報CICの取得をすることになります。
そこで原因が支払い状況に『A』や『P』が直近や半年以内にあった場合は絶対にセールスに銀行たらい回しにされないようにしてください。
その上で次の3つに注意してください
1、返済比率に問題はないかのチェック
2、ネット銀行では審査をしないこと
3、遅れている支払いを支払ってAから$にすること
CICを見ながら他の要因がないかも確認してください。返済比率なども計算してみてください。計算式は以下の通りです
次にAやPになっている金融機関やクレカ会社に連絡して遅れている分があれば支払ってください。そして次の月にAの次の月に$が付いたことを確認してください。
できればこのタイミングでご相談ください。そうすれば状況次第ではありますがチャンスが出てきます。次に仮審査を再度する金融機関を選ぶのですがもし自分でするのであれば間違わないようにしてください。
もし自分ではできそうもないという方はご相談ください。熊本だけでなく全国対応可能です。しかも審査が通らなかった場合は家が買えませんので返金保証付きとしています。
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FP永野のご紹介
永野FPオフィス 永野 修
『審査の通らない住宅ローンに価値はない』
クレジット会社で17年間毎日CICを見てきたのでどうしたら審査が通るのかがわかるという職業病を武器に他社ではできない住宅ローン選びをメインとしています。ローン業界に30年以上の豊富な経験と年間100件以上のマイホーム購入のお手伝いをしています。お客様の80%は公務員であとの20%は医師と看護師になっています