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CIC『A』でも住宅ローンは通る!

CIC『A』でのカンタンな審査の通り方
初めまして永野FPオフィスの代表FP永野です
当オフィスは住宅ローン相談の専門家としてお客様のマイホーム購入を強力にバックアップしているFPオフィスになります。最近ではローン審査でお悩みのお客様からの相談が多くなっています。
特に個人信用情報CICに関する相談を得意としています。その相談を得意としている理由は、サラリーマン時代の17年間毎日と言っていいほどCICを見てローン審査をしてきたからです。
『なんで審査が通らないの?』
『大丈夫!こうすれば審査が通るから』
ということで落ちた住宅ローン審査を逆転させてマイホームの購入していただいております。マイホームを購入できた方からお喜びのお声を全国よりたくさんいただいて相談業務をしています。。
今回は住宅ローン審査の中でも1番多い質問になるCICでの『A』で審査が通らないでお困りの方に『A』の克服方法のアイデアをご紹介します
1、作戦
2、準備
3、実行(仮審査)
この3つからになっています。最後までお読みいただくとどうすれば審査が通り、マイホーム購入ができるのかがわかります。ぜひ最後までお読みください。
なぜ『A』で審査落ちしているのか
CIC『A』で審査が通らないという方が後を断ちません。審査落ちしている理由は2つのミスがあるからです。2つとは何か?
『状況把握のミス』と『選択ミス』です。
状況把握ミスとは、自分の過去の支払い履歴を把握していないことから生じたミスです。ローンの遅れの認識があったかないのか。これを把握しているのかから始まります。
本来であれば『A』で審査落ちなら不動産屋さんやセールスの方がリカバリー方法を知っていればいいのですが、住宅ローンに関してはあまり詳しくないのが実情です
そういった業界のことも把握できていないのもミスと言えるかもしれません。なぜなら相談する人を間違っているからです。
もう1つの問題は『選択ミス』です。自分の状況お構いなしに住宅ローン審査を金利だけでしてしまうことによるミスです。
不幸なことに誰も住宅ローンの金融機関の審査情報を持っていないので悲しいことにミスをし続けて落ちまくるというものです
住宅ローンを否決され続けるということは精神的にとても辛いことです。では対策とは何か?
それは『彼を知り己をしれば百戦危うからず』です。自分の状況を知り、金融機関の審査のクセを知ることで審査が通り無事にマイホーム購入といたります。
基本CICと『A』とは何か?

CICとは何か?
CICとはなんでしょうか。それは最新の個人信用情報であり、自分が利用したローンの履歴がデータとして残っています。完済しても5年以内は履歴が残っています。
1、何を購入したのか
2、支払いに遅れはないか
3、残高はいくらか
などがわかるようになっています。特に入金状況に『A』『P』があったり、3ヶ月以上支払いなく遅れると『異動』という文字が入ると基本は住宅ローンは通りません。
ここからは『A』の基本的な知識と審査の通し方を解説していきます。
『A』とはなんだ?
まず最初の『A』とはなんだ?を知る必要があります。Aとは簡単にいうと支払いが遅れたということです。
CICの支払い状況記号の欄には正常な支払いを表す$マークから『P』や『A』などさまざまな記号があります。
やはり住宅ローンは人生で1番大きな買い物であり、人生で1番大きな月の支払額になります。それより小さな金額で遅れたというのは重たい事実と受け取られます。
しかし今それを言ったところで過去に起こったことはどうにもありません。このAやPは承知の上で今後の支払いは大丈夫という前提で住宅ローン審査を通してマイホームを買うことになります。

己を知る 入金状況の見方
どのパターンの『A』で否決されたのか
Aでの審査落ちと言ってもさまざまなパターンがあります。どれに該当するかで住宅ローン選びが変わり、審査逆転の対策に大きな違いが出てきます。
パターン1 過去型 1年以上前の『A』 パターン2 アクシデント型 直近のみ『A』 パターン3 恒常型 AとPが連なっている

パターン1 過去型
例えば1番上のように1年以内は問題ないのですが、それ以上前にPとAがあるケースです。通常は審査が通ることが多いのですが住宅ローン選びをミスすると審査おちとなります。
この場合は住宅ローンの金融機関を適切に選びさえすれば審査は通りマイホーム購入できます。
パターン2 アクシデント型
このパターンは通常はきちんと支払いをしているのですが、たまたま当月にローンの引き落としが口座からできなかったケースが該当します。
現在進行形での支払い遅れなので審査は落ちます。しかし遅れていた支払いをしたり、翌月に口座から引き落としができると審査は通るようになります。
当然、住宅ローン選びでは審査が通りやすいところから2、3の銀行の審査をします。
パターン3 恒常型
パターン3のように長いと1年以上にわたって直近までPやAが並んでいたケースもあります。真ん中は直近にAがあるケースです。実はこのケースが1番相談が多いのです
このケースでも審査が通る人と通らない人がいます。
1ヶ月ずつ支払いが遅れていたパターンですが、口座からは毎月落ちているのですがどこかで1回口座から落ちない、例えば6月分は口座から落ちていないで支払いはしなかったので7月に落ちた分は6月分と認識されて支払いが遅れている『P』となっているものです。
このように同じパターンが1番難易度が高いです。審査が通る金融機関が限られてきます。でも審査が通る人もいるのです。
しかし同じパターン3でも救われる『A』と救われない『A』があるのです。救われる『A』とは何でしょうか。ではどうしたら救われる『A』となるのでしょうか
救われる『A』とは

住宅ローンの審査では35年間(50年かもしれません)支払いができるかどうかの審査をします。住宅ローンの審査の要素とはなんでしょうか
1、収入の安定性 2、借入過多になっていないか
勤務関係
勤務先が安定していればいるほど審査が通りやすいです。上記でのパターン3つはいづれも大手勤務先の方であれば審査が通る可能性がそうでない方よりもグッと高くなります。
また、大手や公務員で勤務年数が長ければ長いほど審査には有利に働きます。この2つの要素は収入面でも有利となり『A』でも審査が通ります。これで通らないのは金融機関の選択ミスです。、
勤務先というのは住宅ローン審査ではとても重要です。パターン2やパターン3でも審査が通る可能性があります。
配偶者の『A』
同じ『A』でも夫は問題なく、配偶者が上記のパターンのどれかのケースもあります。この場合では住宅ローン選びでミスさえなければ審査は通ります。
もし審査が通らなかった場合は、住宅ローン選択ミスかその他に原因がある時です。もう1度CICや返済比率の計算をしてください。
救われない『A』とは
その反対に救われない『A』とは勤務年数も短く恒常的かつ今のローン全部に『A』があるようなケースとなります。
例えば、自営業者はただでさえ住宅ローン審査では厳しいのですが恒常的に『A』があると審査は通らなくなります。また『A』だけでなく返済比率オーバーなども重ねると厳しくなります。
このように救われない『A』とは複合的な理由があるものと言えます。勤務先・勤務年数・年収が低かったり、不安定業種である場合には厳しい結果となりやすいです。
実践 『A』での審査の通し方
1、作戦
作戦とは1度落ちた住宅ローンをいかにしてリカバリーして審査を通すのかの作戦を決めることからスタートします。
上記までで『A』での審査落ちのメカニズムと基本知識を説明してきましたので、今度は実際に行動して審査を通してマイホーム購入ができるようにしていきます。
1、原因の把握
2、原因を解消
3、審査する金融機関の決定
このブログを読んでいるということは住宅ローンの仮審査をしたけど落ちてしまった。そこでCICを取得してみたら『A』や『P』が原因といわれた、という方が多いと思われます。
住宅ローンが通らない理由が『Aマーク』だった時、ではどうすればいいのか。住宅ローンの審査落ちとは、この2つの克服で逆転できます。
『金融機関の審査基準』
『自分の状況の把握ができていないこと』
この2つを知らなかったために起こるのです。言い方を変えれば理解してれば審査が通る可能性が高いのがこの『A』と言えます。
実はここがポイントなのです!
住宅ローンというのは金融機関や保証会社によって同じ『A』でも基準は違うのです。自分の状況を把握して、審査が通る確率が高い住宅ローンを選ぶのが最短距離となります
まずは審査落ちの原因の把握と改善をしていきます。次は改善のポイントの解説をしていきます。
状況把握 他に理由はないか
CICの支払状況に『A』がある方で審査を通す方法を説明していきますが、その前にどうやっても審査が通らないパターンがいくつかあります。複合的な理由と先ほど言いましたが、その代表的なものを先に挙げておきます。
1、異動情報あり
2、個人事業主で確定申告が済んでいない
3、返済比率が合わない
『異動情報あり』
CICの真ん中あたりに『異動』と言う文字や『延滞解消』などの文字があると、まず審査は通らないです。この場合はあきらめましょう。
ただし唯一の例外はスマホでの異動情報です。これは現在急増中であり、金融機関も理解してくれる場合があります。もちろん全ての人に、というわけではありませんがチャンスはあると言えます
自営業でまだ確定申告が済んでいない
通常銀行は自営業者もしくは経営者であれば確定申告や決算書を3期分要求します。1年未満だとこの書類がないので審査のハードルが高くなります。
そこに『A』が1年以内にあればほど審査は通らないと思っていいです。住宅ローン審査において自営業者の審査はとても厳しいものがあります。
詳細はこちらのブログにまとめてあります。自営業者でまだ12月がきていない、もしくは4月が経過していない人は参考になります。該当しない方は次へお進みください
返済比率オーバー
返済比率だけでも否決もしくが減額要素となります。これは必ず改善しないとマイホーム購入はできません。では改善方法とはなんでしょうか。
とても重要な項目なので別のブログでまとめてあります。住宅ローン審査では基本中の基本なのでわからないという方は参考にしてください
状況改善でのタブーとは
原因の把握ができたら次は改善と住宅ローン選びなのですが、改善の時にやってはいけないことがおくつかあります。
この落とし穴にハマらないようにしてください。たくさんの方がハマってマイホーム購入を断念した方もいます。
タブーその1 ダメ・絶対・銀行たらい回し
建売を購入しようとしたが住宅ローン審査が通らなかったという相談を例にします。
パターン3のケースで、夫のCICの支払履歴に『A』や『P』が現在進行形で並んでいました。不動産会社からは『また違う銀行で審査しましょう』と言われました
Aさんは、よくわからないのでお任せしますといってあと数社闇雲に住宅ローンの仮審査をしたそうです。しかし原因である直近の『A』の改善もなしだったので全滅だったとのことです。
もう住宅ローンの審査自体が怖くなってマイホーム諦めたのですが、もう1度と思って相談したとのことです。
BさんはCICを取得してこの内容ではまた否決されるのでは?と思いFPである私に相談することにしたようです。
やはり相談した理由は『またローン審査が通らなかったらどうしよう』と恐怖だったからだそうです。対策をして住宅ローンを選んだのでその後はスムーズに審査が通りマイホーム購入となりました
ここに大事なポイントの1つがあります。それは対策もせずにやたらと審査をしないことです。審査が通らないとメンタルがやられます。それは避けましょう
タブーその2 一括はしない
CICを見て遅れていたことに気がついて慌てて一括してしまう方がいます。これは無駄なのでやめましょう。たまに不動産屋さんから言われてという方がいますが一括する意味がないです。なぜか?
それは『一括しても過去が変わらないからです』
直近の支払いが遅れていたらその月を支払えばOKです。マイホームは現金管理も大切な要素です。イタズラに効果のないことで現金を使わないようにしましょう
2、準備
まずマイホームを購入べく審査を通すためにすることから始めましょう。準備その1つはCICの入金状況の欄の直近のデータを確認することから始めます。
審査が通らない代表的なものは直近に『A』があるものです。なので直近が『$』になっているかを確認しましょう。もし直近が『A』ならば『A』のあとに『$』となるようにしましょう
当オフィスに依頼があったお客様でこんなCICでもマイホーム購入ができたのです。一緒に頑張っていきましょう。

住宅ローン審査準備チェックシート
準備ができたらいよいよ住宅ローンの審査をしていきます。準備ができていない人は絶対に審査をしないでください。
なぜなら審査に落ちるのは本当にショックだからです。これ以上ショックを味わいたくない人はしっかりと準備してから審査しましょう。
審査を通すためのチェックシートを作成しました。これに該当しないことを確認してからその後をお読みください。
『A』でも通るチェックシート
☑️ CICに異動情報はない
☑️ CICの直近に『A』はない
☑️ 正社員で勤務は1年以上になる
☑️ 返済比率に問題はない
チェックシートの確認と審査への準備ができたらいよいよ仮審査です。ここでは具体的にどこの金融機関で仮審査をするのかの話になっています。
お金はあったけれども
もし『A』になっているがうっかり、を主張したい場合は口座にそれ相応のお金が入っていることを条件に通帳のコピーをお持ちしてもいいです。
CICの『A』に該当する期間に口座にお金があることがわかれば有利に働くことがあれども、不利に働くことはないはずです。
3、『A』での審査を通す仮審査
準備ができたらいよいよ仮審査になります。住宅ローン選択ミスしなければマイホーム購入にグッと近づいていきます。
ここでは審査が通らない金融機関は避けて、『A』で審査が通る可能性が高い順に審査をしていきます。
もっと端的に言えば審査が通る金融機関で仮審査をしておきます。ここにも手順というものがあります。その通りにやってください
まず最初の候補になるのがフラット35です。ただしどこのフラット35でもいいわけではないのでご注意ください。
『A』に厳しいところ、サラ金の借入に厳しいところなど特徴がありますので今回は『A』で審査落ちしないフラット35を選んでください。
変動金利がいいという方へ
フラット35が第一候補と言いましたが、それでも金利が低い方がいい、変動金利がいいという方もいます。その場合はさらに金融機関を選ぶ必要があります。
完全固定金利のフラット35よりも変動金利の方が難易度が高かったりします。どうしても金利が低い方がいいという方もいるでしょう
審査落ちするリスクをとってチャレンジしたいという方はさらに情報が必要です。その方向けにもブログを作成していますので、ご参考にしてください。
金利や団信で選んで審査?
仮審査では審査が通る可能性が高い金融機関で審査をしてまずは承認をもらっておくと安心できます。その次に金利や団信を考慮に入れていきます。
ただし、金利や団信がいいという好条件の住宅ローンでの仮審査承認は、『簡単ではない』ということです。
『A』がある段階ですでに厳しいのです。なので金利が低いことなどの好条件での借り入れを希望している方は、1年間(12回)『$』をつけてからの住宅ローンの仮申込をするのがベストとなります。
1年以上先でもいいと言う方はこのブログを閉じていただいて結構です。
ここから先はできるだけ早く審査を通したいという方のみお読みください。今すぐにでもマイホームが欲しい、1年も待てない!という方だけこの先をお読みください。
本当は先送りしてはいけない理由
1年間『$』にしてから申し込むのが本当はいいと言いましたが本音をいえば先送りしない方がいいと考えています。
その理由は1年後に確実に審査が通る保証がないからですがもう1つあります。それは審査が通らなかったことのショックがトラウマになることで審査が怖くてできなくなることがあるからです
1年後でもいいかと思ったとしても、まずは審査が通ることを確認してから1年後に再アタックするなら『大丈夫』と言う自信もあるものです
何事も先送りは失敗の元です。今できることは今やる。これをすることで人生が切り開かれていきます。
彼を知り=『審査が通る金融機関を選ぶこと』
審査が通る金融機関はどこなのか?これがこの先の答えになるのですが、やはり審査が通りやすい金融機関と無理な金融機関があります。
『A』の後に『$』が1つでも、『$』が3つでも金利が低い変動金利でマイホームを購入した方、1年以内に2つあった方などもマイホーム購入していただいております。
先日は3ヶ月前に『A』があって住宅ローン審査5戦全敗、だった方が変動金利で審査が通りました。準備、チェックシート全て行ってから仮審査をしたのですが、メガバンク、地方銀行などでも審査が通りましたので安心して信じていただければ、です
実例) 審査が通って家が買えた人とは
では住宅ローン審査が通るようになるにはどのような対策をすればいいのでしょうか。当オフィスでは過去の相談では以下のような方にマイホーム購入をしてもらっています。
1、数あるローンにうち2つの直近に『A』がある場合 2、半年前に『A』になり2つの銀行に否決となっていた 3、8ヶ月前のAで地方銀行やフラット35で否決だった
言い方を変えると上記に当てはまる方であればマイホーム購入可能といえます。もちろん救われる『A 』であること、その他の審査条件も問題がないことが前提といえます。
FPからのアドバイス 戦略と金融機関選びで決まる!
『どこの金融機関にすればいいのか』は直近に『$』があればいい金融機関、2ヶ月の金融機関、または1年以上ないとダメな金融機関、それ以上『$』が続いてないと審査が通らない金融機関(保証会社)があります。
つまり金融機関選びがポイントとなります
ご自分でやる方はここまで書いたことを参考にして審査を通してみてください。まだよくわからない方は実例を次に書いてみます。それでイメージが湧くのでさらに分かりやすくなります。
大体わかったから早く相談したいと言う方は下のボタンから公式LINEを登録してチャットから相談ください。もしメールのほうがよければ fpnagano@myhome-fpft.com よりメールをください。
もし自分ではできそうもないという方はご相談ください。熊本だけでなく全国対応可能です。しかも審査が通らなかった場合は家が買えませんので返金保証付きとしています。
FP永野より住宅ローン審査でお悩みの方へ
熊本市で唯一の住宅ローン専門のFPオフィスです。ローン会社で審査していた強みを生かしてマイホーム購入を初めてする方へネット銀行の使い方から変動金利か固定金利かのお悩みやライフプランを作成した資金計画まで知らないというだけで失敗したり損したりしないようにお客様のマイホーム購入を引き渡しまで全力でサポートしています。
