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公務員の家計見直しが『住宅ローン>生命保険』である理由

誰と付き合うかで人生が変わる社会

日々お客様から相談の依頼があり家計の話、マイホームや保険の話をしています。その時に感じることがあります。それは現在社会は『知識社会』の上に成り立っているということです。

何でそれを感じるかというと『住宅ローン』の返済予定表と『生命保険』や『自動車保険』の証券です。簡単に言えばこういう話です。

『知識社会』に適応できていない

つまり『付き合う人を変えると人生が変わる』という事実です。何でこの低金利時代に住宅ローンでの変動金利が1%近いのだろうか?何でこんなにムダ満載の保険に加入しているのだろうか?

この家計の部分では付き合う人を変えれば家計が変わる人生も変わります。きっと他も同じでしょうか。仕事で相談する『人』を変えれば成果も格段に変わるでしょうし友人も変わることでしょう。

今回はおもわずため息を吐くことが多い保険と住宅ローンの話ですが私FP永野が住宅ローンの見直しを最優先にしている理由を説明します。

見直しの優先順位

本当に『お気の毒に』という保険や住宅ローンを日々たくさん見ます。知識社会は残酷です。見た瞬間に???がたくさん浮かんでしまいます。

シンデレラにはガラスの靴ですがこの保険と住宅ローンのアンマッチぶりはまるでシンデレラにサンダルを履かせている。そのくらいおかしなものがあります。

自営業者なのにサラリーマンと同じ保障内容

10年後にお子様が高校生なのに10年固定を平気で提案されている

公務員なのに多額の医療保険が組み込まれている

これを見ると保険や住宅ローンの話をする前に『どういう人と付き合っていかないといけないのか』の話を先にします。

保険や住宅ローン(住宅メーカー営業)は人を選ぶことができないということが姿を変えて出てきただけのことだからです。

見直しの代償

次に保険の前に住宅ローンの話をします。そう保険より住宅ローンの方が優先順位がはるかに高いのです。その理由は何か。それはリスクの代償です。

住宅ローンの見直しにはリスクの代償が少ないのです。それに比べて保険の見直しはリスクの代償が大きい場合があるからです。

住宅ローンを見直して月々の金額が少なくなっても何の代償もありません。変動金利の金利上昇を言う人がいるかもしれませんが変動金利の金利上昇は日本銀行の動向を見ていればわかります。

保険はどうでしょうか。確かに保険会社を変えただけで保険料は安くなります。しかしそれ以上となると保障内容を見直しことになりやはりいらない保障とはいえ削ったリスクは存在します。

人間はいつ死ぬか、いつ何の病気になるかわからないですからね。削らない方が多額の保険金を受け取れたということだってあるでしょう。

見直しの代償を天秤にかけるとどうしても住宅ローン>保険になってしまいます。

見直しの効果

そもそも現在の住宅ローン金利は変動金利であれば0.5%の時代です。フラットでも1%程度です。にもかかわらず変動金利とフラット35の金利が大して変わらないのであれば当然固定金利の方がいいと思うのですがいかがでしょうか。

もし変動金利でいいのであれば0.5%に変えるだけで月に5000円以上削減できる人がなんと多いことでしょうか。

熊本では特に住宅ローン金利が高い人が本当に多いので借り換えただけで200万円程度の借り換え効果が望める人がざらにいます。

6000円 × 30年=216万円

もし保険での見直し効果が月に5000円であれば両方で月1万円であれば360万円の削減効果です。この効果はいつ差が出るかといえば老後資金の量です。

当たり前ですよね。

付き合う人を変えただけで360万円違えばその他の効果と相まって違う人生になります。

保険や住宅ローンがわからないからではない

そう考えると結論は簡単です。保険がわからないから、住宅ローンは営業に言われるままに、で今の多額の無駄があるのではないのです。

人を選ぶ力がなかったりめんどくさがったりしたツケなのです。

現在の知識社会はこういう『知っていて当たり前、知らなくて当たり前に損』の上に成り立っており違い考え方をすれば弱肉強食で成り立っているのです。

ではあなたがこの知識社会に適応するにはどうすればいいのか。

それもまた簡単です。

1、自分で勉強する
2、知識社会に適応している人に依頼する

この2つしかありません。私は勉強している時間が勿体無いのでプロにお願いしていますがほとんどの方は何もしていません。

あなたはどうやって子の知識社会に対応しますか?

対応するのは簡単ですが対応しないという選択枠だってありです。ですがその選択は老後資金でツケを払うのです。日本の年金財政は大丈夫でしょうかね?

 

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