なぜマイホーム購入でギャンブルをするのか
え?なんでこんなに高くなったの?と聞くと色々欲しくなったらこうなってしまって・・と言いながらお客様の顔は笑顔。そんなことがよくあるのがマイホーム購入です。
マイホーム購入は人生の岐路と言っても過言ではありません。人生で1番高額の買い物なのですからやはり慎重に慎重を期して購入するべきです。
しかし実際の購入はどうかと言えば『すてき』『おしゃれ』など感情ばかりが先立っています。ちょっとこれいいねと言って追加するとすぐに4、5万円の追加です。
4、5万円ならいいか、と思うかもしれませんがその5万円の積み重ねがあの大きな金額になっているのがマイホームの金額と言えます。
そしていざ資金はと言えば住宅ローンで支払えば35年払いで家賃より数万円上がるかもしれないけど『なんとかなるんじゃない?』です。
欲しいが先だって将来のことを犠牲にしているかもしれません。いや、本当はみんなわかっているかもしれません。もしかしたら老後資金は大丈夫じゃないかも、と
それでも今の欲望に勝てずに不都合な未来には目を瞑って『えいやっ』で購入している。これがスタンダードなマイホーム購入なのです。
確かにみんなというか多くの人はマイホームの購入をしています。でもそのみんなはこんな感じで購入しているのです。これで本当にうまくいくと思いますか?
今は大丈夫でしょう。10年後も大丈夫でしょう。ですが老後資金は?
大丈夫ですよ、みんな買ってますから
どうせ家を素敵にするなら一緒に未来も素敵にしてしまおう。それがベストと言えるのでしょうけど先ほども言ったように多くの人は未来を犠牲にして今の欲望を満たしています。
大丈夫よ、みんな買っているんだから。
ここで気が付いたかもしれませんがこの話って別のところで聞いたことありませんか?『え?どこ?』それはいわゆる『沈没船ジョーク』です。
『沈没船ジョーク』とは世界中の国民が乗っている船が沈没しそうなのですが船に備えついている救命ボートが足りないので船長は乗船者に海に飛び込ませるときに掛ける言葉のことです。
例えば アメリカ人には『海に飛び込めばヒーローになれますよ』 イタリア人には『海に美女が泳いでいますよ』 フランス人には『決して海に飛び込まないでください』
では日本人にはなんと言って海に飛び込ませるかというと『みなさんはもう飛び込みましたよ』です。そうみんながしているなら大丈夫と考える。
それを船長ならぬハウスメーカーのセールスに言われて欲望の海、巨額なマイホーム購入の海に飛び込んでいるわけです。おかしいと思いませんか?
家と一緒に未来も買いましょう
ではどうすれば欲望の海が安全な海に変わるのでしょうか。それは家と一緒に未来も建てるというか考えることしかないです。
具体的に言えばこのマイホームを購入したら老後資金はどうなるのかを考えることになります。例え病気になっても、夫が亡くなっても大丈夫と言えるような計画が必要です。
もちろん人生ままならないものです。不確実性の中を生きているのでそういう意味では生きていること自体がギャンブルみたいなものかもしれません。
だからこそ慎重にそのギャンブルの源である不確実性で起こっては困るもの、かつ取り除くことが可能なことを理解しておく必要があります。
それを提供しているのがFPでもあるわけです。もちろん自分でやってもいいです。ただやはりそこにはある一定の知識が必要です。
仕事で忙しい中知識を勉強するよりFPに任せたほうが現実的。自分たちは夢のマイホームのことを考えたいという役割分担と考える方から相談いただいています。
自分でやる方にはせめてライフプランくらい作成して大海原で出ていく準備くらいはしてほしものです。老後になってからでは遅いです。
なぜなら人生の時間は限られています。身体が動く時間も限られています。やれるときにやっておかないと『まさか』がきてからでは遅いからです。
人生は安全な航海にしたい。そう思う方はぜひご相談ください。一緒にライフプラン作成をしましょう。
永野FPオフィスのマイホーム購入相談 通話無料 0120−929−943 担当FP 永野 修