絶対に関わってはいけないダメセールス
ファイナンシャルプランナーという仕事で独立してはや14年になろうとしています。最初は不動産と相続だけは絶対にやらないと思って始めましたが気が付いたらそれが仕事になっていました。不思議ですよね。
もともとクレジット会社でローンというものに携わってきたのでその専門的な知識を利用して生きてきたわけですがクレジット会社でもう1つ学んだことがあります。
それは『付き合ってはダメな人』がわかったことです。
自動車販売や呉服屋さん、宝石屋さんにリフォーム屋さんなどが主な営業先ですが17年も勤務していると少なからず倒産する会社や不正でクビになる人を見ることになります。
倒産する社長には色々な人がいましたが倒産した理由は結構共通点があります。その1つに『いい人リスク』があります。
いわゆる『NO』と言えない人柄というのを知って様々な人がその社長を食い物にしていくわけです。食い物にした人が悪いとは言いません。『NO』と言えない社長にも問題がありました。
だから今の仕事は『NO』と言えないお客様がマイホーム購入で失敗しないようにお手伝いしています。『NO』と言えないお客様がマイホームで失敗する最大の原因は何かわかりますか?
それは『ダメセールスに関わること』です。
ダメなセールスにはいくつか特徴があるのですがあまりにもいい人なのでそれが見抜けないのです。それゆえ言われるがままにマイホームができていき『こんなはずではなかった』と後悔したりするのです。
『NO』と言ってイヤな気持ちにさせたら申し訳ないなどと考えたりしてしまうことも原因です。それなら最初からダメなセールスのチェックシートがあればいいということでブログにしました。
結論から言えば『電話に出ない人はやめろ』ということです。
第一印象に誤魔されない
『すごくいい人でしたよ』失敗して苦悩み悩まされたお客様も最初はそのセールスに対していい印象でした。しかしあるときを境に急に印象が変わります。
そのある時とは何か、それは契約した後です。契約するまでは本当に熱心なのですが契約が終わった瞬間から急に熱が冷めた方に対応が悪くなる人がいます。
しかしトップセールスになると最初から契約後までずっと同じようにお客様のために一生懸命尽くそうとしてくれます。本来はこういう人から買いたいですよね。
ではダメなセールスを見抜くにはどうしたらいいのでしょうか。そんな方法はないのでしょうか。ちなみに私はダメセールスにか関わりたくないので大抵紹介してもらっています。
ダメセールスの特徴は大体こんな感じです。
1、電話に出ない・折り返しがかかってこない 2、とにかく遅い 3、言われたことしかできない 4、言葉使いが軽い 5、気が利かない・機転が効かない
簡単に言えば客観的な視点がない人と言えます。それをしたらお客様はどう思うのかという思考が欠けているのです。反対にこれさえできていればそんな失敗はないと言えます。
トラブルはいつも人が持ってくる
ハウスメーカーや工務店社長さんにいるこういう人と関わるとどうなるのか。それはもう地獄のような苦悩が待っています。
自分達が理想とする家に一向に近づかないばかりかこうしたいと言っても受け入れてもらえないということが平気で起こります。
『どうやって断ったらいいですか』
はっきり『NO』と言えればいいのですが『NO』ということに敷居を感じてしまうので言えなくて悩むという感じです。
そんな時は『こういう言い方したら』とセリフを丸ごとアドバイスをします。いわゆる断り方です。でもできれば最初の段階で見抜いてこういうセールスから買わないのが1番です。
それにはやはり紹介が1番です。私もお客様から紹介の依頼があったときは過去にちゃんと対応してくれた方やその会社のトップ、例えば大手ハウスメーカーの支社長に直に紹介しています。
お客様だけではなくて私のようなFPにも親身に対応してくれるのがトップの人たちだからです。
マイホームの失敗は大抵ダメセールスが持ってきます。いかにしてそれを防ぐか。これこそがマイホーム購入の成功の第一歩なのですがそれを軽視している人が多すぎます。
永野FPオフィスのマイホーム相談 通話無料 0120−929−943 担当FP 永野 修