
もったいない住宅ローン・生命保険でのムダ
先日街中に行くためにバスに乗っていた。バスを乗っている人が何をしているかといえばもちろんスマホ片手にLINEやfacebookに夢中になっている。たまたまかもしれませんがこのバスでは本を読んでいる人は1人もいませんでした。そのくらい老若男女にスマホが行き渡っている。
つまり誰でも欲しいと思う情報にアクセスできる環境が整ってきています。もちろんこれにはいいことと悪いことがあります。子供を見ているとスマホに人生を捧げているのかというくらいスマホを手にして離さない。当然勉強は?なんて野暮なことは言いませんが。。。
でもいいこともあります。それは欲しいものや情報があったら即座に調べて正しいのか、それともセールストークなのかを見極めることが可能であり、口のうまいセールスマンに騙されることは間違い無く減少したのでは、と考えてします。
こんなに情報にアクセスできるにもかかわらずいつもFPである私が首をひねって止まらないことがある。そうです。生命保険と住宅ローンのことです。なんで?です。
そのなんで?の正体とこれです。
その住宅ローン金利、高いのでは!!
金利競争極まれり
住宅ローン金利は上がると言われながら結果的には歴史的低金利を更新してるのが現実です。現在の金利を見れば変動金利では0.4%後半なんて金利もあります。中心金利は0.625%といったところでしょうか。
にもかかわらず熊本での住宅ローン金利はといえば肥後銀行で0.95%、熊本銀行で0.975%となっています。例えば三井住友信託銀行は0.6%ですし、三菱東京UFJ銀行は0.625%などと比較すると0.3%ほど高くなっています。
ではこの0.3%は実際のローンではどのくらいのロスとなるのか。
金額3000万円 支払年数35年 金利は0.975%と0.625%と比較してみます。
0.625% 月支払額 79544円 トータル 33.408.564円 0.975% 月支払額 84336円 トータル 35.421.383円 差額 月支払額 4.792円 トータル 2.012.819円
なんで知らないというだけで200万円からもったいないことをしているのだろうか?
FPである私の謎がここにあります。
生命保険と同じ構図がある
先日、生命保険の見直しの依頼がありました。収入保障保険を使いながら月5000円程度削減しました。終身保険を使いましたのでこの程度の削減になりましたが、その時もう一声かけてみました。
『ところで住宅ローンは?』
上記のように保険で月5000円、住宅ローンで月5000円で合計1万円の違いは35年で約400万円です。もったいないと思いませんか?
情報化社会の中で未だにこのような『損失』があるのです。この損失のツケは老後資金に全て回るのです。これを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
私はプロで周りを固めて知らないという名の損を防ごうとしています。あなたはいかがですか?