熊本地震で被災した我が家の建て直し
熊本地震からこの12月で8ヶ月が経とうとしています。ようやく解体も進みだしたように見えます。徐々にではありますがブルーシートがかかった家も少なくなりつつあります。
我が家も『半壊』の認定をもらっており5部屋中2部屋が使用不可能な状況となっており早急な解体、建て直しをしないといけない状況です。
予定では4月以降に解体ができそうな状況まで来ました。その前に引っ越しをしなければならないので来年は大変忙しくなります。
解体した後の住宅ですがこれは1級建築士に依頼しました。今回のお話は私FP永野がハウスメーカーではなく1級建築士に依頼した理由を説明しようと思います。
目の前のトラブルにうんざり
まず最初にお話ししておかなければならないことがあります。それは大手とかそう言った『根拠のないもの』を信用していないということです。
大きい会社だから大丈夫
知っている会社だからよくしてくれるはず
多くの人が建てているから大丈夫
このような何の根拠もないことを信じていないのです。信じていることは何か。それは信用できる『人』かどうかです。全てのトラブルは『人』が作ります。そして解決も『人』がします。
大手になればなるほど自社を守ろうとしお客様をお客様扱いしなくなります。地元業者は信用なくなると生きていけないので必死でお客様を守ろうとします。ですが大手は逃げようとします。
その例外が『人』だったのです。信用できる人はお客様を守ってくれる。クレジット会社でも今のFPでも同じ光景を見ています。
レベルの低いトラブルにうんざりしています。それをお客様でも自分でも見たくないのです。
信用できる人にお願いする。会社の大小は気にしない。それで仕事をしてきましたので今回の自宅の建設でも変わらないのです。
素人とプロが戦うなんて論外
私はFPとして仕事でお客様の住宅ローンに関わっていますが設計や建築に関しては素人同然です。だから何かあった時はプロに聞いて対処しているのです。
住宅購入をする多くのほとを見てきて思うのは『よく素人が知識差が激しい不動産購入なんてものをプロ相手にやるな』です。
住宅ローンの話でハウスメーカーにいってもレベルの低い話を聞かされているのすら気がつかない素人がなぜ人生で1番高い買い物の家そのものの話の真偽がわかるのでしょうか。
無理だと思いませんか。
住宅購入は戦いではありませんが私は勝ち目のない戦いはしないと決めています。ということで自分の家は1級建築士というプロを入れて安全第一の家つくりを考えたというわけです。
一緒に仕事をしていますので信用できるかの判断ができています。熊本でありがちはよく飲みに行くからとか仲がいいからではで判断はしていません。人物優先です。そうしないとお客様に迷惑をかけてしまうのです。
値段が高いとハードルが高いと思われていますが
現在お客様も含めて10件以上の住宅購入に関わっていますが1番高いのは当然大手ハウスメーカーです。これはダントツに高いです。
ですがメーカーというブランドを気にするのであればそれは高くてもいいのではないかと思っています。そもそも高い安いはお客様が決めるのであってFPである私が決めるのではないと思っています。
次に高いのは1級建築士かもしれません。家自体は地元工務店と変わらないように見えますがやはり設計料がありますのでその分高いように見えます。
しかしあえてそれを覚悟で依頼したのはプロの目の代金と割り切ったからです。とにかく安全第一主義なのであり信用できる人にのみ価値を置いています。目の前でトラブルを見るたびにその意を強くしていました。
それでも素人のあなたはプロに対して素手で戦いに行きますか?
私はその自信がなかったのでプロを間に入れました。家は高額なので失敗なんてまっぴらごめんです。今回は私の自宅ということであくまでも自分の考えを書いてみました。