買える時に買ったほうがいいと思う理由
今から3、4年前も同じことを言っていたような気がします。熊本地震の影響で土地が高く建物も値上がっているのですがマイホーム購入は待ったほうがいいのでしょうか。
その時の答えは『本気で買いたいと思っているなら購入したほうがいい』でした。では今はどうかと言えばその時と答えは同じです。買ったほうがいい。その理由はなんでしょうか。
それは『時間』です。
あるお客様がいました。お子様が大きくなりアパートの部屋も手狭になってきたというのと旦那様のお仕事がかなり忙しくストレスが溜まりやすい状況でした。
その上狭い部屋では安いのはいいですが精神的にしんどいという理由でマイホーム購入を検討していました。ハウスメーカーを回ったりネットを見たりしていました。
ずっと欲しいと思っていたマイホームですがなかなかいい土地に出会えませんでした。また見つかっても値段が高いと感じてしまい躊躇している間に買われてしまいなどで3年の月日が経ちました。
そしていよいよ意を決して購入しようと思って不動産屋さんに買付を申込みいよいよ建物だという時に不幸はやってきました。旦那様が勤務先で倒れたのです。
『もっと早く買っておけばよかった』
奥さまはこう言い残して当オフィスの住宅ローン相談をキャンセルしていきました。マイホームは健康でないと買えないというのは簡単ですがそれを目の当たりにするとショックでした。
時間は待ってくれないし歳は取るもの
確かに今のマイホーム事情はいいとは思いません。いい土地はなかなか見当たらないしあったとしても競争が激しく高い。建物も円安や住宅資材の値上がりで高いと土地・建物でダブルショックです。
それでも購入したほうがいいと思っています。
先ほど健康上の理由をお話しました。実はもう1つあります。それは値段が下がる保証は1つもないということです。4、5年前にもお同じことがありましたが下がるどころか上がる一方です。
こうやってみると1度上がったものはなかなか下がらないというのが正解なようです。木材やセメント、住宅機器などもそんな感じです。
ということはお客様がどこまでマイホームを欲しいのかという強度で決まるということになります。そしてもう1つライフプランを作成してこの機会にマイホーム購入しても貯蓄ができる家計へと買えることが必須となります。
ライフプランはプロの手で
最近様々なところでライフプランソフトの話がでます。不動産屋さんやハウスメーカー、保険屋さんなどです。ですがせっかくライフプランを作成するならFPのようなプロの手で作成してください。
その理由は恣意的な理由を入れないためです。不動産屋さん、ハウスメーカーでライフプランを作成すると実は保険屋さんが作成していたんてことも。
そして保険屋さんが作成する理由はもう決まってますよね。それが悪いとは言いませんがここではマイホームの話をしたいのであって保険の話はその後の話です。
まずはマイホーム購入で購入可能な金額はいくらなのかという予算の作成、どんな住宅ローンを使うのが自分たちにとっていいのか、そしてどうやって老後資金を作るのか、です。
以前、住宅展示場でライフプランを作ったのが保険屋さんであれよあれよというまに保険に入ることにありマイホーム購入予算が少なくなったなんて本末転倒なことがありました。
誰の話を聞いて誰を信じるのか。これはマイホーム購入の時だけではなく人生において最も失敗しないということでは重要なことです。
できれば信用できるセールスがつけば最高なのでセールスの質にも気をつけてください。もしライフプランの作成もしくはセールスの紹介などが必要ならご相談ください。
お客様のテイストを理解した上で相性の良さそうな方を紹介します。
永野FPオフィスの住宅ローン&ライフプラン相談 通話無料 0120−929−943 担当FP 永野 修