なぜ仮審査をしようとするの?
当オフィスは初めてマイホームを建てる方が失敗したくない、騙されたくないという方が多く相談に来ているFPオフィスです。
そんな心配性の方ってどんな方が多いのかというと8割程度が公務員となっており後の2割を医師と看護師となっています。
当オフィスの住宅ローン相談での圧倒的な強みは『審査』にあります。ローン会社にて17年間の間営業と審査をしてきたのでCICをみるとどうやったら通るかわかってしまいます。
今回のお話は『仮審査はしたくない』というお話です。なぜ住宅ローンの仮審査をしたくないのかというと審査に通らないと思っているからです。
なぜ通らないのかは借入がたくさんあるからで本音は住宅展示場でローンの仮審査をすることによって奥様に借入を知られたくないからでもあります。
それならマイホームを買わないければいいのではと思うのですが旦那様の思いをつゆ知らずにマイホームが欲しくてたまらない奥様に毎週住宅展示場に行こうと言われているからです。
『どうにかしなければ』
焦る気持ちをスマホに乗せて対応策を検討したら当オフィスが出てきたので連絡をしたというわけです。ということで今回のテーマは仮審査をしなくても結果がわかる方法です
住宅ローンの仮審査の要素
内容が内容なので事務所に来店していただきました。まずはお客様が心配している借入の額が知りたいので返済予定表を確認。こういう時ってえてして心配するほどでもない時があります。
今回はどうかと思ったらなんと、予想以上に借入がありました。このままではお客様が危惧していたことが起こってしまいそうです。
ところで仮審査はどこをみると通るかどうかわかるのでしょうか。
1、返済比率
2、CIC
3、病歴
返済比率とは収入と借入の割合から計算しますがお客様が1つ勘違いしていたのが借入総額を心配していましたが実はそうではないのです。
住宅ローン審査で使うので月の支払額になるのです。つまり総額が多くても月の支払額とのバランスが取れていれば審査は通るのです。
返済比率の改善方法
今回のお客様は返済比率さえ改善されれば公務員ということもありローン審査は通ります。事実改善させたら通りました。
改善方法、月の支払額を減らすにはどんな方法があるのでしょうか。代表的なのは親から借りて返済という方法です。もちろん親に内容を言う必要がありますが奥さまよりいいでしょう。
または贈与というアプローチでもいいです。借入額を増やさずに返済できればそれだけ住宅ローンの審査も生活も楽になるからです。
また返済の期間を長くするアプローチもあります。例えば5年払いをもっと長くすれば月の支払額は少なくなりますので改善できます。
このように返済比率が問題の場合、お客様の個人信用情報が毀損していなければ取るべき方法はかなりありますのでその選択になります。
今回は支払い期間を長くする方法で返済比率を改善することにしました。この方法を取る場合には絶対に気をつけないといけないことがありますのでこの方法を選ぶ場合はご相談ください。
仮審査はどこでするのか
まだどこのハウスメーカーにするのか明確に決まっていないのでいつどこのハウスメーカーで審査しても通るようにはしたものの次にセールスにこの話をするのがめんどくさいという話に。
ちょうどそんな時に奥さまから『早く行こうよ』と催促されましたので住宅展示場に行くことになりました。当初のように行きたくないということはなくなっていました。
おおよそどんな家がいいかを決めたところでハウスメーカーではなくこちらで仮審査を先にしました。審査が通っていればセールスにはその旨を言えばいいだけだからです。
無事に引っ越しも終わりお客様には繰り返さないようにしてください。というと笑顔でした。その笑顔を見て少し心配になりました。
なぜなら対処療法をしただけで根本的には何も解決していないからです。LINEでその後どうですかと送っても返事はないです。
便りのないのはいい便り、であって欲しいものです。
永野FPオフィスの住宅ローン相談
通話無料 0120−929−943
担当FP 永野 修