マイホーム購入では確かに考えるが
面白いものでマイホームを買うときは最初はかなり慎重なんですよね。
購入したら払えるだろうか? 老後大丈夫だろうか? もしも何かあったらどうなるんだろうか?
相談に来て資金計画を立てても結構慎重なのです。本当に大丈夫なのかと。まあ、いろいろと考えるのです。確かに金額が金額だけにビビります。私も同じです。
ですが一旦買うと覚悟が決まればあのときの尊重さはどこへ行ったというくらい大胆になられるのです。いつ見ても不思議な光景です。
でもこれはあくまでの当オフィスに相談に来るような知的レベルの高い人のお話です。
ではどこの時点で覚悟が決まるか。普通の人なら住宅の設計や間取りを見て自分が住んでいるところを想像した時ですが相談にくるような慎重な方は少し違うようです。
この方達は徹底的に考えます。住宅購入におけるリスクを私に相談してくるのです。そう、できる限りリスクを潰してからマイホームを手に入れようとするのです。
メールでもラインでも電話でも相談がきます。朝でも昼でも夜でも相談におつきあいします。
そして考えがまとまったら大胆になります。あの時の質問攻めや弱気が嘘のように大きな金額になったりします。考えがまとまればあとは早いのです。
普通の人の場合2パターンあります。1つは衝動的にハウスメーカーに突っ込んで決めてしまう方。もう1つは考えは決まったのですが決断できない方です。
当オフィスに相談に来るのは後者。衝動的にハウスメーカーに突っ込む方は相談に来ません。また話は聞きたいようですが無料で聴きたいようで私とは縁がない方になってしまいます。
後者の方、つまり決断できない人の場合はまずは資金計画を作成します。その上で改善していきリスクの対応が決まったらあとは背中を押します。
考えたのなら決断してください。
決断しないから考えないほうがいいです。それは考えなかったのと何も違いはないし時間の無駄です。
下手な考え休むににたり。やめたほうがいいときははっきり言います。やめたほうがいいと。今までも何人にも行ってきました。(ほぼ全員が家を買いましたが)
FPとして思うのはたくさん考えてください。で結論を出して行動してください。買わないという決断もまた決断です。それでいいのです。
ただ悩むのはやめましょう。ああでもない、こうでもないと考えるのではなく単に決断する勇気がないだけ。考えろ、悩むな。
そんな方の考え方のヒントを与えるのも背中を押すのもまたFPの役割と思っています。