住宅ローン・銀行選びでお悩みですか

【通話料無料】お電話でのお問い合せ

フリーダイヤル0120-929-943

営業時間/ 9:00〜22:00 年中無休

ネットからのご相談予約(完全予約制)

【住宅ローン審査】CICから異動情報が消えたのに仮審査が通らなかった理由

異動情報が消えても否決になるケースとは

住宅ローン審査の専門家の情報

住宅ローン審査の専門家としてマイホームが購入できないとお悩みの方に審査情報を提供している永野FPオフィス(熊本市北区 株式会社FPフェアトレードジャパン 代表 永野 修)では、審査が通らなかった方からの相談で実証済みの知識を提供しています。

この情報がヒントとなり今まで多くの方に住宅ローンの仮審査・本審査が通りマイホーム購入を実現しています。今回の情報はCICから異動情報が消えたのに審査が通らなかった方からの相談になります。

CICから情報が消えてば審査は通るのではないの?と思っている方も多いのですが実はかなり注意しないとまた審査が通らない道に逆戻りしてしまいます。

そんなことにならないようにするにはどうしたらいいか。今回はそんな情報提供をいたします。

異動情報が消えたら仮審査は通るのか?

マイホームを購入しようと思って住宅ローンの仮審査が通らなかった。『あれ?おかしいな』と思って別の銀行で審査をしてみたがやはり通らない

そこで個人信用情報CICを確認してみたら『異動情報』の文字がありました。早速支払いましたのでCICで完済したことが確認できたので仮審査をしてみたがやはり通らない

なんとか住宅ローン審査は通る方法はないのでしょうか?という相談が公式LINEから多く寄せられています。基本は一部例外はありますが異動情報があると審査は通らないです。

では情報を消す方法はないのでしょうか?

それは完済から5年経つと消えます。しかし完済してCICから異動情報が消えたとしても住宅ローン審査が通るケースと通らないケースがあります。

ではなぜ通らないのでしょうか。今回のブログでは住宅ローン審査の専門家である当オフィスよりCICから異動情報が消えたにもかかわらず住宅ローン審査で失敗しないようにチェックポイントをお話をしていきます

審査を通すために理解しておくポイント

当オフィスがこの相談を受けた場合にお客様に質問するのは5W1Hとなります。これを明確に理解してから審査がどうやったら通るのかを考えていきます

1、When いつ異動情報が登録になったのか
2、Where どこの金融機関だったか
3、Who 誰か(夫か妻か)
4、Why なぜあったので異動情報になったのか
5、What 何をしたのか

例えば夫に異動情報がある場合はのケースを考えてみます。方法は2つで1つはデータの保有期間が切れるのを待つか、奥さまが勤務していれば奥さま単独でローンが通らないかなどをチェックしていくことになります。

データの保有期限が切れてから再度住宅ローンの仮審査をする場合、この時のCICを記憶、記録していくことが次の審査が通るために必要な作業になったりします。

その上で住宅ローン審査には手順がありますのでそれを間違いないようにすることも大事な手続きになります。もし住宅ローン審査が通らなかった場合は次のことをチェックします。

住宅ローン審査チェックポイント

チェック1 住宅ローン審査の順序が間違ってないか?

住宅ローンの審査には順序があります。受験と同じでまずは確実に審査が通る金融機関で審査、次に地銀など、そして最後にネット銀行のように審査は厳しいけど金利が低い金融機関へというような具合です。

しかし最近ではネットの影響で審査なんて無視でいきなりネット銀行で申し込みする人が多くなっています。これでは何が原因で審査が通らないかわからないです。

ネット銀行の住宅ローン審査で通らなかった方はまずは地方銀行で仮審査してみてください。そこで通らない場合はCICの取得をしてみてください

チェック2 CICに異動情報は『A』はないか?

住宅ローンの審査が否決になる1番多い理由が個人信用情報CICに異動情報と入金状況に『A』が入っていることです。この2つがないかをチェックします

もし異動情報があったのであれば例外はありますが審査は通らないです。では例外とは何か?この相談も大変多いのですがスマホのキャリア変更の際の異動情報です。

キャリアを変更すると翌月請求が出なくなり、その1回分の案内を見なかった場合に支払いが行われないので異動情報になるというわけです

『A』があった場合はいつ『A』が入っているのかを確認します。1年以内だと厳しく審査されます。まずは1年以内に『A』がないかをチェックしてください

チェック3 返済比率はおさまっているのか

金融機関が住宅ローンの審査をするときはお客様に適用する金利とは違い審査金利と言って別の金利を用いて審査しています。

言い方を変えると審査金利になってもお客様が支払えるかで住宅ローン審査をしているということです。実際の適用金利を採用している金融機関(保証付)のところもあれば1%や3.5%のところもあります。

基本の式は以下のようになっています。審査金利2%の場合ではありますがこの式で計算してみてください。

(年収×35%÷12ヶ月)ーその他のローンの月に支払額・・・①
①÷0.3312×100・・・②(審査金利2%の場合)

異動情報があった場合には保有期間を確認

異動情報があるのですがどうしてもマイホームは欲しい場合はCICの右上にある保有期間をみてください。その期日以降になると記載の情報は消えます。

その期間までできる限り既存のローンを減らしたり、貯蓄をしたりして保有期間が来たら住宅ローンが通るようにしてください。

しかしここでも注意しないと保有期間を過ぎたにもかかわらず住宅ローンの仮審査をしたら否決されることがあります。いよいよ本題になります

異動情報をいますぐ消すことができないか?

よく質問がある中に異動情報の入っている契約を一括したら異動情報は消えるのではとというものがあります。その答えは消えません

稀に時効の援用をすると消えるのではという質問もありますが今まで消えたのをみたことはありません。『延滞解消』という文字が入るだけのケースが多いです。

何回も消してくれというのですがこれしかできないという返事が返ってきます。ということは消えないと思った方が良さそうです。

異動情報の例外はスマホ

異動情報という文字は住宅ローン審査にとってはとても重たい文字です。なぜなら支払いをきちんとしなかった証拠と言えるからです。

しかし例外も存在します。それがスマホでの異動情報です。キャリアを変更するときの最終回や海外勤務になるタイミングで解約した時に起こることがあります

確かに支払いがされていないという意味では異動情報なので同じですがこのケースでは審査が通ることがあります。

詳細はこちらのブログをお読み下さい

一括したら審査は通るのか

これも誤解されているというか、よく質問されているのですが一括したからと言ってすぐにローン審査が通るわけではないです。

一括した意味は完済してから5年後に異動情報のあった借入のデータが消えることです。つまり一括してからカウンドダウンが始まるという意味では意味があります。

この借入の他に借金を全部支払うということも言われますがそれも『今』審査を通すことでは意味がありません。

相談例 CIC保有期限後に異動情報が消えたが否決された

Aさんは40歳の公務員で奥様は出産を機に主婦になっていました。今回マンションを購入しようと住宅ローンを申し込みをしましたが通りませんでした

心当たりがないAさんは金融機関から理由を聞こうとしましたが詳細は教えてくれなかったものの不動産屋さんから個人信用情報のCICの取得を勧められて取得しました

CICを見ると異動情報の文字が。そう独身時代に実家の親が勝手に利用したクレカの支払いの督促があり全額支払ったことがあったのが異動情報となって出ていたのです。この時は諦めました

完済から5年で情報が消えると聞いていたのでそろそろと思い再度取得しましたがまだ残っていました。CICの保有期間を見るとあと2ヶ月で消えるようなので2ヶ月待って再度マンションで仮審査をしました。

しかしやはり否決となりました。

CICをきちんと読み取る

『異動情報はやっと消えたにもなぜ審査が通らない?』

もうどうしていいかわからなくなったので当オフィスに相談となりました。お子様も大きくなってきたのでどうしても購入したいということでした。

まず最初に異動情報が入っているCICを見せてもらいました。確かに保有期限はすぎていました。情報が消えたCICも確認しました。

この情報をもとに再度金融機関を2つ選んでお客様に仮審査をしてもらいました。すると2つとも審査は通りました。そして本審査も無事に通ってマンション購入することができました

なぜ審査が通らなかったのか?

その理由は大きく分けて3つあります。そのうちの1つはCICに『異動』は消えたものの『A』が入っているケースです。上記のチェックポイントをまずは確認してください。その上で問題がないときは次の理由であることが多いです。

1、他の個人信用情報に問題がある場合
2、異動情報の元となっている金融機関
3、異動情報を知られている場合

CICから情報が消えたにもかかわらず審査が通らないケースで1番多いのは2と3です。特に過去に借りていて支払いが遅れた金融機関では審査をしないようにしたいものです。

今回、保有期間が過ぎて異動情報が消えているのに審査が通らなかった理由は2と3です

保証会社にも気をつけること

過去借りていて延滞した金融機関は覚えているお客様は多いのですが、延滞していた時の保証会社にも注意が必要なのです。ここの見落としもしないようにすることが大事です、

住宅ローンの審査は銀行でするのではなく保証会社がすることが多いです。銀行のカードローンなどにも保証会社がついていますのでここはしっかり記憶しておきます。

ここを忘れて申し込んでいるケースが多くせっかく異動情報が消えたのに否決になるということがあったりします。

ここを間違えなければ審査が通る可能性は格段に上がっていきます。なぜならお客様の状況に合わせて審査が通りやすい金融機関がわかるからです。

しかしこの後お客様は自分でもう1つ審査をしましたが否決されました。理由は不明ですが何らかの理由で過去を知っていたということでしょう。

まとめ 異動情報が消えた後でも注意する

保有期間が過ぎれば金融機関選びを間違えない限り審査が通る可能性は高くなりますがそれでも通らないケースがあります。

その時にはチェック事項を見て当てはまってないかを確認してみてください。それさえなければ大丈夫ということになります。

もし自分ではわからないということであればご相談ください。

永野FPオフィス 住宅ローン審査の専門家
永野FPオフィス 住宅ローン審査の専門家

永野FPオフィス 永野 修『審査の通らない住宅ローンに価値はない』

クレジット会社で17年間毎日CICを見てきたのでどうしたら審査が通るのかがわかるという職業病を武器に他社ではできない住宅ローン選びをメインとしています。ローン業界に30年以上の豊富な経験と年間100件以上のマイホーム購入のお手伝いをしています。お客様の80%は公務員であとの20%は医師と看護師になっています

ライフプランを使った保険見直しや住宅ローンに関してお気軽にお問い合せください。

【通話料無料】お電話でのお問い合せ

フリーダイヤル0120-929-943

営業時間/ 9:00〜22:00 年中無休

小松士郎のラジオのたまご 12月24日ラジオ出演 RKKラジオ「情報ソムリエ」

FPとの出会いが人生を変える
永野FPオフィス FP永野 修

Office:熊本市北区室園町9−15

お問い合せはこちら

【通話料無料】お電話でのお問い合せ

フリーダイヤル0120-929-943

営業時間/ 9:00〜22:00 年中無休

ネットからのご相談予約(完全予約制)

FP永野のブログ 毎日更新

新着ブログ記事もっと見る

Don`t copy text!