適正なマイホーム予算とは
今は令和2年11月22日。つまり今年も早いものであと1ヶ月とちょっとになりました。年初からコロナ騒動で始まりまた今コロナ騒動となっています。コロナで始まりコロナで終わる感じです。
来年もコロナの影響が引き続くと予想されますので厳しい時になりそうです。今年は株式相場がコロナ禍にもかかわらず好調だったので救われている人も少なくないですが来年はそうは行かないと考えています。
今年はコロナで期待値が低かったにもかかわらずいわゆる巣篭もり銘柄と言われたZOOMなどネット関連の業績が予想より悪くなかったことにより上昇したと思われます。
来年は今年ほど期待は低くないです。ですがアメリカを初めヨーロッパも含め再びロックタウンかとなっています。高い期待値で低い業績が出れば当然株価は下がります。これが来年厳しいと思っている原因です。
そんな中でもマイホームを購入しようと考えている方もいます。公務員などは景気にあまり関係ないので購入にはいい時期なのですが気になることがあります。
それは『マイホーム購入にライフプランすら作成していないハウスメーカーから購入している』ことです。何を考えているのでしょうか。
ではマイホームの予算はどうやって決めているのでしょうか?まさかハウスメーカーにいる無料のFPに聞いているのではないですよね?
彼らが『購入できない』または『やめた方がいい』と言うわけないでしょう。そんなこと言ったらハウスメーカーから2度と来るなと言われます。でもそんなレベルでも作成するだけマシかもしれません。
そのくらいライフプランすれ作成しないでお客様にマイホームを購入させようとするハウスメーカーや工務店が多いのです。ではライフプランを作成しないとなぜダメなのか?今回はそんなブログです。
老後資金は退職金だけ?
ハウスメーカーや工務店にとってほしい情報はただ1つ。お客様がどんな家を買いたいか、です。お客様の懐具合や老後資金なんて興味ないし、あっても二の次ぐ三の次です。
お客様はそれでいいのでしょうか?
老後資金を脅かすほどの高いマイホームを購入してそれが『いい家』なのでしょうか。そんなはずありません。今も明日も老後もお金に困らないほどの予算で購入してこそ未来の幸せと言うものでは。
それならば当然必要なのはマイホーム予算になります。予算とはこの金額までなら老後資金も教育資金も確保できると言う金額のことです。
でもこれを出すのは意外と難しいものです。なぜなら相当な知識が要求されるからです。そんな難易度の高いことを無料のFP(保険屋さん?)ができるのでしょうか?
100歩譲ってライフプランを作成したとします。そのライフプランを使って何ができるのでしょうか。ちなみに私、FP永野は以下のことに使っています。いわゆるカルテです。
1、マイホーム予算
2、住宅ローン選び
3、老後資金の最大化
カルテのない病院をみたことがありますか?それをやっているのがハウスメーカーと言えます。売れさえすればその後のお客様の人生なんて、とまでは言わないですがそんな感じです。
だからお客様は自分で自分の人生を守らないといけないのです。
ライフプランなしで住宅ローン選び?
マイホーム購入で欠かせないのが住宅ローンです。現金で購入するのが理想ですがなかなかそれはできないものです。だからほとんどのお客様が住宅ローンを利用します。
ではその住宅ローンをハウスメーカーのセールスはどうやって決めているのでしょうか。実は特に考えていないと思われます。なぜならライフプランをみている節が全くないからです。
ライフプランもなしに住宅ローンを決めているのです。セールスはそのくらい住宅ローンの知識もないし関心もないです。ただ会社から言われた銀行を言うだけです。
人生で1番高額のマイホームの住宅ローンを支払いのは他でもなくお客様です。にもかかわらず知識も関心もないセールスに案内される住宅ローンって本当にお客様にあっているのでしょうか?
ちなみにそのセールスに『金利が低いのがいいのでネット銀行を使いたい』と言ってみてください。きっと全力で否定されます。なぜか?それは使い方を知らないからです。
こう言う人に住宅ローンを案内されているのです。それをおかしいと思わないお客様にも問題が大いにあります。もっと自分の人生を真剣に考えた方がいいです。
熊本の住宅ローンは3つのタイプから選びます。1つは固定金利、2つ目は変動金利で金利重視のネット銀行、3つ前は変動金利で金利はちょっと高いが団体信用保険が充実しているタイプです。
ライフプランを作成してこの3つでシミュレーションしてお客様にとってどのローンにすれば老後資金が確保できるのか?マイホームの予算が最大となるのかなどを考えていきます。
つまりライフプランがないと言うことは考える元がないと言うこと。マイホーム予算も住宅ローンも売れさえすればどうでもいい、そんな態度が透けて見えます。だからお客様は自分で防御しなければならないのです。
住宅ローンの選択権は自分にある!
今やスマホを開けば住宅ローン情報なんていくらでも拾えます。例えば『熊本住宅ローン金利情報』のように金利がみれるHPがたくさんあります。
そこには0.38%から出ています。あなたが提案されるいる金利は何%ですか?あなたはそれでいいのでしょうか。
もう今や住宅ローンの情報はセールスに与えられる時代ではなく自分で見つける時代なのです。本当に時代遅れです。スマホ時代にふさわしいマイホーム購入をすればきっとちゃんとしたいいものが買えるはずです。
住宅ローン選びの選択権はお客様にある。これを覚えておいてください。それはあなたに人生にきっといい結果をもたらします。
そして同時に必ずライフプランを作成して老後資金に影響がないと言う予算内で購入してください。そうすればいい家が買えることでしょう。
多くのお客様がそんなことすらしていないです。信じ慣れないでしょうかがそれが現実です。
住宅ローン相談 通話無料 0120−929−943 担当FP 永野 修