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CIC『A』でも諦めない!フラット35で住宅ローン審査を通す3ステップ【返済比率の整え方つき】

住宅ローンの選び方

「CIC『A』で変動金利が通らなかった方へ。正直に言います——それは銀行選びのミスです。フラット35という舞台を変えれば、同じ条件でも結果が変わります。

CIC『A』でも諦めない!フラット35で住宅ローン審査を通す3ステップ【返済比率の整え方つき】

📋 CIC「A」がある方・変動金利で否決された方へ

CIC『A』で変動金利が否決された方へ。
断言します——それは銀行選びのミスです。

舞台を変えれば、結果は変わる。

フラット35という舞台を選べば、同じ条件・同じ信用情報でも審査結果が変わるケースがあります。
カギは「直近の信用情報の回復」「返済比率の正確な計算と改善」「正しい金融機関の選択」——この3ステップだけです。
元ジャックス審査担当17年のFPが、実例とともに具体的に解説します。

✍️ 監修:永野FPオフィス|元ジャックス審査担当17年|熊本市・住宅ローン専門FP

📋 この記事でわかること

  1. なぜ「変動NG」でもフラット35に余地があるのか(スコアリングの違い)
  2. STEP1|直近の入金状況を「$」に戻す方法(スマホ注意点つき)
  3. STEP2|返済比率を整える:フラット35独自ルールと計算例【重要】
  4. STEP3|審査が通る金融機関の選び方
  5. 実例・申込前チェックリスト

なぜ「変動はNG」でもフラット35に望みがあるのか

現在の住宅ローン審査はスコアリング重視になっています。変動金利はこの傾向が特に強く、CICの「A」が1件あるだけでシステムが自動的に弾いてしまいます。
フラット35でもスコアリングは採用されていますが、同時に目視での審査も行われており、銀行とは「見られ方」が根本的に異なります。

💡 スコアリングとは何か(簡単に)

審査項目を点数化し、一定点数以上なら承認・未満なら否決とする仕組み。大量処理が可能なため年々主流になっています。
点数になる主な項目:信用情報(CIC)の状態/返済比率・月支払額/収入の安定性/申込内容/物件要件

比較項目 民間銀行(変動) フラット35
審査のメイン方式 スコアリング一辺倒 スコア+目視の併用
CIC「A」への反応 自動弾き(即否決) 直近が「$」なら通る余地あり
審査金利(返済比率計算用) 3.0〜4.0%(ストレス金利) 実際の適用金利(約2.25%)
返済比率の基準 金融機関ごとに非公開 年収別に明確に公開
「異動」への対応 銀行によっては余地あり 原則として厳しい

⚠️ ただしフラット35にも注意点あり

CICの「異動」(長期延滞・債務整理等)はフラット35でも厳しい審査となります。銀行では通る余地のあるスマホの「異動」でもフラット35では否決になるケースがあります。今回の対象は「A(短期遅延)」のある方です。

承認を取るための3ステップ全体像

STEP
1

直近の入金状況を「$」に戻す

延滞を解消 → CIC「A」→「$」へ修復

STEP
2

🔑 返済比率を整える【最重要】

フラット35独自のルールで計算 → 通るかどうかを数字で確認

STEP
3

審査が通る金融機関で仮審査

「A」に強いフラット35代理店を選定

STEP1|直近の入金状況を「$」に戻す

フラット35は「直近が$(正常)」であれば、過去の「A」を不問にする傾向があります。まず最優先で直近の延滞を解消してください。

✅ STEP1の手順

  1. CICを取得して「A」「P」の箇所と直近状況を確認
  2. 延滞中のローンに連絡して支払いを実行
  3. 「$」(正常)に戻るまで申込は待機

⚠️ スマホ機種代の「A」には特別な注意が必要

スマホ機種代でCICに「A」や「P」がある場合、必ず「店頭に行って」直接支払いをしてください。

  • 「口座引き落としでないと対応できない」と言われることがあります → 口座引き落としは遅くなるので避けてください
  • 「$」への更新が遅れるほど、申込タイミングが遅れます
  • 好物件は待っている間に他の人に取られてしまいます
一括返済はしないこと(STEP2参照)

STEP2|返済比率を整える【最重要ステップ】

── CIC「A」で審査落ちする人の多くが、実は返済比率でも詰まっている ──

「A」だから落ちた──
本当にそうでしょうか?

当オフィスへの相談で「CIC『A』で否決」と来る方に、まず電卓で返済比率を計算します。
すると半数以上が返済比率もオーバーしています。
CICの「A」と返済比率オーバーの合わせ技で落ちていたのに、原因を「A」だけと思って対策していない——これが最大の落とし穴です。

フラット35の返済比率ルール(銀行との決定的な違い)

フラット35には2つの大きなアドバンテージがあります。これを知っているだけで、「自分は通るかもしれない」と気づける方が増えます。

🟢 アドバンテージ①
審査金利が低い

民間銀行:3.0〜4.0%(仮想ストレス金利)
フラット35:実際の適用金利(約2.25%)

審査金利が低いほど月々の計算上の返済額が低くなり、返済比率が下がって通りやすくなります。

🟣 アドバンテージ②
返済比率基準が明確

年収400万円未満:30%以下
年収400万円以上:35%以下

銀行は基準を非公開にしていますが、フラット35は基準が公開されているため「自分が通るか」を事前に計算できます。

📐 フラット35|返済比率の計算式

A 年収 × 返済比率上限 ÷ 12ヶ月 − 既存借入の月支払額
B フラット35の審査金利で計算した住宅ローンの月支払額

 A ≥ B → 返済比率クリア ✅
 A < B → 返済比率オーバー ❌

💡 具体的な計算例

条件 銀行(審査金利3.5%) フラット35(2.25%)
年収500万・借入3,000万・35年 月返済額 約14.0万円
返済比率 33.7%
月返済額 約10.5万円
返済比率 25.2%
年収380万・借入2,200万・35年 月返済額 約10.3万円
返済比率 32.5%超 ❌
月返済額 約7.7万円
返済比率 24.3% ✅

※上記はシミュレーション例です。実際の金利・審査は変動します。

返済比率を「白」にする5つの変数

返済比率の計算式には5つの変数があります。どれか1つでも動かせれば、オーバーが解消されることがあります。

1

収入の最大化

夫婦合算・親子リレー。フラット35なら児童手当も年収に換算可能な場合あり。

2

既存借入の月支払額を減らす

親からの贈与で車ローンを完済 → 月の支払いが消える。残金が少なくて月額が大きいローンに特に有効。
※一括返済はCIC「A」の解消には使わないこと。返済比率改善のみで使う。

3

おまとめローンで月額を集約

JAや住信SBIの「おまとめローン」で複数の借入を1本化 → 月の総支払額を圧縮。

4

借入金額・返済年数の調整

頭金を増やして借入額を減らすか、返済年数を延ばして月額を下げる。フラット50(50年)も選択肢。

5

審査金利の低い窓口を選ぶ

銀行によって審査金利は1.2%〜4.0%まで異なります。フラット35を選ぶだけで審査金利が2.25%になり、それだけで返済比率が大きく改善するケースがあります。

STEP2 実践ツール

まず自分の「数字」を確認する。
それが審査突破への第一歩です。

フラット35/フラット50に特化した返済比率計算シミュレーターを用意しました。
入力は物件価格・年収・既存借入の月額・返済年数のみ。
審査基準(年収400万未満は30%以下、以上は35%以下)に対して自分が通るラインにいるかどうかを数字で確認できます。

🏠 物件価格 💰 自己資金 👨 年収(夫婦合算も可) 💳 既存借入月額 📅 返済年数

STEP3|審査が通る金融機関で仮審査

フラット35は「住宅金融支援機構の商品」でも、取り扱う金融機関によって審査の厳しさが異なります。同じフラット35でも「A」に厳しい代理店と、通る余地がある代理店があります。

✅ フラット35で「A」がある場合の金融機関選びのポイント

  • 「A」に強い代理店かどうかを事前に確認(申込み前が鉄則)
  • フラット35でも独自の厳しい基準を持つ代理店は避ける
  • 最初の審査は金融機関→次に住宅金融支援機構の2段階審査

⚠️ 「A」があるからといって複数の金融機関に一斉申込はしないこと

信用照会の記録がCICに残り、「申込件数が多い」としてスコアが下がります。必ず1件ずつ、順番を決めて申込んでください。

実例(要約)

事例①

会社員・年収520万
CIC=A 2件(3ヶ月前・5ヶ月前)
A代理店で否決
→ 他の借入にAなし・返済比率クリア
→ 別の代理店でフラット35承認 ✅

事例②

運転手10年・直近A 1件
それ以前はPが10個
複数で全否決
→ 直近を「$」に修復してから再申込
→ 仮審査で承認 ✅

申込前チェックリスト

STEP1 直近のCICが「$」になっていることを確認した

STEP1 車・カード分割・リボの月額合計を把握した

STEP2 フラット35用シミュレーターで返済比率が基準内であることを確認した

→ シミュレーターで今すぐ確認

STEP3 申込先は「A」での審査に強い代理店を選定している

※ 4項目すべてに✓が入れば、仮審査に進む準備が整っています。

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結論だけ先に言います。
住宅ローンは、入口と出口の両方が整ってはじめて安心できます。
入口だけ通っても、出口で家計が崩れたら意味がありません。
出口だけ考えても、入口で落ちたら家は買えません。

私は住宅ローンの相談の中でも、特に「入口」と「出口」を支えることを専門にしています。

入口(審査)
果たして自分は住宅ローンに通るのか。
CICなどの信用情報、年収、勤続、借入の状況。
原因が分からないまま申込を増やすと選択肢が減ります。
だから先に整理して、通る順番を作ります。

出口(支払い)
35年間、本当に払っていけるのか。
金利の予想ではなく、返済比率と家計の耐久力で決まります。
団信や固定変動の選び方も含めて、最悪でも家計が壊れないラインを先に決めます。

必要なのは、順番と設計です。匿名でも構いません。今の情報で、勝てる順番を作ります。

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