あなたの住宅ローンは何歳までの支払いですか?
あなたが住宅を購入する目的はなんですか?いろいろな話はあると思いますが総称すれば豊かな暮らしということになると思います。豊かな暮らしで大事なことは継続性です。今日だけでなく、10年後もまた老後も心豊かな暮らしをすることが求められます。
住宅購入される場合いくつか考える要素がありますが多くの方のプランを聞くと『今』に焦点が当たりすぎています。もちろん今は一瞬しかありませんので大事です。ですがそれと同じかそれ以上に大事なのは未来です。
そこで聞きたいことがあります。あなたは今いくつでしょうか。そして今から住宅ローンの支払いが始まるとして終わるのは何歳でしょうか。例えば35歳の方が35年ローンで契約したら支払終わりは70歳ですよね。そこでこの疑問にお答えください。
あなたは年金で住宅ローンは支払えますか?
この疑問を解消するためには購入前にしっかりとしたライフプラン、マネープランを持つ必要があります。わたしが言っているのはマネープランです。住宅メーカーや住宅展示場で保険屋さんがFPと称して作っているプラン『らしきもの』ではありません。
あなたのもっているプランはこの住宅ローンを年金で支払わないでいいプランになっているのでしょうか。
65歳のときに住宅ローンを終えるには
住宅ローンが65歳までに終わることができるのかはみんなが考えている問題です。しかしあまりにも先の話(35年後)のためにピンとこないのでしょう。またはわかっているけど何とかなるよ。ということでしょうか。確かにそんなことを言っていたらマイホームを買うのは無理になることも多いでしょう。
それならば65歳までに住宅ローンが終わるようなライププランが余計に必要になるはずです。どういう暮らしをすればいいのか、お子様の教育費はどうすればいいのか、生命保険はどうすればいいのか、貯蓄はどうすればいいのかも当然必要です。
ですがそれだけで65歳の時に住宅ローンを終えることはできるでしょうか。それには3つのことが必要になるのではないでしょうか。
家計=収入ー支出±運用 1、収入を上げる 2、支出を適正化させる 3、運用益を作る
あなたは収入を上げることができますか?これは勤務している企業の問題もありますのであなたが頑張ったからと言って上がるという保証がありません。支出は下げられますかと聞くと多くの奥様は大丈夫といいます。ですが今無駄使いしていますか?
していないときっと答えるでしょう。そこから支出を下げるということは無理をするということになります。その反動はどこにいくのでしょうか。誰が我慢するのでしょうか。その前にやることがあるのではないでしょうか。
そうです。運用です。この低金利時代なので運用するしかないのです。だからと言って証券会社に行って口座を開いて株式や投資信託を購入してほしいということではなりません。そんなことをしなくてもあなたはすでに投資をしていませんか?
そうです。確定拠出年金です!!
60歳ももらえる確定拠出年金
先に結論から言っておきます。確定拠出年金の利益で一部繰上返済もしくは全額返済できたらどうでしょうか。ということです。
あなたの会社『やらされている』あの確定拠出年金です。確定拠出年金のメリットはなんでしょうか。
1、60歳でもらえる 2、受け取るときの税金が優遇されている 3、運用中の税金も優遇されている
ではデメリットはなにか
1、60歳までなにがあっても引き出せない
2、リストにあるファンドしか使えない
確定拠出年金はあなたの大切な年金です。しかしながら住宅ローンを支払ってしまえば支出は大幅に減少します。勤務先から支給された資金を使って投資をしてこの利益で住宅ローンを65歳までに終わらせられたらどうでしょうか。
こう考えると確定拠出年金がいかに大事なのかがわかるかと思います。もう1度そう考えてみて確定拠出年金を見直してみてください。宝の山にみえるかもしれませんよ。