金利競争激しいネット銀行住宅ローン
当オフィスは熊本で注文住宅の住宅ローン専門のFPオフィスで私FP永野がクレジット会社で審査に携わってきた17年の経験を活かして相談業務をしています。
保険屋さんがやっているような保険獲得を前提とした無料相談ではなく当オフィスでは不要な金融商品は一切売り込みしないのでそういう意味を込めて相談料をいただいております。
お客様の8割は公務員で後の2割を医師と看護師となっておりマイホーム購入でのライフプランから手続きを引き渡しまでスムーズにいくように全力でお手伝いしています。
今の住宅ローン金利は固定金利は上昇一途、変動金利は金利競争真っ只中という相反する状況になっています。もっと言えばネット銀行は金利が低いです。
ですがいくら金利が低いからといって審査が通らないであろう住宅ローンの話を元に団信の話をしたりライフプランを作成するのは違うのではないか
もしお客様が真剣にマイホームの予算や住宅ローンのことを考えるのであれば審査や手続きがわからないFPに相談するのはそれこそ時間の無駄というものです。
今の金利環境はかつてないほど目まぐるしく変わってきています。アメリカのインフレに伴った金利上昇でアメリカの住宅ローン金利は8%となっています。
その影響は当然日本にも影響をもたらしておりアメリカとの金利差からくる円安はデフレ・低金利が続く日本であっても金利上昇局面となっています。
住宅ローン金利もフラットなど固定金利を見てみると10割ローンで2%を超えています。その一方変動金利は政策金利で金利が決まるために依然金利競争が激しく0.3%を切ってついに0.2%後半となっています。
この0.3%を切るいわゆるネット銀行と言われる銀行の住宅ローン、例えばAUじぶん銀行の0.87%やSBI新生銀行の0.29%は熊本でも利用できるのか(令和5年11月現在)
今日は熊本で超低金利のネット銀行を使うことができる人とはどんな人なのか、それをブログにします。
注文住宅でのネット銀行利用はハードルが高い
0.3%を切るようなネット銀行は熊本でも使えるのか?その答えはお客様のマイホームの条件次第です。この条件とは何か?
1、土地
2、年収
3、勤務先
熊本でのネット銀行の審査を考えた場合に特に土地は大きな要素となります。当オフィスでは住宅ローンの1番最初に土地の謄本を取得します。
土地謄本のどこを見ればいいのかそれもいくつかありますが主に宅地なのかそれ以外なのかをまずはみます。ここで宅地以外の場合はまず難しいと言えます。
以前は通るケースもありましたが最近でもほとんど審査が通らないです。また都市計画図で市街化区域なのかどれ以外かも調べます。
ネット銀行のHPをみると市街化調整区域もOKなどの記載がありますが審査では厳しい結果になることが多いです。
やはりネット銀行は保証会社が入ってないのでローン審査においては土地の担保評価に重きが置かれていると思われます。こうなると熊本は東京など都会と比較して厳しいものがあります。
注文住宅でネット銀行を使う場合は土地が熊本の中心地に近ければ近いほど通りやすいという結論になります。土地の値段が安い郊外では難しくなります。
年収と勤務先はどうか
もちろん年収は高ければ高いほど審査は通りやすいです。ですが勤務先によってはそうではない場合もあります。その代表例が自営業者と言えます。
もともと自営業者の住宅ローンはただでさえ審査が厳しいです。地元の地方銀行でも決算書を3期分徴求して綿密に審査が行われます。ネット銀行ならなおさら厳しくなります。
土地が市街化区域で中心地から近く勤務先が公務員や上場企業で年収が安定している場合にはたとえ金利が低いネット銀行でも積極的に考慮に入れていいと言えます。
しかし一般企業で年収が400万円を下回る場合にはこれもまたすんなり利用に際して『大丈夫』とは言えないところがあります。
当然返済比率(収入と借入のバランス)が入っていることが求められますが上記の条件を満たしていればいるほどよほど高額の住宅ローンでない限りはチャンスがあります。
つまり通りやすいという意味では土地が中心地に近く農地などではないこと、勤務先が公務員や上場企業など安定していて年収が400万円以上であることなどとなります。
女性は通りにくい?
最近女性の社会進出が普通に行われており勤務先も年収も先の条件に当てはまる方が結構います。しかしネット銀行の審査では『男性』と違う部分がある時があります。
上記の条件に当てはまるのであれば審査が通りやすいということを書きましたがこれがこと女性となると話が変わります。仮審査の結果連絡が『承認』という文字ではなく『次の段階に進めます』などになっているのです。
当初は気のせいかと思っていました。しかしネット銀行の申込が増えるにつけて『男性』と『女性』の審査結果が違うことに気がつきました。
ですが本審査で申し込みをしてみると全く通らないわけではなさそうです。先日も国家公務員のお客様が単独で通りましたがその時も仮審査の結果は『承認』という文字はありませんでした。
ではこれ以外の条件の方はどうでしょうか。
それはまずは地方銀行など審査を確実に通してマイホームが確実に購入できるように、受験に例えるのであれば滑り止めを受験して合格してから本命にいくようにしてください。
ということは住宅ローン相談は審査がわからないとできないということになります。お客様もまずは参考にしていただいて審査が通る銀行から仮審査を始めてください。
もし自分ではわからない、ハウスメーカーのセールスに適当に仮審査されたくないという方はご相談ください。
永野FPオフィスの住宅ローン相談
通話無料 0120−929−943
担当FP 永野 修