わからないことは誰に聞けばいいのか
宮崎の地でサラリーマンをしていましたが退職してFPとして独立しようと決めた時に3つのことだけは絶対にしないようにしようと決めていました。
今では笑っちゃうほどどうでもいいことですが実はその『絶対にやらない』と決めたことが今の仕事になっているのは何かのおまじないか何かでしょうか。その3つとはこれです。
1、熊本では絶対に仕事はしない 2、不動産と相続だけは手を出さないようにしよう 3、独身の女性をお客様にしないようにしよう
この全ての禁を破って見事なまでにそれがベースとなっています。3番目の独身の女性のお客様だけは少なかったのですが最近は増えてきました。
マンション購入が多いのですが本当にお困りのようで結構フォローすることが多く場合によっては売買契約に同行するときもあります。
また住宅ローンの契約でも事前に全て説明してわからないことがない状態にして本審査や金銭消費貸借契約を迎えるようにしています。
ではそのシングルの女性の方々がマイホーム購入でどんなところに困っているのか、今日はその辺りをブログにします。
手付金ってなに?
最近は女性の方の年収も上がっていることからマンションを購入しようと考えて建物内覧会に行くことも多きなってきました。
その時にどんなセールスに当たるかでスムーズで心地よい購入になるのか苦痛に満ちた購入になるのかが決まります。これはある意味運頼みになります。
『なんでタメ口なのよ』
セールスに対してそんなことを言って怒っていた方もいました。それはそうです。人生をかけて自分が貯めてきたお金を使って1番高い買い物を勇気を出してしようとしているのですから。
にもかかわらずセールスからしたらただのターゲット。それは怒るに決まっています。そんなセールスほど段取りは悪いし説明も拙い。
いきなり今週までに手付金150万円払ってと言われた。
セールスにとっては成績の数字でしかないかもしれませんがお客様からしたら大事なお金。もっと説明してほしいと思うのも無理はないです。
手付金は本当に簡単に説明すれば解約手付のことでもし契約後に自分の事情でキャンセルする場合手付を放棄することでキャンセルできるというものです。
そして引き渡し時には価格から手付金を引いた額が精算されます。ここも説明されてない方がいるようで手付金+物件価格(諸費用込み)と思っている方も多くいます。
なので最初に現金が必要になりますので頭の中に入れておくことが必要です。この手付金分ですが後から住宅ローンで戻すことも可能です。
例えば物件+諸費用が3000万円だったとします。手付金が150万円だったとすると残り2850万円をローンで払えばいいわけです。それを3000万円ローンにすれば手元の通帳には150万円残るということです。(ローン手数料加味せずで)
手付金で現金使ったら家具とか家電が買えないと思っている方もいますのでそれは大丈夫ということになります。
重要事項説明って何?
契約時には『重要事項説明がありますので2時間くらいかかります』とか言われます。不動産取引を普段しないお客様から見れば『なんでそんな長い時間かかるのよ?』って感じです。
重要事項説明は義務であることを説明するのですが実際にどんなことに注意すればいいのか?わからないので不安な女性も多いです。
そんな時は売買契約の現場に同行する時もあるくらいです。と言ってもFPが何かすることもあまりないのですが一緒にいる安心感でしょうか。
土地の場合なら先に売買契約書・重要事項説明書のドラフトをいただきチェックしたりします。主に物件に関してや特約や住宅ローン条項の理解をしてもらっています。
わからないことができる限りない状態で人生で1番高い買い物はしたいものです。それには安心が必要ですよね。安心してから契約に臨む女性も多いのできっとそうなのでしょう。
住宅ローンはどれがいいの
新築マンションを購入する時には必ずと言っていいほど提携ローンがあります。これは結構低金利だったりと条件が良かったりします。
しかしセールスによっては手数料が高いフラットを進めてきたりとそれもまた様々です。ネット銀行は嫌がられたりします。
例え提携ローンがいい条件でもお客様にはそれが本当に良い条件なのか、他にもっといい住宅ローンがないのかと思うのは当然のことですよね。
ここは私、FP永野の本職のところですので変動金利・固定金利から説明が始まり提携ローンと比較した住宅ローンの説明をします。
たまにその場でネット銀行の仮審査のアドバイスまですることがあります。こうして住宅ローンもセールスにいいなりになるのではなく自分で決めていきます、そのお手伝いをするのがFPとなります。
マンションは人生で1番高額の買い物であること、様々なわからないことがあることなどで不安になるかもしれませんがFPである私ができる限り全力でバックアップして後悔のない買い物になるようにしています。
このあたりがいつも質問に挙がるところです。自分でできる方はぜひこのあたりの知識を持って購入の契約に臨んでください。
自分1人ではちょっと不安という方はご連絡ください。住宅ローンから手続きまで全力でお手伝いいたします。
永野FPオフィスのマイホーム購入相談 通話無料 0120−929−943 担当FP 永野 修