なぜハウスメーカーに住宅ローンを聞くのか?
マイホームを購入する時現金で買う人はいないのでほとんどの人が住宅ローンを利用しています。今ではその住宅ローンの情報もネットで検索すればなんでも手に入ります。
例えば金利情報なんかもです。以前はハウスメーカーのセールスが重要な情報の入手口だった住宅ローン情報ですが今では『熊本 住宅ローン金利』と手持ちのスマホで検索しさえすればいいのです。
この表なんていかがでしょうか。熊本であっても一番低い金利で0.41%から利用することが可能になっています。実はこの表に載ってませんがもっと低い0.38%だってあります。
しかし残念なことにハウスメーカーのセールスにこの表に載っている住宅ローンを使いたいと言ってみると意外なことがわかります。何が意外なのかというと『全否定』されるのです。
金利は低いが手数料は高い、手続きがネットなのでめんどくさい、金利が低い分審査が厳しい、などです。プロならそれがどうしたと思うのですがこんなセリフが平気で出てきます。
お客様第一主義ならば住宅取得コストが下がりお客様が喜ぶであろうネット銀行を喜んで使うのですがここ熊本では全くそんなことはありません。むしろ厄介者扱いです。
そして驚くことに最後はこんなことを言われます。『使ったことないのでよくわからない』。これだけ時代から取り残されているのです。
それもそのはずハウスメーカーに取って住宅ローンは売る通過点でしかないからです。つまり金利がどうかとかお客様がどうかなどより自分たちがめんどくさいか、審査が通るかどうかに焦点が当たっています。
そんな人の情報を鵜呑みにしてありがたく聞いているのが今の熊本の状況です。それに『おかしい』『何か違う』と疑問を持った方が当オフィスのような住宅ローン専門のFPに連絡をしているのです。
その結果低金利が希望の方はトータル150万から200万円も差が出てしまいます。
この150万から200万円の住宅ローンコストの違いは最終的に何が変わるかと言えば人によって変わります。ある人は貯蓄が変わるのでその影響は老後資金が変わるということになります。
またある人はその差額を利用してもっといい家にすることだって可能です。例えば海外製の大型食洗機や乾燥機付き洗濯機にルンバを入れれば奥様の手間隙が減りその時間楽に。
だから住宅ローンを粗末に扱っているハウスメーカーのセールスに住宅ローンを聞くこと自体論外だと思っているというワケです。
誰に聞けばいいのでしょうか。
セールスに聞くくらいなら自分で様々な銀行に電話して情報を取った方がマシとも言えます。なぜなら銀行員は自分の銀行の住宅ローンのみしか知りませんが親切に教えてくれます。
しかしそれも欠点があります。審査や手続きなどの情報がわからなかったり自分でやらなかったりしなければいけないことです。
やはり初めてマイホームを買う方には限界というものがあるのも事実です。それでも自分でやる価値があると思っています。自分で支払う住宅ローンを選べますからね。ぜひやってみてください。
そうするとここで私が何を書いているかがすぐにわかります。そしてセールスがいかに住宅ローンに詳しくないかもわかります。
もしそれでもわからない時は当オフィスのようなどんな住宅ローンでも手続きまで詳しいFPに相談したらいいのではないでしょうか。有料ですがその価値はあると考えています。
永野FPオフィス マイホーム・ネット銀行相談 通話無料 0120−929−943 担当FP 永野 修