マイホーム購入予算を上げる方法
マイホームを購入する上での心配事とはなんでしょうか。やはり1番は支払いに関してでしょう。買うと決めたはいいですがいざ見積もりが出てくると急に心配になるものです。
当オフィスにお客様が相談の連絡をするのもこのタイミングが1番多いことからもそれはわかることです。支払いに窮したら老後資金はどうなるのか。
そんな相談の時はまずはライフプランの作成を提案します。そこでは現状の家計のままでマイホーム購入したらどんな未来になるのかを考えてもらいます。
すると多くの方の場合はお子様が大学に進学した頃から厳しい家計になっていきます。特に熊本は大学が少ないので私立文系で有名大学を望む場合東京へ行くことになります。
学費はもちろんのこと生活費やアパート代などを含めるとかなりの支出になります。住宅ローン支払いに加え進学費用を乗り越えて初めて老後資金への貯蓄となります。
これはなかなかの難易度になります。そこで次に今の家計を改善したらという提案になるのですがそこでのメインが保険見直しになります。
もう1つの側面があります。それはマイホーム購入資金をあげたいということです。一生に1度の買い物であるマイホームを予算の関係で妥協するのか。
ということでライフプラン改善のメインとも言える生命保険見直しに関してになります。
マイホーム購入は保険見直しのラストチャンス
私たちのようにFPとしてお客様の家計をいつもみているのと違ってお客様が保険のことを考えるのは1年に10分もないでしょう。
そんな10分のために自分で考えたりしている人もいますがそれはやはり非効率のなにものではないです。ところがマイホーム購入では考えることになるのです。
なぜか?
ライフプランによる家計改善で必要だからです。そして住宅ローンには団体信用保険がついているので効率よく見直す最大のチャンスだからです。
別にその時じゃなくてもいいのでは?という人もいますがいつでも保険に加入できるものではありません。年々病気になる確率は上がるのですから。
ということで保険の見直しを考えていくのですが熊本でマイホームを購入する方は他の地域の方よりも保険料の支払いを減らせるという事実に気がつきます。
それは住宅ローンの団体信用保険が他の地域より充実しているからです。特に熊本銀行と肥後銀行という熊本の2つの銀行でローンを組む方は保険料見直しチャンスとなります。
団信の保障を最大限に利用する
当オフィスで相談では保険の見直し作業は住宅ローンが決定した後に行われます。それは住宅ローン相談がメインであり保険見直しがメインではないからです。
まずは住宅ローンを決めます。仮審査をして本審査をします。ローンの団体信用保険が決まってからお客様の保険の見直し作業に入っていきます。そうしないと効率が良くないからです。
ライフプラン作成時のヒアリングでお客様の健康保険に関する情報を聞いておきます。附加給付の有無が知りたいからです。大手や公務員だと充実しているので保険料は安くなります。
では団体信用保険ではどのくらいの保障があるのでしょうか。熊本銀行と肥後銀行で見てみます。表を作成しました。
熊本銀行と肥後銀行の団体信用保険で共通しているのは2つあります1つはガン団信です。主債務者(団信の被保険者)が悪性新生物に罹患したら住宅ローンの支払いがなくなるというものです。
もう1つが入院一時金です。病気や怪我で入院した場合に一時金として10万円給付されます。高額療養費を考えると短期間の治療代はこれで賄うことが可能です。
2つの銀行で違うのはガン一時金です。内容も違うのですが熊本銀行は主債務者に、肥後銀行は配偶者にとなっています。どちらも金額は100万円です。がん保険付きですね。
この表の空欄のところを埋めると一通りの保障は揃うことになります。つまり自分のお金で支払っている生命保険で重複が大きければ見直すことが可能となるわけです。
・高額療養費制度 ・附加給付 ・団体信用保険
まずはこの3つを考えてから足りない保障のところに自分のお金を使って保険に加入しましょうと。そしてそこで浮いたお金があれば住宅ローンに回すのか、それとも投資や貯蓄になるのかを選べばいいのではと考えます。
保険の見直しはできるときに考えて実行するが基本です。これはいつでもできるわけではありません。忙しかったり健康でなかったりしたらできないことです。
だからマイホーム購入時に『ついでに』済ませておくことがこの後の老後資金や教育資金につながっていくのです。
いかがでしょうか。もしマイホーム購入を人生で大事な時と考えているのであればご相談ください。全力でお手伝いします。
永野FPオフィスのマイホーム相談 通話無料 0120−929−943 担当FP 永野 修