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マイホーム購入最大のリスクとは

「来年には、新しいリビングで家族と笑っているはずだった。」
そんな当たり前の未来が、ある日突然、音を立てて崩れ去る。それが「ハウスメーカー・工務店の倒産」という残酷な現実です。
想像してみてください。 ある朝、現場に行くと工事が止まっている。担当者に電話をしても「現在使われておりません」のアナウンス。会社へ向かうと、入り口には「破産」と書かれた紙が一枚貼られているだけ
手元に残ったのは、数千万円の住宅ローンと、雨ざらしでカビが生え始めた「建築途中の骨組み」。そして、すでに支払ってしまった、二度と戻らない1,000万円以上の着工金。

「大手だから大丈夫」「地元で評判だから安心」 そんな甘い幻想は、この不景気と資材高騰の波の前では、何の防波堤にもなりません。
この記事では、年間数百の家づくり相談に乗るプロの視点から、「倒産する会社が、最後に見せるわずかな予兆」と、「あなたの財産を死守するための自己防衛術」を包み隠さずお伝えします。
一生に一度の買い物を、一生に一度の後悔に変えないために。 今、この数分間だけは、夢を見るのをやめて「最悪のシナリオ」に向き合ってください。
実録。私が体験した「死のカウントダウン」と、見逃してはいけない予兆

「まさか、そんなことが起きるなんて」
実は私自身、お客様の家づくりの最中に、あるハウスメーカーで「背筋が凍るような経験」をしています。それは、仮審査が終えて土地決済のためのつなぎ融資の手続きも終え、さあこれからという時でした。
まさか、お客様が家を建てる会社が潰れるなんて誰も思っていません。でも、その『まさか』は、ある日突然、一本の電話不通から始まりました。
つなぎ融資の件で用件があって担当者に電話をしたのですが、聞こえてきたのは聞き覚えのない機械音声。 「おかけになった電話は、お客様の都合により通話ができなくなっております……」
プルル…という音すら鳴らない。無機質な『お客様のご都合により…』というアナウンスが流れた瞬間、心臓が跳ね上がりました。あの時の指先の冷たさを、今でも覚えています。
一瞬、頭が真っ白になりました。 大手や中堅と言われる会社で、「電話料金の未払い」。これ以上に恐ろしいアラートがあるでしょうか?
その場は「事務的なミスでした」という言い訳で取り繕われましたが、その1年半後、そのメーカーは本当に倒産しました。
あの時の直感は正しかった。あの時動いていなければ、お客様は今ごろ、、、
工務店が倒産するサインとは

今ならわかります。あの時、すでに会社の血流(キャッシュ)は止まっていたのです。 倒産は、ある日突然起こる爆発ではありません。1年、2年という時間をかけて、じわじわと、しかし確実に蝕まれていく「病」なのです。
私が身をもって体験した「財務諸表を見ずともわかる、死を目前にした会社の3つのサイン」を共有します。
- 「通信が止まる」という末期症状
- 電話が止まる。これはミスではなく「資金繰りの優先順位から外れた」証拠です。資金の自転車操業を疑うべきです
- 電話が止まる。これはミスではなく「資金繰りの優先順位から外れた」証拠です。資金の自転車操業を疑うべきです
- 「入金・契約」を異常に急がせ
- 「入金はいつになる?〇〇日までに振り込んでくれれば」という言葉は、倒産間際の会社の「断末魔」かもしれません。
- 「今月中に」は、あなたの家を建てるためのお金ではなく、前の客の未払いを埋めるためのお金を求めているだけかもしれません
- 「入金はいつになる?〇〇日までに振り込んでくれれば」という言葉は、倒産間際の会社の「断末魔」かもしれません。
- 現場から消える「プライド」
- 下請けへの支払いが渋り始めると、真っ先に現場が荒れます。下請けの間では噂になり職人の質が落ち、現場に活気がなくなったら、それは会社が「もう現場を愛していない」サインです。
- 事務員さんが辞める、現場にゴミが落ちている、電話に出ない。これはミスではなく、組織の「やる気の欠如」ではなく「企業体力の限界」です
- 下請けへの支払いが渋り始めると、真っ先に現場が荒れます。下請けの間では噂になり職人の質が落ち、現場に活気がなくなったら、それは会社が「もう現場を愛していない」サインです。
では工務店・ハウスメーカーが倒産したらどうなるのか?それは当然お客様には借入だけが残るという結果になります。
この時は運よく引き渡しまで無事に終わりましたが、その後倒産したのでメンテナンスはなしです。
どうすればいいのか

これはお客様ではわからないのではないか。当オフィスではさまざまな業界のお客様とお付き合いがありますのでその中から情報を掴んでいきます
かつても、会計事務所からの噂を聞いていたので調べていましたが、ネットに噂が書かれると『そんなことを書いて本当でなかったら責任を取れるのか』という恫喝が入っていたのを見ていました
そのハウスメーカーで購入希望するお客様には、案に『もっといいところ、安いところを』と言って変更した方が数人いましたが、そのまま購入した方もいました
そのハウスメーカーも倒産しました。
当オフィスでは、日頃からの情報収集をしていますがその時の方法は主に3つになります。

1、同業者の噂をキャッチする
2、下請けの方に日頃よりヒアリング
3、会計系の方との情報交換
後悔しないために今すぐできること

もし自分がマイホームを購入するならこの2つは注意することでしょう。この2つをすることで今までかなりのトラブルに巻き込まれないですみましたので
1、値段が安いは警戒すること
2、自分だけで判断しない
いいものは高いです。この当たり前の原則を忘れないようにしてください。当オフィスで見るマイホーム購入ですが、見積もりが『おっ!』と思うような安さだった時のトラブル率は本当に高いです。
また採算無視で受注目的だった場合にはどうしても倒産リスクを受けやすいので警戒してください。安すぎる見積もりには裏があることを疑うべきです。
自分だけで判断しないのは、私たち素人が工務店やハウスメーカーの財務状況を見極めるのは困難です。第三者の専門家(FPなど)に相談し、客観的な情報を得ることをするしかないです。
特に下請けの方々の噂、情報に関してはかなり正確な時が多いです
FPからのアドバイス

「家づくりは博打ではありません。でも、一歩間違えれば人生最大のギャンブルになってしまいます。私が経験したような『あの恐怖』を、あなたには絶対に味わってほしくない。
少しでも違和感を感じたら、どうか一人で抱え込まずに私に相談してください。あなたの『一生の安心』を、一緒に守りましょう。
マイホーム購入は「デザイン」も大事ですが、それだけではなく同時に「安心」「安全」も考慮にしれてください。安全第一です
「安全第一」で購入するためにも多くのマイホーム購入を当オフィスのようなFPを相談窓口とすることはお金に変えられないくらいに重要です。
とはいえ、自分の担当者を疑うのは勇気がいりますよね。そんな時は、第三者を利用してください。『今の状況、客観的に見てどう思いますか?』という気軽な相談からでも構いません。

あなたの直感を、確信に変えるお手伝いをします。火のないところに噂は立たぬ、です
昔から言われている言葉ですが、電話が通話止だったときには身に沁みました。くれぐれも安全を軽視しないようにしてください

FPは『人生のゲームチェンジャー』
私が専門としているのは 住宅ローンの「入口」と「出口」 を支えることです。 入口(審査):「果たして自分は住宅ローンに通るのか?」という最初の関門。
CICなどの信用情報、年収、勤務形態などで不安を抱える方が多いですが、正しい知識と金融機関の選び方で逆転できることも少なくありません。 出口(支払い):「35年間、本当に払っていけるのか?」という長い道のり。
返済比率やライフプラン、団信や固定金利の選び方を踏まえて、無理のない資金計画を一緒に作り上げていきます。 住宅ローンは「入口」と「出口」がそろって初めて“安心できるマイホーム購入”が叶います。 審査に不安がある方も、将来の返済が心配な方も、まずはお気軽にご相談ください


