地鎮祭はやったほうがいいのか
資金計画を立てて土地を購入、ハウスメーカーを決めて無事住宅ローンの審査が終わればいよいよ土地の決済、そして建物の着工となります。
きっと今まで土地やハウスメーカー、銀行を選ぶ難しさを感じつつ大変だったことでしょう。
このあたりで最近多くの質問を受けることがあります。それは地鎮祭に関してです。地鎮祭はやったほうがいいのか、そして注意点は何かです。
そのあたりを暮らしの観点からお話ししたいと思います。
後悔しないために
地鎮祭は建物の着工前に行います。基本的にはハウスメーカーが主導で教えてくれますので儀式自体で心配することはありません。
ただお客様から見ると必要なのかということです。
私はこう答えています。儀式の1つの目的に無事に工事が進むことがあります。やはり事故などがあるとせっかくのマイホーム、気持ちよくないですよね。
なのでお金は確かにかかりますがやったほうがいいのでは。
その場に工事関係者も来ますので一同顔をあわせる意味でも必要ではないかと感じています。それよりもFPとしては注意事項を考えて欲しいと思っています。
近所の目
先日、あるところで地鎮祭が行われていました。その前から住宅の解体などで近所は激しい騒音や道路をふさがれたり、埃がすごかったりとしていました。
ですがそれに対しては仕方がないこととして誰も何も言っていませんでした。そして地鎮祭の時のこと。地鎮祭が行われて居る最中に近所でヒソヒソ話が。何を話していたかといえばこんな話です
『ねえ、挨拶に来た?』
そう、散々色々なことがあったにもかかわらず近所に挨拶すらなしだったのです。私は気が利かないハウスメーカーだなと思って見ていましたが近所の方は当然違う印象です。
そう、『気が利かない人だ』
始まる前に一声『これからおさわがせしますが宜しくお願いします。また別の機会に挨拶に来ます』というだけでよかったのです。
これから長い間住むことになるのです。本人たちは自分たちの家が建つということにのみ目が向いていたのでしょう。
マイホームを購入するということはそこに安住すると言うこと、近所付き合いも始まるということ。そういったことも考えたほうがいいと思うのです。
もしこれから地鎮祭をする方がいるのであれば参考にしてください。
永野FPオフィス 通話無料 0120−929−943 担当 FP永野 修