安心のマイホーム購入とは
熊本の震災から2ヶ月が経ちました。未だに余震もありますし当然終息宣言も出ていません。それでも少しづつではありますが復興、再建への道を歩み始めています。
私には2つの顔があります。1つは被災者という顔、もう1つは被災者と一緒に住宅取得を考えるファイナンシャルプランナーという顔です。いつもはFPというポジションから考えていますが被災者という面からお客様が悩んでいる震災後の住宅取得に関して考えてみます。
住宅メーカーのようにポジショントークやセールストークのない被災者というポジションから考えた住宅取得に関して考えてみるとある1つの結論が見えてきます。それは本当はどんな家を建てるのがいいのか、です。
今回のテーマは安心のマイホーム取得とは、です。
マイホーム取得時には3つの悩みがある
弊社でも毎週日曜日に完全予約制で住宅ローンセミナーを開催していますが、お客様の相談を受けていると今回の被災での住宅造りは当然共通点があります。
1、地震に強い家にしたい
2、どこのメーカー、工務店に頼めばいいのか
3、支払いに対する不安
簡単に書けばこの3つが主な内容なのですが、なんといっても急に建て直しを強いられたわけで準備不足は否めません。とは言っても必要に迫られているわけで上記の3つを解決したいということで弊社に相談の電話がくるわけです。
1、住宅メーカは高くて建てられない
2、建築中に倒産されたらと思うと怖い
3、金利はできる限り低くしたい
こんな悩みが頭の中を巡っているようです。そんな時に建築士より提案がありました。
『長期優良住宅とフラット35Sでどうですか?』
長期優良住宅とは
長期優良住宅とはなんでしょうか。国土交通省が法令で定めた長期にわたり良好に使用できる住宅です。以前は新築のみでしたが平成28年4月からは増改築にも認められるようになりました。
長期優良住宅に必要な主な条件は以下の通りです。
1、耐震性 耐震等級2以上とする 免震建築物にするなどのいずれか 2、省エネルギー性 省エネルギー対策等級4相当 3、維持管理・更新の容易性 4、面積 75㎡以上 など
特にこの耐震性に優れていることは今回の被災者にとっては注目に値する項目なのではないでしょうか。
長期優良住宅を工務店で建てる時の次の問題は工務店の実力となりますが長期優良住宅を立てた会社に取材したところかなり厳格な調査が入るのでその辺は過度に心配するする必要はないのでは、とのことでした。
コストはやはり通常の住宅と比較すると割高になりますが震災後の安心できる住宅にはぴったりなのではないでしょうか。
長期優良住宅には税制優遇がある
長期優良住宅には住宅ローン減税で一般の住宅以上の優遇があります。
一般の住宅が控除対象の借入限度額が4000万円の所5000万円となっておりそれに伴って最大控除額が400万円から500万円に拡充されています。
1%を切っているフラット35S
今年に入ってからフラット35Sの金利はかなりお得になったいます。
平成28年現在の金利ですがフラット35Sは90%融資の場合ですが0.8%となっております。住宅に応じて0.3%が5年もしくは10年引き下げされます。
引き下げ期間が終わっても90%融資で1.1%(H28・6月現在)なので金利が変わらない長期固定金利のフラット35としたは十分低い金利と言えるのではないでしょうか。
安心の住宅と住宅ローン相談
弊社では毎週日曜日10時から完全予約制ですが住宅ローンセミナーを開催しております。詳しくは弊社までお問い合わせください。
場所 弊社オフィス
時間 10時から11時半
料金 3240円
内容 変動金利は怖いのか
フラット35と変動金利に違い
ライフプランがないとなぜいけないのか
通話無料 0120−929−943 FP永野まで