ライフプランすら作らないなんて
当オフィスの住宅ローン相談では3つの料金体系を用意しております。1つはワンポイント相談、2つ目は住宅ローン相談、3つ目はマイホーム購入トータル相談です。
ワンポイント相談以外の相談ではマイホーム購入で最低限必要な事をFPの知識と人脈を利用してご提供しています。最低限の事とは8つのことであり以下の手順で行っております。
1、ライフプラン作成 2、土地・建物購入アシスト 3、住宅ローン相談 4、銀行選定(ネット銀行申し込み含む) 5、生命保険設計 6、家屋調査士・司法書士紹介 7、火災保険相談 8、確定拠出年金・ふるさと納税相談
8つの手順で行うのですがそれはすべてライフプランを元にして計画・設計するので1番大事なのはヒアリングからのライフプラン作成ということになります。
ですが実際のマイホーム購入ではライフプランすら作成することなくハウスメーカーの言われるがまま金利の大小関係なく提携の銀行を案内され購入しています。
それはまるで戦争で作戦も立てずに突撃するのと同じで綿密に計画を立てた相手に対しては確実に負け戦になることでしょう。それでいいのでしょうか。
ということで今回は『ライフプランを制するものはマイホーム購入を制する』を説明します。
ライフプラン作成の意味
なぜライフプランを作成するのか。それはお金と時間を把握することは人生を制することになるからです。今や人生100年時代です。身体の健康だけでなくお金の健康も大事になりますし、心の健康も大事です。
もし老後にお金がなかったらどうでしょうか。それは人生をマラソンで例えるならスタミナ切れということになるでしょう。スタミナ切れのランナーはどうなるでしょうか。そう、リタイアです。
マラソンはリタイアできますが人生はリタイアはできません。老後にお金がないということはそれはそれは大変な人生になってしまうのです。
だからこそ当オフィスではマイホームという人生において1番の大きな支出ではライフプランを何よりも重要視するのです。
ではライフプランを作成してどうするのか。これも以下の手順で利用していきます。
1、マイホーム購入予算 2、住宅ローンの選定 3、団体信用保険を利用した保険設計 4、教育資金、老後資金の作る方法 5、リスク管理
具体的には当オフィスでライフプランを作成するときは様々なパターンを作成して検証しています。例えばいくらまでならマイホームを購入しても大丈夫かを考えるとします。
ローン金額を何パターンか作って行き住宅ローン金利もネット銀行から提携ローンまで作成し例えば予算は4000万円くらいまでにしましょうなどと決めていくのです。
次に選んだ銀行の住宅ローンの団体信用保険に合わせてできる限り無駄がなく、不足の事態になったとしても住宅ローンは支払えるような保険を含めたリスクプランを提案します。
このように最低3日間かけて想像できる限りシミュレーションをしてからお客様に希望に合いそうなプランをお客様に提案しています。
マイホームを購入するなら最低このくらいはして欲しいと思います。
ライフプランの欠点
しかしながらライフプラン作成してもその通りに行くとは限りません。そう万能ではないのです。大きく狂う最大の原因はやはり家計管理力がないことになります。
住宅ローンも背負い、その家に合うような家具を購入し、海外旅行も行き、高い車を買えばそれはせっかく立てた計画も吹っ飛んでしまします。
そう考えるとライフプランはあくまでの人生のお金に関する目安に過ぎないのです。
ライフプランを目の前にして支出がそれ以上になるのであれば方法は2つしかないのです。1つは節約するのか。もう1つは収入を増やすのかです。
でも実際は収入を増やすのはなかなか難しいものです。そうなるとやはり奥様の家計管理力が必要になっていきます。ライフプランは奥様の家計管理力の目安とも言えるのです。
それを無視すればやはり大変な老後になるのはいうまでもありません。ライフプランには家計を実行する力はなく、実行するのはあくまでも奥様なのです。
すべてのことは段取りで決まる
仕事においても同じですが計画を立てない会社なんてありますか。きっとないです。そう、PDCAと言われるものもその最初はP(計画)なのです。
つまりマイホーム購入の全く同じで最初にやるべきことはプランの作成、ライフプランの作成ということになります。
それすらせずにマイホームを買おうとするのであればそれはやはり負け戦になっても仕方がないのです。だからこそライフプランが必要なのです。
マイホーム購入を決めたのならば住宅展示場で売り込みのプロの話を聞く前にまずはプランくらい立てたらいかがでしょうか。
きっとあなたのマイホーム購入を有意義にしてくれることでしょう。