住宅ローンが分からないのはお客様だけではない
住宅ローンの金利競争は激しくなる一方です。変動金利では0.38%なんて驚きの金利があったりします。その上団体信用保険まで競争激化中です。
それだけではありません。今や固定金利でもフラット35より低い金利をみることができます。例えばみずほ銀行です。
フラット35は現金9割以上でない少し金利が高くなるのが厳しいところですが銀行の固定金利は頭金関係ないです。ただし熊本の方にとっては少し審査が厳しいところがあります。
熊本の場合はみずほ銀行や三井住友銀行のようなメガバンクでなくても固定金利で1.3%程度でありますので審査次第ではそちらの方がいいかもしれません。
このように住宅ローンはちょっと目を離すとすぐに状況が変わることもありただでさえわからない、難しいという方が多い中なかなか詳しいセールスがいないという現状があります。
そんなこともあり先月からは工務店さんなどから紹介をいただき住宅ローンの手続きをすることが増えてます。
確かに住宅ローンは変化がめざましく難しいというのがあるのですがなぜ工務店さんはFPである当オフィスに紹介するのでしょうか。その一つは`めんどくさい』というのがあります。
建築に専念したい
工務店の方と話をすると『住宅ローンはわからないので任せるよ』と言われます。種類から金利、必要書類などわからないことがたくさんあるそうです。
今までは肥後銀行もしくは熊本銀行に行ってきてで終わったそうですが今はスマホを開けば住宅ローンの金利情報が簡単に入手でいることからうかつに言えないわけです。
それで当オフィスに紹介していただいているわけなのですが当オフィスではどんなことをしているかを少しお話しします。
お客様によるのですが必ず行うのが住宅ローンの説明です。変動金利の仕組みから始まり利点欠点、固定金利のフラット35と銀行ローンの違いなどです。
工務店からするとフラット35より適合証がないだけ書類が簡単な銀行ローンの方がいいかもしれません。変動金利かまた固定金利かを選択してもらいます。
それが決まれば次に銀行選びです。それでも必ず肥後銀行もしくは熊本銀行のローン審査は受けてもらいます。なのでお客様は2つ以上のローン審査をすることになるので手続きに必要な書類も2倍になります。
工務店さんによっては審査の基準がわからないという方もいます。例えばお客様がネット銀行の低い金利を使いたいと言っても審査基準に合致しないと使うことができません。
そもそもこの審査基準がわからないのでお客様に聞かれても困るようでそれを当オフィスがやるので助かっているといわれます。
トータルするとめんどくさいってやつです。お客様の要望をできる限りかなえたいのだけど自分たちではできない。今更勉強もしたくない。だからお願いって感じです。
工務店でさえこの状況なのにお客様は自分たちでできるのだろうか?もしかしてセールスがやっているのかもしれませんが言われるがままにやってませんか?
本当にそれでいいのでしょうか。熊本では賢い人は相談に訪れている。そんな感じです。