土地のみの決済はできるのか
マイホーム購入には様々なパターンがあります。新築マンション、中古マンション、中古住宅、建売住宅、土地を購入してもから建築、自分もしくは親の土地に建築するなどなどです。
地震で損壊した我が家は土地はあるので公費で解体して建物は1級建築士に依頼することにしました。多くの方に聞くと1級建築士に依頼するのは敷居が高いと感じているようです。
実際はどうかというと一概に比較はできませんが実感としては大手ハウスメーカーよりは安く、地元ハウスメーカーよりは高いといった印象を持っています。
その代わり満足度は高いのではと打ち合わせ段階にもかかわらずワクワクしている自分がいます。お客様の同じようで間取りなどの打ち合わせが楽しいようで見ているこちらまでワクワクしています。
ですが万事うまくいったかと言われるとそんなことはありません。何で苦労したかと言われれば、そう、住宅ローンの土地のみの決済です。
受けてくれる銀行探しが大変でした。今回はそのあたりを説明します。
ハウスメーカーで買うと思っていたら
土地を購入しハウスメーカーで間取りを決めたら住宅ローン契約をと考えていたらどうもハウスメーカーとの話がまとまらない。
お客様もいろいろ考えた結果ハウスメーカーを諦め1級建築士による設計でマイホームを建築することになりました。
ここで問題が発生しました。
土地の契約をしたのはいいけど住宅ローン条項の日は近づいてくるし決済日の来ます。住宅ローンの土地を決済するのには建物の請負契約が必要という銀行が多いのです。
熊本は今地震の影響で建築ラッシュです。ましてや建築士の設計には時間がかかります。請負契約を待っていたら土地の決済日に間に合わないのです。
つまり土地の決済をどうするか。という問題が生じたのです。請負契約なしで土地を決済してくれる銀行を知っていないといけないのです。
建築事務所で設計して建てるなら
満足度は高そうな1級建築士の設計によるマイホーム建築ですがそう考えると土地を持っている方が1番に会うのではないかと考えます。
ですが請負契約なしで土地を決済してくれる銀行を知っているなら建築士にマイホームを依頼することもありだなと思っています。
今回のケースは銀行がOKを出してくれたのでことなきを得ましたがもし土地購入で建築士依頼を考えるのであれば銀行を探しておくことを忘れないようにしたほうがいいのではないかと考えます。
敷居も値段も高くない建築士で建てる家
もちろん1級建築士であれば誰でもいいわけではないでしょう。実際相談の依頼で見積もりを見たときに坪数の割に『高い』と感じるものあります。
当オフィスとしてはお客様がマイホームを建てたいという希望があれば大手ハウスメーカーでも地元で信用できるハウスメーカーに加えて1級建築士による設計の家を選択枠に入れられるようにしました。
お客様の満足度を考えるとこの洗濯枠は絶対に必要と感じたからです。
熊本地震で傷ついた家を解体し1級建築士で建てるということをしていくのでその経験を相談に来られるお客様に伝えていければ相談の幅もぐっと広がることでしょう。
お客様ファーストを目指していきます
当オフィスの相談 通話無料 0120−929−943 担当 FP永野 修