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離婚での住宅ローン借換
最近、この離婚での住宅相談がとても多い。相談の結果はただ1つ、夫名義の住宅ローンを妻名義に借換できないか、という相談だ。もしくは連帯債務で購入した夫の持分を妻に変更です。
妻の依頼でお会いしているとお客様には2つのタイプがある。1つは夫にうんざりして1人で生きて行く覚悟をした女性の姿。もう1つは夫から言われたので何となくそうしているという感じ
この2つのタイプですが共通していることもあります。それは全員心が痛んでいることです。ある女性は心療内科に通っていたし、ある人は不眠症を抱えていた。涙を流す女性もいた
そう、夫婦というのは結婚するより離婚する方が数倍も大変で熱量がいるようです。どちらにしても自分とお子さまとで生きて行くことを決めたので相談に来たということです。
では住宅ローンの借り換えでハードルとなることは何か
円満な離婚か、大揉めかで違う
住宅ローンの名義を入れ替えることができるなら離婚してもいいと言われています。妻からの相談でそういう話が出ていました。夫の本音は離婚したくないらしい
ですが妻はもう2度ともとに戻ることは考えていないようで住宅ローンを何とかしたいとのこと。銀行に相談に行ったら夫の許可が必要と言われて夫に拒否された。
この離婚での住宅ローン相談は夫の協力なしにできないことがあります。夫の名義の場合には書類が夫あてに送られます。場合によっては夫がそれをくれない時があります。
『やれるものならやってみな』そんな感じのようです。
作戦を考える前にまずは売買契約書の確認です。契約は妻になっています。夫の名前はない。住宅ローンも契約書は連帯保証人に夫の名前があります。
不動産謄本を確認すると妻の名前しかありません。つまり今の銀行以外で借り入れが出ればいいということです。道が広がった
こういう時はどうすればいいのでしょうか。そう、他の銀行へ借り換えすればいいのです。この時に注意点は3つあります。
3つの注意点とは?
今の銀行で借り換えができないのであれば他の銀行で借り換えるしかありません。この時に注意点が3つありますので知っておいてください。
1、今の銀行に抵当権抹消の用紙は当日にもらえるのか
2、借り換え先の銀行は上記1の書類を当日に必要か
3、借り換え先に審査は通るのか
1、当日にくれるのか
通常は債務(借入)が借り換えでなくなるともう抵当権を入れておく必要がないので住宅ローンの債務がなくなったことを確認して抵当権抹消の手続きに必要な用紙を発行してくれます。
しかし銀行によってはすぐに発行してくれないのです。例えば肥後銀行などは1か月以内になどと言います。基本的に肥後銀行から他の銀行への借り換えは困難を極めます
2、当日が条件か
借り換え先の銀行が当日に抵当権設定の手続きをすることが条件であれば上記のような銀行の場合は借り換えができません。ここが大事なところです
そうなると借り換え先は上記の件で当日に抵当権の設定をしなくてもOKな銀行を選ぶことになります。これを調べておかないと借り換えはできません。
3、審査は通るのか
当たり前ですが住宅ローンは審査が通らないとその銀行を選ぶ意味がないです。だから新築であろうと借り換えでも審査が通る銀行を選ぶのが絶対条件です。
それには借り換え先の審査金利や返済比率の基準の確認、そしてお客様の今の住宅ローンの残金、残年数、そして他の債務、年収の確認が欠かせません。
そしてもう1つお客様は心が痛んでおりますのでメンタル的に厳しい方が結構います。毎回、団信の告知には気を使います。団信が通らないと住宅ローンも承認とはなりません。
当オフィスは住宅ローン審査の専門家
住宅ローンの借り換えができないと離婚できないのであればこの離婚を本当にしたいのであれば審査に精通しているFPに依頼するしかないです
当オフィスでは最初のヒアリングで実現の可能性と実行方法を説明します。そして仮審査をどこの銀行ですればいいかの話もできます。
そして本審査は離婚後になります。また仮審査ではいくつか条件が出ますのでそのケアも必要です。通常、本審査では現在の住宅ローンの支払い口座のコピーや戸籍謄本での離婚も必要です。
借り換え実行のお手伝いからと住宅ローン控除の件も含めてフォローまで妻の希望が実現するまで一緒にやっていきます。
離婚してお子様を幸せにするなら
離婚後にお会いすると皆最初に会ったあときとは違う表情なのが印象的です。自分の意思で離婚した人も夫から言われての人も笑顔、笑顔です。
お子さまとの新しい生活は色々とあるようですが新しい一歩を踏み出しています。そして勤務の時間を増やして収入UPした人も多いのも特徴です。
『子どものために頑張ります』
こどもさんからも『離婚してよかった』と言われているらしくその言葉でまた頑張ろうとしているようです。『それでもここまで来るのに大変でした』
住宅ローンだけでも大変だったのでそれは理解できます。でも行動したからこそ掴んだ次の幸せでした。ここで最悪なのは考えすぎての先送りです。
本気でお子様を幸せにするのであれば躊躇なくご相談ください。初回の相談はお話をじっくりお聞きしたいので無料にしています。
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永野FPオフィスの住宅ローン相談 担当FP 永野 修
通話無料 0120−929−943
メール fpnagano@myhome-fpft.com
永野FPオフィス 永野 修『審査の通らない住宅ローンに価値はない』
クレジット会社で17年間毎日CICを見てきたのでどうしたら審査が通るのかがわかるという職業病を武器に他社ではできない住宅ローン選びをメインとしています。ローン業界に30年以上の豊富な経験と年間100件以上のマイホーム購入のお手伝いをしています。お客様の80%は公務員であとの20%は医師と看護師になっています