住宅ローンはハウスメーカーが選ぶのか?
現在住宅ローンはどのくらいの種類があるのでしょうか。その数はきっと100以上になるでしょう。その住宅ローンの中から自分にあったローンを選ぶことはかなり悩まれることかと思います
ではその住宅ローンはどうやって選ぶのか。それは自分の家計にとって1番使い勝手がいいものですよね。例えば変動金利にして金利が低いところを選んだり、金利上昇を避けるために長期固定金利であるフラット35を選んだりしていきます。
今まで住宅を購入した方はどうやって選んだのか知っていますか?そのアンケートの一部を御覧ください。そうです。自分で決めているのではなく住宅メーカーの営業が決めているという事実があります。
ではこの営業の方たちは住宅ローンに詳しいのでしょうか。今までの経験上ネット銀行の住宅ローンに詳しかった人は本当に少なかったです。ということは金利では選んでいないことになります。
ではこの営業の方たちは金利で選んだのではないのであれば何で選んでいるのでしょうか?
知っている銀行の営業に頼んでる?
お客様が本当に欲しているのは自分にとって都合がいい住宅ローンです。金利や団体信用保険の内容ではないでしょうか。ですがハウスメーカーの営業は本当にお客様本位で住宅ローンを選んでいるのでしょうか。
まあ、そういう優秀な営業マンに当たることもあるでしょう。ですが実際は『提携している銀行』や『知っている営業がいる銀行』になっていることが大半です。
なぜそう思うのかというと住宅の見積もりに住宅ローンのことも書いてあるのですが『何でこの銀行なんですか?』と聞き返すことが多いからです。つまりお客様のことを考えて選んでいるのではなく、自社の都合であらんでいるのではないかと思いわけです。
にもかかわらず統計を見るとハウスメーカーが影響を与えている。これってどうなのでしょうか。そう思うのです。
住宅ローンの選択で100万以上違うことも
数ある銀行の中でどうやって住宅ローンを選ぶのか。完璧を求めるとそれは無理というものです。自分で選ぶのであれば重要な要素を抑えることで失敗のない住宅ローン選びができる。私はそう考えています。
その要素とは以下のものです。
住宅ローン選び = 金利 × 保証料・手数料 × 団体信用保険
まずは金利ですが変動金利を選ぶのか、10年固定にするのか、それともフラット35にするのかを決める必要があります。その上で低い金利の銀行の目星をつけておきます。
こういった表を参考にするといいでしょう。住宅ローン商品金利情報
変動金利の一覧になっていますがここでは1番上のソニー銀行の0.499%から0.625%くらいが利用する目処になることが分かるかと思います。
この金利をベースにして保証料や手数料を入れてシミュレーションしていけばそんなに高い銀行を選ぶことはないのではないでしょうか。
銀行選びより金利のタイプをすることが大事
基本的に住宅ローンは変動金利と固定金利の2種類でできていますが変動金利に3年や5年、10年などの固定期間を加えたいわゆる10年固定などのローンが混在しています。まずは理屈ではなく自分の性格的に安心できる固定か、月々が安い変動金利かを選んでいくことになります。
・変動金利 ・長期固定金利 ・5年固定 10年固定
こう考えると自分で出来そうに思えませんか?ハウスメーカーに勧められるがままよりは自分にあった住宅ローン設計ができることは間違いないと思うのですがいかがでしょうか。
それでも分からなければご相談ください。
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