ネット銀行への借換効果
『え?こんなに変わるの?』お客様は思わず目が点になってました。それはそうです。借り換え効果を測定したら300万円以上でしたのでその反応は当然のことかと思います。
そう、熊本では住宅ローンの金利が高い分借り換え効果は驚くほど高いのです。でも裏を返せばハウスメーカーのいいなりになって住宅ローンを契約したあなたが悪いのです。
ハウスメーカーは提携ローンなので金利が高いことは知っていますが仕事としてあなたに決して金利が低くない住宅ローン案内しています。セールスもスマホを持っており『熊本 住宅ローン金利』と検索すればその金利が高いことはわかっています。
セールスも知らないのでは?とあなたはいうかもしれません。でもそんなのプロと言えません。住宅ローンはマイホームを購入するお客様にとって支払う金額は家計にとって大きな影響があるのですから。
住宅ローンの支払いの高低は、お子様の教育資金や老後資金にとても大きな影響を及ぼします。もっともそんな大事な住宅ローンをセールスに任せたのですからやはりあなたが悪いということになります。
では本当に失敗だったのでしょうか?金利の面だけですが比較してみます。
最初からしっかり考えるべき住宅ローン
例えば3500万円を35年ローンで購入するとします。金利の違いはあなたの支払いにどのくらい影響するのでしょうか。
0.975% 月の支払額 98,393円 トータル 約4,132万円 0.900% 97,177円 約4,081万円 0.527% 91,273円 約3,833万円
いかがでしょうか。手数料を加味したとしても0.975%とでは260万円程度、0.9%では200万円ほど違います。月の支払いの6000円、7000円はかなり大きいです。
3500万円でこの違いです。もっと大きな金額ならそれ以上です。問題はこの金額以上に団体信用保険に価値を見つけることができるかが借り換えを考えるかどうかの分かれ道です。
では仮に月に支払額が少ない方がいいと考えたとします。次に取れる手段は住宅ローンの借り換えになります。ではどのくらいの借り換え効果となるでしょうか。
実際の借換え効果を簡易的にシミュレーションしてみます。
こんなに大きい借換え効果
FPの教科書では借換えで効果があるのは借換え前と後の住宅ローン金利の差1%以上と言われています。でもそれは本当でしょうか。0.975%と0.527%では0.45%の差しかありません。
実際のお客様で使用したものを少し変えてシミュレーションしてみます。
平成26年12月に5000万円の住宅ローンでマイホームを建てました。その時の金利は0.975%で保証料は入りませんでした。2020年に1月にこのローンを借り換えるとします。
現在の元本残高は4614万円です。諸費用は手数料と印紙代、登記代として60万円とします。借換えのローンは金利0.527%で31年、4670万円とします。
現在の住宅ローンは月の支払いが140561円ですがこれがどう変わるでしょうか?
4670万円 31年 0.527% 月 136099円 トータル 50,628,742円 差額 月4461円
月4400円安くなります。この4400円が大きいかたいしたことないかは金銭感覚の問題です。では肝心の借換え効果はいくらになるでしょうか。
このまま0.975%であと31年11ヶ月支払うと金利上昇がないと知ればあと約5383万円支払うことになります。
この5383万円から5062万円を引けば借換え効果がでます。
321万円です。
支払いが11ヶ月減り支払いも321万円減るのです。月4400円なら大したことはないと思うかもしれませんが321万円違うとなれば大きいと感じることでしょう。
いかがでしょうか。実際にこのシミュレーションをしたらすぐに『お願いします!』と言われました。ここで問題があります。ネット銀行でこのお客様が借換えをするにはハードルが高いということです。
住宅ローン借換えサポートサービス
そこでFPがお手伝いするサービスをと思い作ったのが住宅ローン借換えサポートサービスです。ただし熊本だけです。先日関西の方から依頼されましたがお断りしました。
実際にネット銀行で借換えをする時どんな行程があるのでしょうか。
1、PCやスマホから仮審査 2、仮審査承認後本審査の用紙を記入 3、必要書類を集める 4、銀行に返送する
今までたくさんネット銀行で住宅ローンを利用してもらいましたがまず1のPCやスマホで仮審査の段階ですでにつまずく方も多いです。実際にお客様に聞いてみると難易度が高いと感じるのは以下のことです。
1、本審査の書類をどう記入していいかわからない 2、必要書類がよくわからない 3、必要書類はどうやって取得するのかわからない
このハードルの高さがお客様に『めんどくさい』と言う印象をもたせてしまい断念させてしまうのです。そこで乗り越えてもらうために当オフィスでできるだけのことをすることにしました。
そうするとお客様がすることは3つになります。これだけなら大丈夫でしょう。PCやスマホでの仮審査はお客様と一緒にやります。
1、コピー 2、市役所にいく 3、署名・捺印
熊本では金利のみを考えれば家計軽減効果が高い住宅ローン借換えですが実際にはメリット、デメリットがあります。当オフィスでは支払額だけでなくデメリットもお伝えして最終的に決めてもらってます。
このお客様は『GOサイン』がでましたので審査に入ります。何か気がついたことがあればまたブログに記入します。
住宅ローンの借換相談はこちらから 通話無料 0120−929−943 永野FPオフィス 担当FP 永野 修
借換え相談は有料になっています。料金はご連絡時にお伝えました。お金に関するお得な情報をブログに書いています。
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