住信SBIネット銀行と楽天銀行の比較
そもそも審査に通らないとネット銀行は使えないのですが審査が通ることを前提に今回はお客様にのみ見せている銀行べつの比較をブログにします。
住信SBIネット銀行と楽天銀行の数字的比較です。金利では0.39%と0.537%でSBIの圧勝、手数料は2.2%と33万円で明らかに楽天銀行の圧勝です。
ここに注文住宅ならではのつなぎ融資という要素を入れるとどうでしょうかというところです。まずは上乗せ金利なしのローンです。SBIが3大疾病50%(40歳未満)で楽天銀行はがん団信50%です。
つなぎ融資は同じ条件にしてありますがやはりローンもつなぎ融資の両方ともSBIの方が金利が低いので結果はSBIの方が安くなります。
団信もよくて支払いも低くなる。となればこの2つの銀行の勝負は決まりでしょうか。でもそんな簡単なものではありません。なぜなら審査が通らないと使えないからです。
もう1つつなぎ融資が契約通りに支払えないと使えないからです。ネット銀行を使うことができる人は契約の履行と審査に通るという2つが重要だなのです。金利はその次なのです。
3大疾病100% vs がん100%
上乗せ金利がなければSBIの方が安い、かつ団信もいいという結果でした。では2つの銀行とも100%にしたらどうかというのをシミュレーションしてみます。
SBIは3大疾病100%で楽天銀行はがん100%です。もちろん内容的にはSBIの方がいいのは一目瞭然ですがここでは数字を追うことにします。
いかがでしょうか。というもっと差が開いている感じですね。つまり審査が通り不動産屋さん、ハウスメーカーときっちり契約の話ができる方でしたらSBIでいいのではとさえ思ってきます。
しかも3大疾病で懸念となるのはいつも話をしていることですがいわゆる『所定の状態』というやつです。約款を読んでみると『手術』という文言を確認することができます。
この手術や入院という文言のない3大疾病団信は生命保険でも出るとか出ないとかの話題になるくらいですから団信となるともっと不安がよぎりますね。
2つシミュレーションしてもSBIの方がいいように見えます。では楽天銀行には勝ち目がない戦いなのでしょうあ。最後に40歳以上の100%シミュレーションをみてください
40歳以上だと楽天銀行に軍配
40歳未満の方だとこの2つの銀行の比較では住信SBIネット銀行に軍配が上がるという結果でしたがそれでは40歳以上のお客様だとどうでしょうか。
40歳以上だと楽天銀行の方が圧倒的に数字が良くなります。その理由はSBIが40歳以上だと上乗せ金利が大きくなるからです。
金利での2つの比較では楽天銀行の方が安くなるのでそれに加えて手数料も安いことから差が生まれてきています。40歳以上で100%を選ぶなら楽天銀行も悪くないのではと感じます。でも団信での差はあります。
住宅ローンを学んでいる方はこのあたりで気がつくことがあると思います。そう、もう1つ比較のシミュレーションはしないまでも『ん?』と思うような事実があることに気がつくかと思います。
ここまで書くと長くなりますので今回はここまでとします。もしこの2つの銀行でマイホームを購入したいと考えている方は参考にしてみてください。自分ではできそうもないと思った方はご相談ください。
ネット銀行を自分でやるのは大変ですよ!
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