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育休中の住宅ローン審査
マイホームを購入しようというときに育休中だと住宅ローンの審査に影響がありますかと聞かれます。もちろん育休中ということは復帰が大前提ではありますがローンの審査ができないということはないです。そのかわり審査に必要な必要書類が銀行によって違います。今回は育休中での住宅ローンで審査をスムーズに通す方法です
銀行のよって対応が違う育休中の住宅ローン
妊娠、育休による住宅ローン審査は結構ありますがそれを理由に不利になったことはありません。今も2件ありますがどちらも普通に審査は通っています
ただし銀行によって必要書類と対応が違います。今回はこの銀行によってどう違うのかを説明して対応できるようのしてほしいです。
1、源泉徴収票
育休中の場合は源泉徴収票を出す前にその期間を説明しておきます。いつからいつまでの予定かです。これは銀行で必ず聞かれます。
そして源泉徴収票はフルで仕事をしていた1年分のものを出します。昨年は途中から育休なら昨年と一昨年の源泉徴収票の提出になります。
育休から復帰していて昨年の源泉がフルではない場合は復帰してからの給与明細書の提示を求められる時もありますので準備しておきます。
もちろん育休明けは復帰するのが大前提になりますので聞かれたらそう答えてください。
2、産休・育休証明書
現在JA熊本の住宅ローン審査をしていますが本審査の時に提出を依頼されたのが『産休・育休証明書』です。JA側の用紙をもらい勤務先に提出して捺印をもらいました。
この文面の中に復帰後の給料の額を書く欄がありこれを知りたそうでした。職場に持って行く時にここまで書いてもらうようにお願いしました。
このように金融機関によって必要書類が違うものの審査自体には影響がありませんでした。
問題は銀行に行けるのか?
タイミングによっては産後に銀行に行くことになります。例えば本審査までは出産前に終わらせたのですがつなぎ融資の契約の時は出産後になるというケースです。
出産は女性にとっては体調の変化など気を使わないといけない時期です。スケジュールを組み時にはできる限り出産前までに金融機関に行くことは済ませておきたいです。
また育休中の場合もお子様を連れて行くのか、という問題があります。預けていくにも親などの都合もあります。このあたりはそれぞれの環境によりますので慎重なスケジュールを組みます。
肥後銀行の住宅ローンを使う理由
審査上の問題があるのは承知の上でできれば奥様に負担ができる限り少ない銀行を選んだ方が不確実性が少なくて済みます。
例えば当オフィスでは妊娠中や育休中の場合は肥後銀行の住宅ローンを使うようにしています。その理由は本審査の後にすぐに金銭消費貸借契約が来るので出産で体調が良くなくても審査が終わっているからです。
またすぐに金銭消費貸借契約となるのでつなぎ融資を使わずに振込で対応しますので奥様が銀行に行く機会が少なくなるからです。
旦那様が振込伝票と通帳、通帳印を持参すれば着工金、中間金の支払いができるので奥様への負担が少なくなります。ここまで気を使った方がいいのではないでしょうか
もちろんネット銀行の場合も同様です。
育休でも審査には影響はない
結論は育休中でも通常の審査と変わらない結果となります。ただ必要書類が銀行によって違いますので自分でやる場合はあらかじめ確認してください。当オフィスでは私が確認しています。
主さんと同時に新居は夢があって素晴らしいことです。あとはマイホームのデザインや設計に全力を傾けて住宅ローンは当オフィスでやります。
その方が家作りはいまく行くはずです。
永野FPオフィスの住宅ローン相談
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