ムダのない公務員の保険設計
当オフィスのお客様は7、8割が公務員となっておりあとは医師、上場企業社員、自営業者となっているため必然的に公務員の制度に触れることになります。
住宅購入する前にライフプランを作成するのですが残念ながら多くのお客様が上手に共済を利用していないように思います。
上手に利用するとはどんな状態のことをいうのか。それはやはり『3つの要素』を考えた設計ということになります。3つの要素とは何か
1、ライフプラン作成
2、短期共済の附加給付
3、団体信用保険
ムダな保険とよくいいますがそれは1にも2にもお客様の家計サイズにあっていない保険ということが言えます。そう考えるとライフプランを作成した上での教育資金や老後資金を考えた設計をするべきではないでしょうか
今回の3の団体信用保険が充実している熊本での公務員の保険設計はどうするのがいいのを考えてみます。
無視できない団体信用保険の存在
最近公務員の方のマイホーム相談が大変増えています。今までは住宅ローンと言えばハウスメーカーの提携ローンである肥後銀行で契約していました。
きっと今でもそういう人が多いことでしょう。ですが事実公務員の方からの住宅ローン相談が増えているのです。これは何を意味するのか。そう、本当の情報が行き渡り始めている証拠です。
自分の住宅ローンはハウスメーカーが決めるのではなく自分で探すんだ。そんなことを考えている人が多くなっているのです。とてもいい傾向です。
なぜいい傾向なのか。それは保険での失敗と比較すればいいのではなくでしょうか。保険の見直し相談をしたあとにお客様はよくこんなことを言っていました。
『もっと早く知っていれば損しなかったのに。知らないって損なんですね。』
最近の熊本の住宅ローンは団体信用保険がとても充実しています。例えば熊本銀行の住宅ローンの団体信用保険はこうなっています。(H29、9月現在)
1、死亡時に弁済 2、悪性新生物になったら弁済 3、悪性新生物になったら一時金100万円 4、上皮内がんになったら一時金30万円 5、本人、配偶者ともに入院したら一時金10万円 6、住宅ローンの月の支払日に入院していたらその月は支払いなし
ここまで充実していたら保険設計に使わない手はないと思うのですがいかがでしょうか。肥後銀行との比較でも熊本銀行の団体信用保険は充実しているのです。
あと足りない分は何でしょうか。こういった視点で公務員の場合保険設計をしていきます。
共済を考える前に附加給付を確認
公務員の方に話を聞いてみると未だに保険屋さんが勤務先に出入りしているようです。個人情報は大丈夫なのかと言う話は置いといて出入りの民間の保険会社に加入している方も多いのが現実です。
公務員の保険を考える時には必ず短期共済の附加給付を加味することが必要なのですが残念ながら知らない、または聞かされていない人が多いようです。
この中で附加給付という項目をみてください。
たとえ入院したとしても治療代はあまりかからないことがお判りいただけるかと思います。
こういった制度を利用して保険設計すれば最後の共済の保険料の安さがより生きてきます。反対に加味していないと費用なほど取り巻きの保険屋さんに保険を進められて加入することにもなりかねません。
保険でさえも自分で考える時代なのです。もしくは信用できる人にみてほしいとして有料で相談する時代なのです。だから当オフィスに相談に訪れるわけです。
ここまで考えてようやく共済の出番となるのです。いかがでしたでしょうか。